高2の冬から受験勉強は遅い?ケース別の解説やスケジュールを紹介

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高2の冬から受験勉強を始めるのは、一般的に遅いわけではありません。高3から始めるという受験生も一定数います。しかし、受験に間に合うのかという点については、志望校や学力によって違います。そのため、大学進学を志望していて今から勉強を意識しているのであれば、「まだ遅くはない」と油断せずに早めに動き出しましょう。

本記事では、高2の冬から受験勉強を始めて間に合うのかに関して、ケース別で解説します。また、高2の冬から始める勉強スケジュールも紹介していますから、ぜひ参考にしてください。

高2の冬から受験勉強は間に合うのか

高2の冬から受験勉強は間に合うのか

高2の冬から受験勉強を始めて間に合うのかについて、下記2つのパターンで解説します。

  • 難関大学・国公立を目指す場合
  • 高2の冬にE判定または偏差値40の場合

難関大学・国公立を目指す場合

難関大学や国公立を目指す場合、高2の冬から受験勉強を始めても間に合う可能性はあります。しかし、志望校へのこだわりが強く、早いうちから大学受験を目指している人のなかには、高1から勉強し始めている受験生もいます。そのため、ライバルより遅めのスタートになっている可能性も覚悟しておきましょう。

難関大学を合格した人のなかには、3年間の合計勉強時間が4,000時間を超えたという受験生もいます。高2冬から受験勉強を始める人がほかのライバルと同じくらいの学習量を確保するためには、平日3時間、休日7時間程度の時間が必要であると考えておいてください。

高2の冬にE判定または偏差値40の場合

続いて、高2冬の時点で、志望校E判定または偏差値40程度の受験生についても考えてみましょう。たとえば、高2の冬から勉強して、偏差値を40から60程度まで上げるのは、対策次第で間に合います。偏差値40は、恐らく基礎学力がほとんどついていない段階といえます。

そのため、高1の内容から復習、必要に応じて中学の範囲まで戻りながら勉強しなくてはいけません。相当な勉強量が必要になるため、志望校に行きたい気持ちを強く持って臨みましょう。まずは、冬休みにできる限り勉強時間を作り、基礎固めに力を入れてください。

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高2冬からの受験勉強で「遅い」を巻き返すコツ

高2冬からの受験勉強で「遅い」を巻き返すコツ

高2の冬から受験勉強を始める際には、ライバルに負けないように下記の行動を心掛けてください。

  • 勉強習慣をつける
  • 英語・数学・国語の苦手をなくす
  • 志望校の決定・情報収集をする
  • 達成できる短期的な目標を立てる
  • 高2の冬休みの勉強時間は4~5時間を目安にする

勉強習慣をつける

本格的な受験シーズンに向けて、高2のうちに勉強習慣をつけると大変有利です。そのため、忙しい予定が入っている日以外は、基本的に毎日勉強してください。勉強時間をしっかり取れない日には、10~20分単語帳を見るだけでも構いません。

毎日続けると、生活の一部として勉強に対する負担が軽減されます。多くの高校生が受験モードになる高3の段階で、長時間の勉強に取り組みやすくもなりますから、ライバルと大きな差をつけられるはずです。

英語・数学・国語の苦手をなくす

高2の冬に優先して勉強したいのが、英語・数学・国語です。入試において主要教科であるため、今のうちに苦手をなくしておきましょう。英数国の入試範囲は、高2の時点で大方修了しているため、今から十分な基礎知識をつけられます。

また、英数国は、勉強し始めてから得点できる学力になるまでに半年ほどかかるといわれているため、早めに対策するのが重要です。高2のうちに基礎力を固めて、高3からの勉強にゆとりを作りましょう。

志望校の決定・情報収集をする

高3の受験シーズンをトップスピードでスタートさせるために、志望校の決定と情報収集をしておきましょう。志望校が決まると、入試傾向にあわせた効率的な勉強ができます。また、同じ志望校でも入試方式によって倍率に差がある場合もあります。

そのため、少しでも合格率を高めるためには、情報収集が大変重要です。高2のうちに志望校を決め、情報収集まで済ませておくと、高3は勉強のみに集中できるため、準備を進めておくとよいでしょう。

達成できる短期的な目標を立てる

「高2からの勉強はやる気が出にくい」という人は、短期的な目標を立ててみましょう。最終目標は志望校合格ですが、それ以外に目標を立てないと達成感を感じる機会が少なく、やる気の維持が難しい場合もあります。たとえば、「1週間で1,000個の英単語に目を通す」といった目標です。

毎日「できた!」を実感したい場合には、さらに細かく設定して「1日100~150個の英単語に目を通す」としてみましょう。毎日計画通りに進めていると、達成感があり、モチベーションが上がりやすくなります。

高2の冬休みの勉強時間は4~5時間を目安にする

高2の冬休みは、4~5時間を目安に勉強しましょう。午前中に2時間、午後に3時間といった具合でオンとオフのメリハリをつけると、負担になりすぎず勉強を続けられます。長期休みは勉強時間を多く確保するチャンスですから、英数国の基礎を総復習して一つひとつ苦手を潰していきましょう。

高2冬からの受験勉強を間に合うためのスケジュール

高2冬からの受験勉強を間に合うためのスケジュール

高2の冬からどのようなスケジュールで勉強すればいいのかわからない人へ向けて、一つの目安を紹介します。

時期 学習目標
高2の冬まで 英語・数学・国語の基礎を固める
高3の夏休み前まで 理科・社会の基礎を固めて必要な教科の基礎力を整える
高3の夏休みから 応用問題に取り組む
もし応用問題が解けなかったら基礎問題に戻って苦手をなくす
高3の11月頃から 志望校対策・過去問に取り組む

※この表は横にスクロールできます。

基礎力がないと応用問題や志望校の過去問は解けません。しかし、志望校ごとに入試傾向があるため、基礎力が高いだけでは安心できませんから、過去問演習も重要です。たとえば、基礎力固めが遅れると、応用問題や過去問に取り組む時間が減ってしまうため、対策が不十分になります。

結果的に、成功率が下がる原因にもなりますから、スケジュール通りに勉強が進むよう、日々の勉強量を調整しながら進めてください。

高2冬からの受験勉強を文系・理系にわけて解説

文系・理系では、必要な勉強に違いがあります。そのため、文系・理系別に、高2の冬にやっておきたい勉強内容を紹介します。

まず、文系志望の人が優先したい科目は英語です。英語は、英単語・熟語・文法などの基礎知識を身に付けることから始まり、長文読解ができるようになるまで、多くの時間が必要です。しっかり基礎を固めて長文問題が解けるためにも、高2の冬から時間をかけて勉強しましょう。

理系志望の人は、英語と数学を優先してください。英語と同様に、数学も知識の積み重ねが重要です。また、ほかの科目と比べて範囲が広いため、早めに始めないと必要な知識を勉強しきれない可能性があります。そのため、理系志望の人は、英語・数学を優先して勉強しましょう。

高2の受験勉強で国公立を目指す場合のスケジュール

高2の受験勉強で国公立を目指す場合のスケジュール

国公立を目指す場合には、冬からだと少し遅いかもしれません。まだ間に合うのであれば、高2の春から受験勉強をスタートさせましょう。早めに始めなければいけないからといって、特別な対策が必要なわけではありません。

高2のうちは、基礎力固めを大切にして、授業の予習・復習をメインに勉強すれば大丈夫です。これまで習ってきた範囲の苦手をなくし、基礎部分を十分に理解できているかが重要です。授業内容をしっかり理解できている状態にしておきましょう。特に、知識の積み重ねが重要な英語・数学に関しては、重点的に勉強してください。

高2冬からの受験勉強は遅いかを解消するQ&A

高2冬からの受験勉強は遅いかを解消するQ&A

最後に高2冬からの受験勉強は遅いかについて解消するQ&Aをまとめました。

  • 高2冬の勉強時間はどれくらい?
  • 高2の冬に受験勉強で何をするべき?
  • 高2の夏から受験勉強を始めて間に合うか?
  • 高2の夏休みに勉強する時間はどれくらい?

高2冬の勉強時間はどれくらい?

高2冬の勉強時間は1日3時間が目安です。冬休みにはさらに勉強時間を増やし、1日4~6時間を目安にしましょう。高2のうちは、部活や習い事を頑張っている人も多いでしょうから、休日は多めに勉強して平均的に4~6時間できていれば問題ありません。

高2の冬に受験勉強で何をするべき?

高2の冬は、学習習慣を身に付ける、英語・数学・国語の基礎力をつける、という2つを優先的に取り組んでください。そのためには、毎日机に向かうのが大切です。予定があって忙しい日以外は、毎日短時間でも勉強する習慣をつけましょう。最初のうちの勉強は、学校の授業や高1からの範囲を復習することから始めていきます。

高2の夏から受験勉強を始めて間に合うか?

高校生のなかには、高3から受験勉強を始める人もいるため、高2夏からのスタートは遅くありません。しかし、間に合うかという点に関しては、志望校や学力、勉強量によって異なります。難関大学や国公立を目指している、志望校に対してE判定を受けている、偏差値が40程度である、などの場合には、十分な時間の確保と効率的な対策が必要です。

高2の夏休みに勉強する時間はどれくらい?

高2の夏休みは、1日4時間を目安に勉強するとよいでしょう。たとえば、平日2~3時間で、休日は5時間といったスケジュールでも構いません。高2夏休みのうちから毎日勉強して、学習が習慣づくと本格的な受験シーズンになってから大変有利になります。

まとめ

まとめ

高2の冬から受験勉強を始めれば、努力次第で志望校合格を目指せます。難関大学や国公立を目指している、志望校と学力に差があるという人は、勉強量の確保と効率的な対策が必要となるため、今すぐ勉強をスタートさせましょう

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