県立西宮：関関同立に受かるのは当たり前？

兵庫県内、西宮市内で偏差値60である県立西宮高校。県西といえばかなり賢い！！というイメージの方も多いのではないでしょうか？

「県西なら関関同立なんて余裕でしょ？」そう考えている人も多いはず。しかし、実際そうなのでしょうか？

なので、今回はそんな県立西宮から、どれくらい割合が関関同立に合格しているのかを考察していきたいと思います。

県立西宮高校から関関同立合格は余裕！？！？

県立西宮の合格実績

まずは、実際の県立西宮の過去3年の合格実績を見てましょう！今回は県立西宮高校のHP参照しました。

以下は関関同立の合格実績と関関同立よりも偏差値的に高い国公立大学や早稲田大学の合格者数の数値です。

この表だけ見れば「関関同立以上に合格するのが当たり前」のように見えます。

数字に騙されないで…

実際、関関同立の合格者だけで平均292名です。ここに国公立大学に合格している生徒を入れれば、なんと300人を優に超える数字になります！！

しかし、これはおかしくないでしょうか？なぜなら、県立西宮高校の1学年の生徒数は約300人だからです。

もちろん、浪人生も含めている数字になるので、300人を超えていてもおかしくありません。ただ、関関同立と国公立の数字を足すだけでも400名近くいます。つまり、この数字を鵜呑みにすると、県立西宮は毎年100名以上の浪人生を出しているということになります。

しかし、それはおかしいですよね？では、なぜこのような数字になるのかお伝えします。

騙されてはいけない！？合格実績の数字の見方

各高校は合格実績をHPで公開していると思います！しかし、騙されないでください！！

合格実績と書いていれば、実合格者数（実際に合格した生徒数）のように感じると思います。しかし、実際は延べ合格者数（生徒全体の総合格数）を掲載してます。

延べ合格者数がわかりにくい方のために簡単に説明しますね！

例えば、生徒Aがいるとします。その生徒Aは同志社大学と関西大学に合格しました。なので、合格者としては2名と換算する。これが実合格者数の数え方です。

しかし、延べ合格者数の場合は違います。生徒Aは複数日程を受験していて、同志社を3日程、関西大学を4日程合格しています。その場合、同志社3名、関西大学4名に換算してしまうのです。

つまり、実際に合格している生徒数よりも、合格者数の数が多く見えるようになっているのです。

実際に県立西宮で関関同立に合格している割はどれくらいなのか

正直、実際に関関同立に正確に何名出ているかわかりません。

しかし、予想をすることは可能です。なので、今回は簡単な予想の仕方をご紹介します。

その方法とは、「合格者数の数字を3〜4で割る」です。

なぜ、その数字で割るかというと、関関同立入試において、合格する子は約3〜4日程の合格をしてくるからです。また、同志社志望の場合は関西大学、関西学院大学と併願していることが多いです。なので、関西大学と関西学院大学の数字には同志社大学の合格者数が含まれている可能性が高いでしょう。

そう考えると実際の県立西宮の合格者数は以下の通りになります。

結論

県立西宮から関関同立に合格できるのは、上位50〜60名のみです。

つまり、県西生であっても簡単に合格するのは難しいということです。

また、これは国公立と併願している生徒も含めるため、関関同立を第一志望にして合格をするのは、第一志望のうちの上位30名程度であると考えてもいいと思います。

県立西宮から関関同立にどうしても行きたいならマナビズムへ

県立西宮の生徒で合格ができない子の多く理由は、「本腰を入れて勉強を始める時期が遅い」ということです。そして、何からしていいか分からず、塾の授業だけを受けて受験に行ってしまう。

そんな計画性がないまま進んでも大学受験が合格できません

「何からしていいか分からない」「いつまでに何を終わらせればいいのか」が知りたい方はマナビズムの無料受験相談に申し込んでみてほしいです。合格までにどんなことをしていくかを、一緒に相談しましょう！！

また、校舎の雰囲気をInstagramで投稿してます。こちらもぜひご覧ください。

YouTubeでも受験情報配信中です！必ずご覧ください。

マナビズムチャンネル

関関同立ラボ

早慶MARCラボ