【関関同立志望】6月で偏差値50未満…それでも逆転合格は可能?
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6月に入り、模試の結果が返ってきた頃。「偏差値50に届かなかった…」「関関同立なんて無理かも」と落ち込んでいる人も多いのではないでしょうか。
 でも安心してください。
結論から言えば、6月時点で偏差値50未満でも十分に間に合います。
今回は、偏差値が思うように伸びない受験生が“今から逆転するためにやるべきこと”を
分かりやすくまとめていきます。
また現在、もし少しでも受験に関して不安がある、勉強法が分からないといった
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では本編です!
偏差値50未満でも間に合う理由
「模試の偏差値に一喜一憂する必要はない」と断言できます。何故か。
 なぜなら、6月の模試はまだ“基礎力”が固まりきっていない段階だからです。
特に共通テスト模試などは、試験範囲が広く、現時点での完成度を正確に測るのは難しいもの。
大切なのは、今の偏差値よりも「どれだけ正しい勉強法で基礎を固めていけるか」という点です。
 つまり、今の数字は“過去の勉強の積み重ね”であり、“これからの努力”とは関係がないのです。
模試の点数ではなく「理解度」で見る
強調したいのは、「点数」ではなく「理解度」を見ること。
 例えば英語なら、「なんとなく読めた」ではなく、文法構造を正確に理解できているかが大事です。
 日本史や世界史でも、単語を丸暗記するのではなく、「なぜその出来事が起きたのか」という因果関係を説明できるかを意識することが必要です。
模試の点数が上がらないのは、単に知識が定着していないだけでなく、“理解の浅さ”が原因になっていることが多いのです。
今からやるべきは「逆算型学習」
6月以降の勉強で最も重要なのが、「志望校からの逆算学習」です。
 つまり、「関西大学法学部に合格するために、8月末までにこの参考書を終わらせる」「11月までに過去問5年分を分析する」といった具体的な到達目標を決めて、逆算して行動することです。
逆算ができないと、毎日の勉強が「とりあえずやってる」状態になりがちです。
 それでは、どれだけ時間をかけても結果にはつながりません。
 逆に、正しい順序と計画で勉強を進めれば、6月〜8月の3か月で一気に偏差値10〜15アップも可能だといいます。
「量」だけでなく「質」にこだわれ
「多くの受験生は量だけを意識して、質が伴っていない」人、多いです。
 確かに、毎日10時間勉強していても、やり方が間違っていれば伸びません。
 たとえば、英単語を“眺めるだけ”で終わっていたり、過去問を“解くだけ”で復習しない人は多いでしょう。
重要なのは、「なぜ間違えたのか」「どんな知識が不足していたのか」を分析して、
次に活かせる勉強に変えること。
 つまり、勉強を“作業”ではなく、“思考”に変える意識が必要なのです。
成績が伸びない人の共通点
成績が伸びない受験生に共通する特徴として以下の3つが挙げられます。
- 自分の計画を「正しい」と思い込んでいる
 → 他人のアドバイスを受け入れず、我流で進めてしまう。
- 「やっているつもり」で終わっている
 → ノートまとめや復習をしても、理解が深まっていない。
- 目的が曖昧なまま勉強している
 → 何を・いつまでに・どうやるかが決まっていない。
この3つを避けるためには、客観的に自分の勉強を見直す視点が必要です。
 重要なのは“誰かに見てもらいながら軌道修正すること”です。
講師の実体験:「正しいやり方」で劇的に変わる
私自身も、高2の3月までは成績が伸びずに悩んでいました。
 しかし、“正しい方法”を意識して勉強法を変えた途端、夏には模試で学年2位を取るまでに成績を伸ばせました。
このエピソードが示すのは、「やる気」だけでなく、「方向性」がいかに大切かということ。
 どれだけ頑張っても、間違った方向に努力していれば、結果は出ません。
 逆に、正しい方向に努力できれば、わずか数か月で劇的に成績を伸ばすことができるのです。
夏は“受験の天王山”——6月からの行動がすべてを決める
「6月中に正しい勉強法を確立できるかが勝負」です
 7月や8月から本格的に動き出しても、間に合わないことはありません。
 しかし、6月のうちに“勉強の方向性”を定めておくことが、夏以降の伸び方を左右する最大のポイントです。
偏差値50未満でも、6月から本気で取り組めば関関同立合格は現実的な目標。
 逆転合格をつかむ受験生の多くは、この時期に正しい軌道修正をしています。
まとめ:まだ間に合う。大切なのは「今、どう動くか」
6月の模試結果を見て不安になるのは当然です。
 でも、その数字に振り回されるよりも、今から何をどう変えるかに目を向けましょう。
- 偏差値50未満でも焦らなくていい
- 模試よりも「理解度」を意識する
- 志望校から逆算して学習を組み立てる
- 勉強の「量」と「質」を両立させる
- 今のうちに“正しい方向性”を固める
この5つを実践できれば、あなたの夏は必ず変わります。
 偏差値は「努力の結果」ではなく、「努力の方向性」を映す鏡。
 6月は、その“方向”を見直す絶好のタイミングなのです。
 
     
   
                     
                     
                     
         
      