高2春休みの受験勉強は何をする?過ごし方や学習時間・スケジュールを解説

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高2春休みから受験勉強を始める人は、合格に必要な学力を身につけるための準備が大切です。本番まではまだ先だと思う人もいるかもしれませんが、高2春休みを有意義に使って、受験成功率を高めておきましょう。 本記事では、高2春休みの過ごし方や目安となる勉強時間・スケジュールなどを解説しています。

新高2生の春休みから受験勉強は間に合うのか

新高2生の春休みから受験勉強は間に合うのか
高校生のなかには、高3以降から受験勉強をスタートさせる人も多いです。そのため、新高2生の春休みから勉強し始めるのは、受験生として遅いスタートではありません。 しかし、間に合うかという点においては、学力や志望校によります

国公立や医学部など、難関レベル以上を志望校に定めている人は、高1から勉強を始めている受験生もいます。そのため、ライバルよりは遅いという可能性も十分にあるといえるでしょう。また、必要な学力をつけるためには多くの勉強量が必要ですから、間に合うかどうかは努力次第です。言い換えれば、新高2生の春休みから全力で受験勉強に臨めば、志望校合格に届く可能性は大いにあります。 そして、もしも志望校にこだわりがなく、大学進学できればよいと考えている人であっても、成功率を高めるために、新高2生の春休みから始めるのは早すぎるわけではありません。少しずつでも勉強を始めてライバルと差をつけるチャンスです。

高2春休みの過ごし方

高2春休みの過ごし方

高2から受験対策を始めるにあたって、春休みの過ごし方を解説します。

  • 志望校検討を始める
  • 勉強習慣をつける
  • 高1復習・高2予習をする
  • 科目は英語・数学に重点を置く

志望校検討を始める

高2の春休みから受験勉強を始める人は、志望校の検討を始めましょう。 受験モードになるのは高3に入ってからという受験生も多いため、高2春休みの段階で志望校が決まっているという人は少ないです。しかし、志望校の明確化は、効率的な受験勉強に大変重要です。

また、志望校を意識し始めると、受験モードに気持ちを切り替えられ、モチベーション向上につながります。 必ずしも、1つの志望校に絞る必要はありませんが、大学や学部などの大まかな方向性を考え始めましょう。

勉強習慣をつける

受験勉強は、学習習慣をつけることから始めましょう。これまで毎日勉強する習慣がなかった場合、急に長時間の学習を続けるのは難しいです。 最初のうちは、少しずつしか机に向かえないかもしれませんが、やる気を落とさず短時間でも毎日勉強するのが大切です。焦らず徐々に勉強時間を伸ばしていきましょう。

たとえば、続けて3時間勉強しようと頑張りすぎず、1時間ごとに10分休憩するといった感じでこまめにリフレッシュタイムを設けると無理なく続けやすいです。

高1復習・高2予習をする

高2の春休みは、高1の範囲を復習しながら基礎固めしましょう。難しい参考書や問題集に取り組む必要はなく、まずは教科書の内容・問題をすべて理解できるのを目標にします。 そして、余裕がある場合には高2の予習を始めます。予習は、すべて理解しなくても大丈夫です。高2でどのような内容を勉強するのか知っておくと、授業の飲み込みが早くなり、結果的に受験に活かせる学力が身に付きます。

科目は英語・数学に重点を置く

日々の積み重ねが必要な科目は、特に英語と数学です。そのため、英語・数学を優先的に学習しましょう。 高1の復習はもちろん、中学で学習した内容もしっかり理解しておき、これからの授業についていけるように、春休みは基礎を固めておいてください。

高2春休みの大学受験対策

高2春休みの大学受験対策

高2の春休みから本格的な大学受験対策を進めるために、計画性のある勉強を心掛けましょう。大切なポイントは、下記の2点です。

  • 高2春休みの勉強時間
  • 高2春休みの勉強スケジュール

高2春休みの勉強時間

高2春の勉強時間は、平日2時間、休日3~4時間が目安です。春休みは学校がお休みですから、できる限り休日の時間を目標に毎日勉強します。 高2春休みから受験勉強を始める人は、まだ長時間の学習習慣がついていないという場合もあると思います。

無理をし過ぎるとモチベーション低下につながるリスクもありますから、毎日勉強することを優先して、休憩時間をはさみながら取り組んでみてください。

高2春休みの勉強スケジュール

大学受験対策は、効率的な勉強計画が大切です。計画性をもって勉強すると、目標に沿った学力向上が目指せます。 そして、高2春休みのうちからスケジュール管理を意識して勉強すると、本格的な受験シーズンになってからより適切な受験対策ができるはずです。 高2春休みは、英語・数学を優先して、高1の範囲復習を目標に1日の予定を決めてみましょう。

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高2春休みの受験勉強|文系・理系・国公立

高2春休みの受験勉強|文系・理系・国公立

勉強方法は、志望先によって異なります。ここでは、3つのパターンについて勉強方法を解説します。

  • 文系
  • 理系
  • 国公立

文系

文系志望の高2生に優先して勉強してほしい科目は、英語です。高2で英語を得意科目にできると、受験勉強が大変有利に進みます。 具体的に、英語を優先してほしい理由は2つです。

  • 成績を伸ばすのに時間がかかる科目である
  • 入試の配点が大きい

高2のうちから英語の勉強時間を十分に確保すると、成績が伸びやすくなります。そして、配点が大きい英語で高得点が取れると合格できる確率もグッと上がるはずです。 そのため、文系志望の受験生は、高3になるまでに英語の基礎固めを始めておくのがおすすめです。

理系

理系志望の高2生が優先して勉強したい科目は、英語と数学です。理由は主に3つあります。

  • 日々の積み重ねが大切な科目である
  • 入試範囲が広い
  • 入試の配点が大きい

英語・数学は入試範囲が広いため、高3からのスタートでは対策が不十分になる可能性もあります。短期間では大幅な成績向上が見込めないため、高2のうちからしっかり勉強を進めるのが重要です。 入試の配点が大きいという点でも、低い点数を取るとライバルに差をつけられてしまうリスクが高まりますから、早めの対策で得点力をつけておきましょう。

国公立

国公立志望者も理系と同様に、英語・数学を優先的に勉強しましょう。高2の間に、英語・数学の基礎を完璧に仕上げることを目標にしてください。1冊の参考書を3周以上解くのがひとつの目安になります。 また、国公立の入試は私立と比べて科目数が多いため、より多くの勉強時間と効率的な学習が必要です。そのため、高2のできる限り早い段階で志望校を決定させましょう。志望校が定まると、具体的に対策を進めやすいため、効率的な勉強につながります。

新高3生の春休みから始める受験勉強について

新高3生の春休みから始める受験勉強について

補足情報として、高2が終わって新高3生になる春休みで取り組む受験勉強についてお話します。

  • やっておきたい準備
  • 勉強時間
  • 勉強のポイント

やっておきたい準備

新高3生の春休みから受験勉強を始める人は、最初に下記の準備を整えてください

  • 志望校を決める
  • 学習計画を立てる
  • 勉強習慣をつける

限られた期間で効率的に勉強を進めるため、早期の志望校決定が大変重要です。志望校によって入試科目や出題傾向が異なるため、対策が大きく変わります。そのため、受験する大学が決まらないと、ピンポイントに学習を進められず、無駄が多くなります。

学習計画も作りづらくなりますから、早めに志望校を絞りましょう。 そして、受験期間に安定した勉強量を確保するため、毎日机へ向かい、学習習慣をつけてください。

勉強時間

高3の春休みは5時間程度を目安に勉強できるのが理想です。しかし、春休みから勉強をスタートさせた人は、いきなり5時間も集中できない人がほとんどでしょう。 そのため、春休み中に少しずつ時間を増やして、新学期が始まる頃には1日5時間勉強できる習慣をつけていってください。

5時間の勉強を続けて取り組む必要はなく、午前中は2時間、午後3時間といった予定でも大丈夫です。また、1時間ごとに10分休憩して、適度な息抜きをはさむのもよいでしょう。 しっかり勉強時間を確保しつつも、前向きなモチベーションが維持できる環境を整えてください。

勉強のポイント

受験勉強のスタートは、基礎固めからです。そのため、まずは高1・高2の復習から始めましょう。基礎力が低いと感じる場合には、中学の内容までさかのぼって勉強します。 特に、日々の積み上げが重要な英語と数学は優先して取り組んでください。

基礎がついている場合には、問題演習や授業の予習に進み、スケジュールを前倒ししても構いません。しかし、基礎力が不十分な場合には、のちのちの勉強で躓く可能性が高いため、くれぐれも基礎固めを侮らないよう注意してください。

高2春休みの受験勉強に役立つQ&A

高2春休みの受験勉強に役立つQ&A

最後に、高2春休みの受験勉強に役立つ質問を紹介します。

  • 高校2年生の休日の勉強時間は?
  • 高校2年生でやるべきことは何ですか?
  • 偏差値10上げるために勉強は何時間?

高校2年生の休日の勉強時間は?

高2の休日は、4時間を目安に勉強しましょう。春休みや夏休みなど長期休暇の場合には、それ以上の5~6時間を目標にしてください。勉強時間を増やす際に気をつけたいポイントは、無理をしないという点です。無理に長時間の勉強をすると、挫折してしまうリスクがあります。学習習慣がついていない人は、目標である4時間に少しずつ近づけられるよう、短時間でも毎日勉強するのを大切にしましょう。

高校2年生でやるべきことは何ですか?

高2から受験勉強を始める場合には、学習習慣をつけることから始めましょう。また、模試に挑戦して現在の学力を把握するのもおすすめです。志望校が決められる場合には、早めに決定すると、効率的な対策を進められますから、少しずつ検討し始めてください。

偏差値10上げるために勉強は何時間?

偏差値を10上げるために必要な勉強時間は、1科目あたりおよそ300~500時間といわれています。そのため、私立の受験で3科目分の偏差値を10上げたいと考えた場合には、900~1,500時間の勉強が必要であると考えられます。志望校と学力に差がある場合には、それだけ努力が必要だというのを覚悟して臨んでください。

まとめ

まとめ

高2の春休みから受験勉強をスタートさせる場合、難関レベル以上の志望校であっても努力次第で間に合う可能性は大いにあります。基礎力固めから始めて、毎日しっかり勉強習慣をつけていきましょう。 効率的に勉強する際の重要なポイントは、志望校の決定と適切な学習計画です。志望校合格のために無駄を減らし、最短ルートで勉強を進めたい人は、ぜひマナビズムにご相談ください。

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