【2025年最新版】産近甲龍の難易度・倍率が大変化?志願者数の推移と問題傾向から徹底分析!
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こんにちは!マナビズム草津校です!
受験生の皆さん、志望校選びは順調ですか?
関関同立の滑り止めや、実力相応校として人気の「産近甲龍(京都産業大学・近畿大学・甲南大学・龍谷大学)」は、ここ数年で志願者数や難易度が大きく変化しています。
今回は、2025年度の最新入試データをもとに、「産近甲龍の難易度・倍率がどう変わったのか?」を詳しく解説していきます。
志望校選びや平願校の戦略に役立つ内容となっていますので、ぜひ最後までご覧ください!
また現在、もし少しでも受験に関して不安がある、勉強法が分からないといった
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では本編です!
志願者数の増減が「難易度」のカギ!
入試の難易度は「問題の質」だけでなく、「倍率(=志願者数÷募集人数)」にも大きく左右されます。
志願者数が増えれば倍率も上がり、合格最低点も高くなりがち。
一方で、志願者が減れば倍率も下がり、入りやすくなる傾向にあります。
2025年度の産近甲龍では、4大学すべてで志願者数が増加し、
全体的に“難化傾向”が見られました。
特に目立ったのは甲南大学で、前年比131%と驚異の伸びを記録。
人気の理由や今後の対策ポイントについて、以下で大学別に詳しく見ていきましょう。
【大学別】2025年度 志願者数の推移と倍率傾向
① 京都産業大学(共産)|前年比100%|難易度:安定
まずは京都産業大学。全体の志願者数は7524名(前年比100%)と、前年とほぼ横ばいでした。
しかしながら、経済学部(前年比115%)、**国際関係学部(114%)**など、一部の人気学部では倍率上昇が確認されました。
つまり「大学全体では変化なし」でも、「学部によっては確実に難化している」点は見逃せません。経済・国際系を狙う人は要注意です。
② 近畿大学(近大)|前年比105%|難易度:高まる実感あり
志願者数は6万4137人と、相変わらずマンモス校ぶりを発揮しています。
前年比で105%の増加。特に増えたのは法学部(174%)、**経営学部(132%)**で、これらの学部は倍率・難易度ともに急上昇しました。
出題傾向のバラエティさ(空所補充・会話文・知識問題)が、対策の難しさにつながっているようです。
③ 龍谷大学(流国)|前年比107%|難易度:やや上昇
全体の志願者数は2万7604名(前年比107%)と、前年よりしっかり増加しました。
特に人気が集中したのが法学部(139%)、国際学部(121%)、**社会学部(121%)**と、文系の花形学部でした。
龍谷大の特徴は「問題傾向が素直で、取り組みやすい」という点で、
関大や同志社との相性もよいとされています。
倍率上昇はあるものの、対策しやすい大学という印象は変わりません。
④ 甲南大学(甲南)|前年比131%|難易度:急上昇
2025年度の志願者数は9917名で、前年の7561名から大幅増(+2356名)。
全学部で志願者が増加し、「知能情報学部」を除きすべて前年比100%以上を記録しました。
難化の理由には、日程や方式の変更(後期の廃止など)も影響しており、「受けやすくなった=人気が集中した」という構図。
今後さらに倍率が高まる可能性があるため、油断できない大学です。
難易度は「自分との相性」で決まる!
ここまで志願者数から倍率の上昇を見てきましたが、実際の“解きやすさ・難しさ”は、個人の得意・不得意に左右されます。
例えば:
- 共産・流国:長文中心で、読解力が強い人向け
- 近大・甲南:空所補充や文法、語彙など“知識系”問題が多め
つまり、あなたの目指す「関関同立」の問題傾向と、どの産近甲龍が似ているかを軸に平願戦略を立てるのが重要です。
受験戦略に役立つワンポイント
- ✅ 関大・同志社の滑り止めに相性が良いのは:甲南・龍谷
- ✅ 関学・立命の滑り止めに相性が良いのは:京都産業・近大
- ✅ 「志願者数=人気=倍率上昇」なので、倍率のデータは常にチェック!
- ✅ 志望校の傾向を分析したうえで、滑り止め校を選ぶことが合格への近道
まとめ|2025年、産近甲龍は“全部上がってる”!
2025年度の入試を通して明らかになったのは、
産近甲龍すべての大学で志願者数が増加し、難易度もUP傾向にあるという事実です。
特に、法学部・国際学部・経営学部といった人気学部では、
前年比120%以上の伸びを記録したところもあり、しっかりとした対策が不可欠です。
それでも「自分に合った出題傾向」を見極め、戦略的に受験校を選べば、
合格の可能性は大きく広がります。関関同立志望の方も、産近甲龍を侮らず、
情報を味方にして、受験戦略を磨いていきましょう!