【要注意】関関同立志望がしている3つの危険な勘違い
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【要注意】関関同立志望がしている3つの危険な勘違い|
こんにちは、マナビズム草津校です!
今回は、関関同立を目指す受験生がよくやってしまいがちな3つの勘違いについてまとめました。
目指す大学を間違って理解していると、勉強の方向性もズレてしまいます。そんな“危険な思い込み”をしていないか、ぜひこの記事でチェックしてみてください!
勘違い①「サブキャンパスなら受かりやすい」
「同じ大学でもサブキャンパスの学部は倍率も低くて入りやすいから、そこを狙えば楽勝でしょ?」
これは10年以上前の話です!
昔(10〜15年前)は、たしかに関西大学の総合情報学部(高槻キャンパス)や
立命館のBKCなど、サブキャンパスの学部は本キャンパスよりも合格最低点が低く
滑り止め的な受け方も通用していました。
しかし、最近は本キャンとサブキャンで合格最低点の差はほぼありません。
問題難易度も上がってきており、「サブキャンだから油断しても大丈夫」は大間違いです。
なので
- サブキャンの学部も「本気で対策すべき対象」と認識する
- 入試情報(倍率・合格最低点・出題傾向)を最新版で確認
- キャンパスよりも「学部内容・出題科目・適性」で選ぶ
これらのポイントを心に止めておきましょう!
勘違い②「関関同立ってちょうどいいレベルでしょ
「難関国公立じゃないし、1年本気でやればなんとかなるっしょ」
このような考え方の人、多いと思います。
ですが、はっきりいって甘く見すぎです。偏差値60は上位15%の実力です。
例えば、全国で大学受験をする18歳人口のうち、共通テストを受けるのは
約半数=50万人。そのうち偏差値60以上を取れるのは約15%=7〜8万人ほどです。
これは、地元の中学で言えば上位3〜8%くらいの子が目指すラインに相当します。
「定期テスト450点ぐらい取ってたから自信ある」なんて人でも、
3ヶ月の詰め込みでは正直間に合いません。
大切なのは
- まずは「簡単ではない」と自覚する
- 偏差値60レベルの大学に届くには「質×量×時間」が必要
- 定期テスト感覚ではなく、入試本番レベルでの勉強を習慣化
この3つのポイントを意識して受験勉強に取り組みましょう!
勘違い③「現役で関関同立無理だったから浪人して早慶を目指せば受かる」
意外と多いのが、「現役で関関同立落ちたから、浪人して早慶目指します!」という人です。
ですが、正直それは距離が離れすぎています。
というのも、早慶と関関同立では入試のレベルや戦略がまるで違うからです。
浪人で早慶を目指すなら、現役時にMARCHや上智レベルに手が届いていた人でないと、
現実的にはかなり厳しい戦いになります。
ですが、「産近甲龍や日東駒専レベルから関関同立を目指す」のであれば、浪人して戦う価値は十分にあります!
浪人をする場合はしっかりと自分と志望校の距離を把握するようにしましょう!
番外編:ワンランク下の過去問で「夏に合格点」が合格への目安
まず、受験勉強を進めるうえで大切なのが、現実的な目標設定です。
前提として
「志望大学の1ランク下の過去問で、夏までに合格最低点を取れるようにする」
というのがひとつの指標になります。
たとえば、関西学院大学を第一志望にしているなら、産近甲龍レベルの過去問で夏までにしっかり合格点を取れるかがカギです。
これは単なる力試しではなく、今後の伸びしろや合格可能性を測るための
戦略的な演習なんです。
この前提も忘れずに受験勉強を進めましょう!
まとめ:正しい自己評価と現実的な戦略で、合格はグッと近づく!
受験において一番の敵は「思い込み」です。
- サブキャンパスだから簡単
- 浪人すれば早慶も狙える
- 今の成績なら3ヶ月で逆転できる
こうした誤解に流されず、「自分の今の実力」「志望校までの距離感」を
正確に見極めて行動することが合格の鍵になります!
最後に
いかがだったでしょうか
今回は、関関同立志望がしている3つの危険な勘違いについてまとめてみました!
もし少しでも受験に関して不安がある、勉強法が分からないといった
悩みを持っている人がいましたらいつでもマナビズムの無料受験相談にお越しください!
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