【親子で知るべき】模試・定期テストについての考え方

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こんにちは!マナビズム姫路校です。今回は、多くの受験生とその保護者の方が悩む「模試」と「定期テスト」の捉え方について徹底解説します。この動画が、皆さんの受験戦略を考える上での一助となれば幸いです。

保護者の方へ:お子さんの意志を尊重する大切さ

まず、保護者の皆様にお伝えしたいのは、模試や定期テストに対する考え方は、最終的には各ご家庭の方針にお任せしたいということです。しかし、現在の受験の知識なしでお子様を説得させるのは難しいでしょう。学校の勉強と受験勉強は似ているようでかなり違います。その違いを知っておいて損はないでしょう。

学校の成績 vs 受験戦略

「学校の勉強や定期テストもしっかり頑張るべきだ」「学生の本分は学業だ」というお考えの保護者の方もいらっしゃるでしょう。そのお気持ちは十分に理解できます。

一方で、一般受験で合格を目指す場合、戦略的に受験に不要な科目に時間を割くよりも、志望校合格に必要な科目に集中するという考え方もあります。もちろん、学校を休みすぎるのは問題ですが、「進級できる範囲で、受験に直結しない科目の優先度を下げる」という判断も、一つの戦略になりえます。

コミュニケーションの重要性

最も大切なのは、お子様自身がどうしたいのか、どう考えているのかをしっかりと聞き、理解しようとすることです。受験をするのはお子様自身であり、親御さんのサポートは非常にありがたいものですが、最終的な決定権は本人に委ねるべきでしょう。

「私はこう思うから、あなたはこの道に進みなさい」という一方的な押し付けは、かえってお子様のモチベーションを下げてしまう可能性があります。親子でしっかりとコミュニケーションを取り、双方が納得できる着地点を見つけることが、ストレスなく受験勉強を進めるための鍵となります。

受験生へ:模試の結果に一喜一憂しないために

次に、受験生の皆さんにお伝えしたいのは、特に模試の結果に過度に一喜一憂する必要はないということです。

・E判定でも諦めないで

模試の判定、特にE判定が出たとしても、それだけで悲観的になる必要はありません。保護者の方や学校の先生から厳しい言葉をかけられることもあるかもしれませんが、大切なのは、その結果を踏まえて次に何をすべきかを考えることです。

マナビズムの生徒でも、入塾当初はE判定だった生徒が、正しい努力を継続することで見事合格を勝ち取った例は数多くあります。

マナビズムは、「保護者の方を安心させるためだけに模試の点数を上げさせる」といった指導は行いません。

家庭環境と受験戦略の多様性

ご家庭の状況(例えば、長男長女で初めての大学受験なのか、兄弟が既に受験済みなのか)や、通っている学校(公立か私立か、中高一貫校か)によって、模試や定期テストに対する考え方は大きく変わってきます。

特に、高校受験では内申点が重要だった経験から、大学受験でも学校の定期テストの点数を過度に重視してしまうケースが見られます。しかし、大学受験(特に一般入試)と高校受験では、評価されるポイントが大きく異なります。

「学校の定期テスト」と「入試本番」

学校の定期テストで高得点を取ることが、必ずしも大学入試本番での成功に直結するわけではありません。もちろん、基礎学力の定着という点では重要ですが、入試本番で求められるのは、より応用的な思考力や問題解決能力です。

指定校推薦と一般入試の戦略差

・指定校推薦:学校の成績(定期テストの点数)が非常に重要になります。

・総合型選抜・公募推薦:学校の成績も一部加味されますが、その比重は大学や学部によって異なり、一般的にはそれほど大きくありません。

・一般入試:基本的には当日の試験の点数のみで合否が決まります。

このように、目指す入試方式によって、学校の定期テストの重要度は大きく変わってきます。目標に合わせて、最適な学習戦略を選びましょう。

模試の正しい見方と活用法

模試は、使い方によっては非常に有効なツールとなり得ます。

模試の判定の仕組み

多くの方は判定が上から2割ずつ取っているとお思いかもしれません。実はそうではなくE判定は全体の6割にも及ぶのです。

つまり、E判定だからといって、合格の可能性が全くないわけではありません。 むしろ、多くの受験生がE判定からスタートし、そこから努力を重ねて合格を掴み取っています。

模試の結果は絶対ではない

特に私立大学志望の場合、多くの全国模試は「共通テスト型」で作られているため、私立大学独自の入試問題形式とは傾向が異なることがあります。例えるなら、「野球」と「ソフトボール」くらいの違いがあると考えてください。基礎的なスキルは共通していても、求められる戦略や技術は異なります。

本当に学力が高い生徒(例えば、旧帝大に現役で合格できるレベル)であれば、どちらの形式でもある程度の結果は出せるでしょう。しかし、多くの受験生にとっては、志望校の過去問対策の方が、模試の点数を上げることよりも重要になってきます。

学校における模試の役割

学校の先生方は、多くの生徒の進路指導を行う上で、模試の結果や、過去の卒業生の進学データを参考にしています。これは、限られた時間の中で効率的に進路指導を行うための有効な手段の一つです。

しかし、これはあくまで「統計的なデータ」であり、その統計を覆して逆転合格を目指すのが、私たち塾の役割だと考えています。

最後に:悩んだら相談を

受験勉強は、学力面だけでなく、精神面でも多くの困難が伴います。もし、模試や定期テストのことで悩んだり、お子さんとの関わり方で困ったりした場合は、一人で抱え込まずに、ぜひマナビズムにご相談ください。

こちら今回参考にした動画です。マナビズムチャンネルは他にも受験の参考になる動画をあげているので是非見てみてください!

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