【高1,2生必見!】現高2生から変わる!共通テストの変更点とは?!
更新日: (公開日: ) BLOG
「学習指導要領の変更に伴い、共通テストが新しくなる?!」
新高1,2生の皆さんご存じでしたか?
こんにちは!
JR茨木駅から徒歩5分!マナビズム茨木校舎です!
「また何か変わるのか…」とうんざりしている方も多いかもしれませんが、入試改革はまだまだ続いています。
この記事では、主に理系科目における共通テストの変更点と勉強で意識すべきことについて徹底解説しているのでぜひご覧ください!
※この記事では理系科目を中心に取り扱っています。文系科目についてはコチラ!
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では、本編です!
新学習指導要領
理系科目についていくつか変更があるのでまずはそれを見ていきましょう!
数学
従来までとは各教科で学ぶ内容が変更されています。
大きな変更点としては、「数学C」が約10年ぶりに復活したところです!
現数学Bのベクトル、現数学Ⅲの平面曲線と複素数に加え、「数学的な表現の工夫」として行列や工夫された統計グラフ、離散グラフを学習することになります。
以下は細かい変更点になります!
- 数学Ⅰ
データの分析で習っていた「四分位数」が中学範囲に移行し、新たに「仮説検定の考え方」を学ぶようになりました。また、現数学Aの有限小数、循環小数が加わります。 - 数学A
従来数学Bの範囲だった期待値が加わりました。また、「整数」が「数学と人間活動」という名前に変更されました。 - 数学B
ベクトルが数学Cに移行しました。
まとめると以下のようになります!
情報
「副教科の情報が変わったところで何か影響があるの?」と思ったそこのあなた!
関係大ありですよ!
なぜかというと、共通テストの受験科目に「情報」が加わったからです!
こちらの変更点は以下のようになります!
- 従来:「社会と情報」「情報の化学」
情報の特徴と情報社会、それを支える情報技術について理解し、それらの問題点について発見と解決を図る。 - 改定後:「情報Ⅰ」「情報Ⅱ」
従来の学びに加えて、プログラミングやデータサイエンスを学ぶことで、情報技術を活用する力、コンテンツを創造する力も育んでいく。
(参考)
現行共通テストからの変更点
全体
国公立大学を受験するうえで避けて通れない共通テスト。
現行共通テストで問われている「思考力・判断力・表現力」の方針に変わりはありません!
現在は国語・数学・英語・理科・社会の5教科でしたが、新共通テストでは情報を追加した6教科の受験が必須になります。
ですが、合否判定に情報は用いないと宣言している大学(北海道大や徳島大学)や、配点を減らすという方針の大学(筑波大学など)もあり、各大学によって対応は様々です!
自分の志望校の動向は必ず見守るようにしておいてください!
数学
多くの国公立大学では、「数学Ⅰ・A」「数学Ⅱ・B・C」の受験が必須です。
Ⅰ・Aは選択問題がなくなり、全ての大問への解答が必須になりました。
試験時間の変更はなく、従来通り70分です。
Ⅱ・B・Cについて、従来は数学Bの範囲は3問中2問選択でしたが、新テストでは数学B・Cの4問から3問を選択する形に変更されました。
出題範囲の拡大に伴い、試験時間は70分になりました。
各大問の分量も調整されるそうです。
英語
英語に関しては大きな変更点はなく、従来通り「リーディング」「リスニング」を通して試験が行われます。
リーディングは現在と同様に様々なタイプの文章を読んで概要や要点を把握するような問題が出題されます。表記についてはアメリカ英語だけでなくイギリス英語を使用することもあるそうです。
センター試験で問われていたような、発音、アクセント、語句整序を単独で出題されることはないと明言されています。
リスニングも現在と同様、1回読みと2回読みが引き続き問題中で混在します。
音声については様々な国の話者が出てくるといった点も変わりはなく、自然なコミュニケーションに近い英語の問題が出題されます。
どちらもCFERのA1~B1レベルで作成されるようです!
理科
従来は「物理基礎」「化学基礎」「生物基礎」「地学基礎」に分かれていましたが、新テストでは理科基礎全てで1科目となります。
基礎科目でない「物理」「化学」「生物」「地学」は従来通りです。
どちらも基本的な概念や原理・法則の理解が問われ、未知の資料を持ちうる知識で考察する問題が出題されます。
情報
新共通テストになって新たに追加される科目です!
問題構成はまだ未確定なため不明点は多いですが、サンプル問題では会話形式の問題が出題されているなど、作成の方針は他教科と変わらないようです。
サンプル問題が気になる方はこちらからご覧ください!
勉強するうえで意識すべきこと
数学
センター試験、共通テストと問題量が多いのがこの試験の特徴です。
共通テストに移行してからは会話文を交えた問題が新設され、分量がさらに多くなりました。
さらに、範囲が増える分勉強することも増えて対策が大変になるでしょう。
意識しなければならないのは、「計算を素早く行う練習」と「基本事項の徹底理解」です。
共通テストに出題される問題はあくまで基礎部分の実力をチェックするものが多いので、定義・定理の理解やその使い方をしっかり抑えるのが大事になってきます。
基礎が固まっていると未知の問題が来ても対応することはできるので、普段の勉強で手を抜かずに1つ1つ丁寧に理解することを心がけましょう!
英語
共通テストに移行してから文法や発音の問題が消え、文章の内容を問う問題にシフトチェンジしました。
新学習指導要領では、高校生が学ぶ語数は最大700語増加すると言われています。
また、共通テスト移行後は英文量の増加傾向が著しいです。
この2点から、まずは単純に語彙力を高めるのが大切であることがわかります。
また、大量の英文から必要な情報のみを抜き出す力や、図や情報を英文と組み合わせて読み取るといった、英語の総合力や応用力を培うことも大切です。
この辺りは模試や問題演習を通して力をつけていくようにしましょう!
理科
出題の仕方等は特に変更されていないので、従来と違った対策をする必要はありません。
理科の勉強で大事なのは、語句の意味をしっかり理解することです。
化学では用語がたくさん出てきますが、その意味と式がリンクしていないと何が問われているのかわからなくなってしまいます。
化学式や主要な反応を覚えるのはもちろん大切ですが、それ自体がどういった現象であるのかといった、過程まで意識して勉強してください!
物理は暗記の要素が薄いですが、その分現象を把握する力、現象を数式であらわす力が問われます。
これらは普段の問題演習から意識していないとできるようにならないのでしっかり意識してみてください!
情報
新科目なので出題の仕方にもよりますが、まずは志望大学が情報をどのように点数に反映させる予定なのかを調べましょう。
もし点数の比重が他教科に比べて低いのであれば、情報以外の科目を勉強した方が合格する確率は高くなります。
コチラに関しては新情報が更新され次第記事にしていくので、それまでお待ちください!
まとめ
いかがでしたか?
学習指導要領の変更に伴い、新高1,2生の受験する共通テストはかなりの変更点が出てくるでしょう!
ですが、勉強するうえで大切なのは1つ1つ丁寧に理解し、演習を通して身に着けることです!
基礎の積み重ねはやがて大きな花を咲かすためには必須となるなので、地道に積み上げていけるように頑張りましょう!
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