【完全版!】日本史の勉強法大全!

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「日本史ってどうやって勉強していけば良いの?」というあなたの悩みを全て解決!

こんにちは!

JR草津駅から徒歩1分!マナビズム草津校舎です!
今回は日本史の勉強法を徹底的に解説していきます!
この記事1つで「いつまで」に「何の参考書」を「どのように」勉強したらよいかがすべてわかります!
日本史の勉強方法で悩んでいる方はぜひご一読ください!

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では、本編です!

効率の良い勉強方法

日本史の勉強において最も意識しなければならないことは何でしょうか?
それは
「接触回数」です!
大前提として日本史は暗記科目であるため、効率的のよい勉強を求めるにしても接触回数を増やさなければ成績は上がりません。

一度教科書を読んだだけですべて覚えられるような人は、ごくわずかの天才を除いて世の中にほとんど存在しないでしょう。
普通の人は何回も何回も繰り返し学習することでようやく長期記憶へと落とし込むことができるのです。
「勉強にかける時間が少ないかもしれない」と感じた方は接触回数を必ず意識してくださいね!

ここからは、日本史の勉強時期を初期・中期・直前期の3つのタームに分けて解説していきます!
今の自分がどの時期に当たるのかを確認してご覧ください!

初期(2月~6月)

意識すべきこと

この時期はとにかく全体像の把握を心がけてください!
日本史は暗記科目なので、その膨大な量を暗記するのに時間がかかるのは当然です

例えば、新しいクラスにおける人間関係を思い出してみましょう。
当初はきっと、人の顔と名前を一致させるだけでも一苦労という人がほとんどですよね?!
そんな中、顔と名前だけでなくその人のプライベートな情報まで教えられても覚えきれるわけがありません。

これは、日本史の勉強においても同じことが言えます。
2月~6月の時期はおそらく、大学受験に向けた日本史の勉強はほぼ初めてといっても過言ではないでしょう。
そんな中で、歴史上の人物の細かい知識まで覚えてしまっても情報過多になってしまいます。
とりあえず覚えたとしても後で抜けてしまいまた覚え直す羽目になるでしょう。

なので、この時期は膨大な日本史の全体像を把握することを意識し、語句暗記の土台を作りましょう。

勉強時間・方法

まず、1日の勉強時間について話していきます。
部活を引退している人であれば2~3時間を目安に考えましょう。
引退していない人は「毎日最低30分は日本史の教科書を読もう!」という意識で勉強してください。

次に勉強量についてです。
上記の時間の中で1週間で30ページ〜40ページ程度、教科書を繰り返し読んでいきましょう!
山川出版の教科書は約400ページあるため、週に30ページこなした場合は13週間、40ページこなせた場合は10週間で全体像を把握できます。

読む際に意識すべき点は主語と述語、そして太字の部分です。
教科書は歴史において特に重要な部分のみ太字となっています。
「誰が何をしたのか」「その時代において重要な人物は誰か」「どの出来事が重要なのか」を太字部分を中心に把握しましょう!

余裕のある方が使う参考書

余裕がある場合は、一問一答の参考書を使ってアウトプットを行い知識の定着を計ってください。
おススメはこちらの2つです!

  • 『山川 一問一答日本史』(山川出版)★2レベルを中心に暗記
  • 『日本史B 一問一答完全版』(東進ブックス):★3・★2レベルの語句を中心に暗記

中期(7月~11月)

中期では、初期に捉えた知識の定着と肉付けを意識して勉強を進めていきましょう!

使用するもの

必須

  • 読み物系の参考書
  • 一問一答系の参考書
  • 演習系の参考書
  • 過去問(10月・11月~)

余裕のある人、立命館・同志社大志望

  • 資料集

では、それぞれの参考書の使い方を説明していきます。

まず、読み物系の参考書インプット用の参考書として使いましょう。
これらは自分で決めた期間内に全範囲を1周することを意識して下さい。
もちろん早く終わらせることができると新たにもう1周追加できるので、「何周すべきか」を考えるのではなく「できるだけ多く周回する」という意識で取り組んでください。

また、一問一答系の参考書アウトプット用の参考書として使うようにしてください。
この時期に暗記すべき用語のレベルは山川出版・東進ブックスともに★1までです。

中期は、読み物系・一問一答系で得た知識が本当に定着しているのかを演習系の参考書で確認していきます。

大事なこと

そして、この時に一番大事なのが「一元化」です。

一元化とは、知らない用語・知識をひとつのものに集約することです。
演習系の参考書を進めていると、読み物系の参考書や一問一答には載っていない知識がたくさん出てきます。
それは、設問に載っている場合もあれば、解答解説に載っている場合もあります。

一元化の目的は「復習するときに、読み物系の参考書に目を通せばすべて確認できる」という状態を作るためです。
これにより復習効率が格段に上がり、色々な参考書を往復するという無駄な工程を省くことができます。

ですがら、新たに得た知識は全て読み物系の参考書に一元化するようにしましょう!

一元化の効果

一元化の効果が最も発揮される内容は過去問からの情報です。
10月頃からは周回途中であっても週2ペースで過去問の演習を入れていくのが一般的です。
ここで解く過去問は、関関同立志望の場合は産近甲龍レベルの過去問です。
認識として、扱う過去問は「第二志望の大学」または「すべり止めの大学」で問題ありません。

もちろんですが、過去問には実際に出された問題がそのまま載っています。
なので、過去数年分の問題に触れることで「大学受験ではこの知識が出題されるのか
」という感覚が養われていきます。
演習系の参考書でもその感覚はある程度つかむことができます。
しかし、参考書の問題は過去問の一部抜粋だったり、改題されていたりすることが多いです。
なので、情報の質は過去問が一番いいと言えます。

11月以降

11月からは第一志望大学の過去問を演習していきます。
ここでも知らない知識の一元化は継続するようにしてください。

過去問の傾向によっては、手を出すべき参考書が変わってくる場合もあります。
特に立命館・同志社大は問題の難易度が高いため、資料集にも目を通し「写真を切り取って読み物系の参考書に貼る」や参考書以外の知識まで全て一元化するといった行動が必要になります。

この一元化は演習系の参考書からだけではなく、一問一答の知識で読み物系の参考書に載っていない知識も同様にまとめていくことをおすすめします。

注意点

この時期は公募推薦の勉強を並行して進めなければならないので、日本史の優先順位を下げてしまう人がいます。
しかし、一度原点を振り返って考えてみましょう。あなたの志望校はどこですか?
おそらくこのブログを見てくれている人は「関関同立に合格したい」という人が大半だと思います。
であれば、公募を引き合いに出して最終目標に向けた勉強をおろそかにするのはナンセンスであり、目標を見失っていると言わざるを得ません。

中期の日本史の勉強は英語の次にやるべき科目として進めていきましょう。

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直前期(12月~受験本番)

直前期は中期までに暗記した語句を忘れないようにしつつ、さらに暗記量を増やしていくことを意識しましょう。
また、この時期には過去問の演習を必ず入れてください。
その際、最低でも週2~3題は解くようにしましょう。

ポイント

直前期の日本史の勉強法は「可能な限り多く周回する」ことです。
実際に僕が去年担当していた生徒は1週間で教科書を1周するペースで勉強をしていました。
このペースが1番理想的と言えますし、その為の下地は中期までで十分積めています。
後はさらに知識の質を向上させ、志望大学に特化した対策を行う時期です。

また、一問一答は★なし、東進ブックスの場合は「ハイレベル」の部分まで余すことなく暗記していきましょう。
日本史において暗記量はそのまま点数に直結します
ここまで頑張ってきたあなたならきっとラストスパートを走り切れるはず。
最後の1秒まで絶対にあきらめることなく全力を出し切ってください。

入試期間中

関関同立入試は例年、関西大学の2月1日の日程から始まり、同志社大学の2月10日の日程で前期日程が終了します。
この期間にも日本史の勉強は絶やさないでください。
上述した通り、日本史は暗記量=点数です。

入試期間ならではの勉強法

ただ、入試期間中だからといって闇雲に勉強していては効果が発揮されません。
例えば、2月1日の入試で飛鳥・奈良時代の中央集権体制に関する内容が出たとします。
そうなると、次の2月2日にも中央集権体制の問題が出題されると思いますか?
もちろん、可能性は0ではないですが、出される確率はかなり低いです。

なので、入試期間中は前日に出題されたテーマ以外の範囲から優先的に勉強することを意識しましょう。
実際に筆者はこの考えに沿って入試期間中も勉強し続けて合格しました!

試験後に勉強するなんて考えられないという人もいるでしょうが、この時期までの努力を「しんどいから」という理由で無下にするのはもったいないと思いませんか?
この時期は受験勉強終了まであと秒読みといった段階です。
最後のひと踏ん張りを忘れないでください!

おすすめの参考書

最後に、ここまで出てきた参考書とその他のおすすめ参考書を載せておきます!

読み物系

『詳説日本史B』(山川出版

学校でよく配られる日本史の教科書です。
誰かの視点に立つことなく全てをできるだけ中立の立場から書いているため、内容が抽象的になりがちです。
日本史が苦手な人は初期の段階では違う参考書から進めていくのもおすすめです。
中期以降は教科書をできるだけ使っていくようにしましょう。

 

『一度読んだら絶対に忘れない日本史の教科書』(SB Creative)

こちらは筆者一押しの参考書です。特徴は文章の構成です。
時代ごとに主語を固定しながら記述していくことで視点がぶれることなくスラスラと読むことができます。
また、1冊完結型なので、これさえあれば日本史の全体像がわかります。
初期の段階で一気に全体像をつかむのであればこちらを使うことをおすすめします。

 

『石川日本史B 講義の実況中継』(語学春秋社)

通史4部、文化史1部の全部5部構成となっています。
教科書よりも詳しい内容を著者が語り口調で話してくれます。
また、オーディオブックもついていて、寝るときや移動中に聞くことも可能です。

 

一問一答系

『山川 一問一答日本史』(山川出版)

教科書の内容に準拠しており、語句のアウトプットがスムーズに行うことができます。
また、教科書の順番通りに書かれているので、語句の暗記を行いなが、流れを把握するという使い方も可能です。
初期~中期の定着を測るタイミングではかなりおすすめです。

 

『日本史B 一問一答完全版』(東進ブックス)

山川出版との違いは語彙数と語句の並び方です。語彙数は圧倒的にこちらの方が多くなっています。
しかし、山川の教科書と語句の語順が異なるので、一問一答でアウトプットする中で「え、ここ教科書になかった…」という事態もしばしばあります。
しかし、これは初期~中期に扱った場合に起こりうる事態なので、直前期には全く問題になりません。
こちらの参考書は直前期に「一気に暗記量を増やすんだ!」という方におすすめです。

 

演習系

『イチから鍛える日本史 入門編』(Gakken)
『イチから鍛える日本史 必修編』(Gakken)

暗記したものが本当に実用的な知識になっているのかを確認するのに最適です。
語句レベルは基本語句がほとんどなので、問題の正答率が土台の完成度といえます。
間違った問題を中心に復習していくことで苦手分野を効率よく把握し補填することができます。

 

『日本史問題集 完全版』(東進ブックス)

こちらの参考書では正答率はそれほど気にしなくても問題ありません。
どの分野の問題が得意でどの分野の問題が苦手なのかを確認し、一元化という流れで語句の暗記量・質を上げていくという使い方がおすすめです。

 

『関関同立大日本史』(河合出版)

この参考書は直前期におすすめです。
過去問と違って解説が細かく、教科書には書いていていない知識もしっかり載っています。
それらの一元化により過去問の点数アップを目指してください。
上記と同様にここでの正答率はあまり気にしなくても問題ありません。

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まとめ

いかがでしたか??
ここまで日本史の勉強を詳細に解説してきました!
ですが、これらを1人でこなすのは正直大変だと思いませんか??

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最後までご覧いただきありがとうございました!

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