【赤本はいつから?】関関同立志望者必見!効果的な赤本の使い方とタイミングを徹底解説
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こんにちは!マナビズム草津校です!
大学受験といえば欠かせないのが「赤本」。
志望校の過去問をまとめた定番教材ですが、「赤本っていつから始めればいいの?」
「解くだけで合格できるの?」といった疑問を持つ受験生は多いです。
今回は、関関同立志望の受験生向けに、赤本を始めるベストタイミングと効果的な使い方を、詳しく解説します。
また現在、もし少しでも受験に関して不安がある、勉強法が分からないといった
悩みを持っている人がいましたらいつでもマナビズムの無料受験相談にお越しください!
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では本編です!
1. 赤本はいつから始めるべき?
まず結論からお伝えすると、赤本を本格的に解き始めるのは8月末〜9月初旬が目安です。
この時期までに基礎~標準レベルの問題集を一通り終え、ある程度の得点力が身についている状態が理想です。
なぜなら、赤本は過去問集なので、基礎が固まっていない段階で取り組んでも「解けない→自信を失う」という悪循環になりがちだからです。
- 8月末〜9月初旬:第一志望の大学の過去問を1年分解く
- 9月〜10月:第一志望+併願校の過去問を年1回ペースで解く
- 11月以降:第一志望の過去問を毎週、併願校を隔週などで解く
つまり、夏の終わりに一度「模試感覚」で解き、秋以降に本格的な演習へ移行する流れが王道です。
2. 赤本の正しい使い方
赤本の目的は「問題に慣れる」ことだけではなく、出題傾向や解答の作法を理解し
合格最低点を安定して超える力をつけることです。
そのため、正しい使い方が重要になります。
ステップ①:時間を計って本番形式で解く
最初の1回目は練習ではなく模試のつもりで取り組みましょう。
本番の制限時間に合わせ、静かな環境で解くことで、時間配分や緊張感に慣れる練習になります。
ステップ②:採点・合格最低点と比較
解き終わったらすぐに採点を行い、合格最低点との差を確認します。この時点で合格最低点を上回る必要はありませんが、現状の立ち位置を把握することが大切です。
ステップ③:徹底的な復習と分析
赤本の価値は「復習」にあります。間違えた問題はもちろん
正解したが根拠があいまいだった問題も洗い出し
なぜ間違えたのか・どうすれば防げたのかを分析します。
具体的な分析ポイント:
- 出題分野の傾向(毎年似たテーマが出るか)
- 時間切れになった大問はどこか
- 記述・選択・和訳など、形式別の弱点
3. 赤本をより効果的にする勉強法
ただ赤本を解くだけでは、効率は半減します。
以下のポイントを意識すると演習効果が飛躍的に高まります。
① 並行して参考書・問題集を進める
赤本で見つけた弱点は、そのままにせず対応する参考書や問題集に戻って補強しましょう。たとえば英語長文が苦手なら『ポラリス2・3』や速読系教材、現代文が弱いなら『入試現代文へのアクセス』などを活用します。
② 「過去問ノート」を作る
過去問の復習をただ頭で理解するだけでは、次回に活かしづらいです。
問題番号・誤答理由・改善策を一冊にまとめた「過去問ノート」を作ることで
自分専用の攻略本になります。
③ 年度ごとの傾向比較
同じ大学でも年度ごとに出題傾向は微妙に変わります。
3〜5年分を横並びで比較すると、頻出テーマや出題形式の変化が見え、戦略が立てやすくなります。
4. 赤本を使うときの注意点
赤本を使い始めると、つい「全部解こう」と焦ってしまいますが
効率的な使い方を心がけましょう。
- 基礎固めが終わってから使う:基礎が甘い段階では逆効果
- やみくもに解かない:年度を追うごとに改善点を積み上げる
- 併願校も忘れずに:関関同立第一志望でも、併願校(産近甲龍など)の過去問も定期的に解く
5. まとめ:赤本は「遅すぎず、早すぎず」がカギ
赤本は、関関同立合格のための最重要教材ですが、
解く時期と使い方を間違えると効果が薄れます。
- いつから? → 8月末〜9月初旬に開始がベスト
- 使い方は? → 模試形式→採点→分析→復習を徹底
- 注意点は? → 基礎が固まってから着手し、弱点補強と併用
過去問演習は、ただ解くだけでなく自分の弱点を見つけ、合格点に近づけるための「分析作業」です。
正しいタイミングとやり方で赤本を使いこなし、第一志望合格をつかみましょう!