【関関同立】偏差値と受かりやすさのギャップがある学部とは?
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こんにちは、マナビズム草津校です!
今回は、受験生からよく質問を受ける「関関同立の偏差値と受かりやすさのギャップ」
について、詳しく解説していきます。
偏差値はあくまで目安の一つであり、必ずしもその数値が「難易度の高さ」と直結するわけではありません。
では、なぜそういったギャップが生まれるのか、詳しく解説していきます。
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では本編です!
偏差値は絶対的な指標ではない
まず大前提として、私たちマナビズムは“偏差値アレルギー”とも言えるほど、
偏差値だけで大学や学部の難易度を語ることには慎重な立場です。
偏差値は模試の集計結果によって上下する相対的な数値であり、出願者のレベルや受験科目の傾向、募集人数の変化などにより簡単に変動します。
したがって、「偏差値が60だから難しい」「52.5だから簡単」という単純な見方では、
正確な受験戦略を立てることはできません。
大事なのは、その大学・学部で問われる問題の傾向と、合格最低点を上回れるかどうかです。
関西大学の例:意外な偏差値設定
関西大学の文系学部を見てみると、法学部や文学部は偏差値60前後とされていますが、経済学部や商学部は57.5前後に抑えられています。しかし、現場での実感としては逆です。実際、経済学部は他の文系学部と比べて受かりやすいことが多く、昔から「狙い目」とされてきました。
また、関西大学の外国語学部は偏差値60とされていますが、実際は62.5〜65程度の難易度があるように感じられます。これは出題傾向や試験の実施方式によって、実質的な難易度が高まっていることに起因しています。
関西学院大学もギャップが明確に
関学では、人間福祉学部が偏差値50〜55、小学部が52.5〜55とされていますが、実際の合格最低点を比較すると、小学部の方が難しいです。
とくに経済学部が小学部より偏差値上とされているのは違和感があり、過去のデータや指導経験から見ても、経済の方が受かりやすいケースが多いです。
また、教育学部の偏差値が57.5と高めに出ている点も注目ポイントです。
ここ数年で合格点が大きく下がっており、実際にはもっと受かりやすくなっていると感じています。
同志社大学:進学部の偏差値が過小評価されている?
同志社では、進学部が偏差値55とされていますが、実際には経済学部と同等かそれ以上の難易度があるとされています。経済学部が偏差値60となっている一方で、進学部はそれよりもむずかしい印象が強く、偏差値5の差は体感としては大きすぎるというのが正直なところです。
また、同志社の社会学部や法学部、グローバル・コミュニケーション学部などは偏差値62.5とされていますが、特にグロコミや理工系の学部については、実際はそれ以上、65〜70レベルの難易度があると見ています。
理系学部にもギャップがある
文系だけでなく、理系学部でも偏差値と実際の受かりやすさにはズレがあります。たとえば関西大学の建築系(環境都市工学部)は偏差値55程度とされていますが、実際には合格最低点が高く、難関学部として知られています。
さらに、近畿大学の建築も人気が高く、関大と肩を並べる受験先とされています。
偏差値に惑わされない受験戦略を
このように、各大学・学部において「偏差値」と「受かりやすさ」にはズレがあります。そのため、模試の数値やパスナビなどのサイトの情報だけに頼るのではなく、合格最低点や過去問との相性を重視することが、合格への近道になります。
結論:実力と対策がすべて!
偏差値に一喜一憂するのではなく、自分に合った学部、問題との相性、過去問の傾向を見極めて、しっかりと対策を立てましょう。
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関関同立を目指す皆さん、情報に惑わされず、本質を見抜く力をつけていきましょう!
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