英語の単語帳は数え切れないほど種類があって、「どれを使えば合格に近づくの?」と悩む受験生も多いはずです。
関関同立の一般入試では、約2000語程度の英単語力が合格ラインの目安と言われています。
実際の合格者アンケートでも、システム英単語とターゲット1900の2択が過半数を占めています。
1. 単語帳選びの大前提
まず押さえるべきポイントは以下の3つです:
結論として、「単語帳選びはまず戦略ありき。どれが合格の正解単語帳かより、自分の受験方針と暗記法に合っているかどうかが大事」と言えます。
つまり、同じ単語帳でも覚え方が合うかどうかで効果が変わるということです。
🟡 最強1冊目の王道:システム英単語(通称シス単)
最もおすすめしたいのが「システム英単語」。
推奨理由は単語の特徴だけでなく「大学受験で本当に出る単語だけ」にフォーカスしているからです。
✏️ シス単の特徴
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約2200語+多義語まで網羅
→ 関関同立レベルには十分な語彙数(実際、合格者人気No.1)
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頻出度順(出る順)に並んでいる
→ 重要な単語から効率良く覚えられる
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ミニマルフレーズ形式
→ 単語単体だけでなくよく使われるフレーズで覚えられる
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多義語のまとめ章が特に強力
→ 同じ単語の意味違い(文脈でどう使われるか)まで意識できる
このように、「単語だけ丸暗記したい」受験生ではなく、入試問題で使いこなせるレベルで覚せる構成になっています。
実際に塾の比較でも「シス単は関関同立・MARCHレベルの基礎固めに最適」と評されています。
🟡 2番手として強い:ターゲット1900
次に人気の単語帳が「ターゲット1900」。
シス単と並ぶ定番で、こちらは別の強みがあります。
✏️ ターゲット1900のメリット
逆に言えば、シス単と比較して「一語に対する詳細情報(語法・フレーズ・類義語)」は少なめで、英語4技能(英検・TOEIC)の語彙にも一部対応している作りになっているので、一般入試に特化しすぎないという特徴もあります。
「ターゲットは受験でも使えるけれど、語彙の範囲が少し広め(民間英語試験意識)になっている」と言えます。
📘 その他の単語帳・活用法の紹介
他にもいくつかの参考書が挙げられますが、どれも上記2択の補完役です。
📍 ストック / リープ系
いわゆる「効率系」「頭の使い方で覚える」タイプの単語帳で、暗記が苦手な人向け。
長文や音読をしながら語彙を定着させる設計になっています。
📍 音読系・高速暗記型
音読中心・スピード重視の参考書もあります。
これは単語帳のメイン教材として使うよりも、2冊目・スペシャル強化用として有効です。
🎓 単語帳選びの「本質」:戦略×覚え方
ここまで本の特徴を紹介しましたが、大切なのはこういう視点です
「どれを使うか?」の前に、
自分の受験戦略を明確にしておくべきである。
単語帳は戦略の道具で、ただ人気だから使うだけでは足りない。
自分の覚え方(暗記法)に合っているか、試験形式に合っているかを重視する。
つまり、
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一般入試だけなのか
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英検やTOEICも視野に入れるのか
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音声・フレーズ重視で覚えたいのか
によっておすすめは変わります。
例えば「例文と音声で覚えたい」ならターゲット系、
「入試頻出表現まで意識したい」ならシス単が強い、といった具合です。
まとめ:単語帳は「選ぶ」より「使いこなす」
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関関同立など私大一般入試では約2000語の語彙が基本線
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システム英単語は標準〜最も強い1冊として定番
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ターゲット1900は初心者でも入りやすく、例文・アプリ補助あり
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他の単語帳は補完用・2冊目として使うのが効果的
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何より大切なのは「単語帳そのものより自分の暗記法・戦略」
英単語帳は合格のための単なるツールです。
単語帳を使いこなす暗記法と、志望校の傾向を知る戦略がそろって初めて合格に近づきます。