大学受験は塾なし・予備校なしだと失敗する?通う割合と独学のメリット・デメリットを解説!
更新日: (公開日: ) COLUMN
自分の志望校に合格するため塾に通う人は多いですが、「独学で勉強しようかな」と考えている人もいるのではないでしょうか。
しかし、独学で本当に勉強できるのか、独学で勉強している人はどれくらいいるのか分からず、悩んでしまうこともあります。
結論からいうと、塾なし・予備校なしでも大学受験合格は可能です。ただし、難関大学を目指すときは塾なし・予備校なしでの合格は難しいといえます。そのため、難関大学を目指す人は、一度塾も検討すべきです。
この記事では、大学受験に塾なし・予備校なしで挑む人の割合や独学で合格するコツを解説します。
独学のメリットやデメリットまで含めて解説するので、自分にとってベストな選択をしましょう。
- 「自習コンサルティング」「リーズニングゼミ」に興味がある
- 何から勉強すればよいかわからない
- 塾に通っているけど成績が伸びていない
上記に1つでも当てはまる受験生は今すぐ無料受験相談にお問い合わせ下さい。
大学受験に塾なし・予備校なしで挑む人の割合
ベネッセ教育総合研究所のデータによると、高校生3年生のうち、塾に通っている人の割合は3割程度となっています。そのため、高校3年生で塾に通っている人は少数派です。
しかし、データの数値は、大学進学しない人も含まれています。
大学卒業マップが大学を卒業した人に聞いたアンケートでは、半数以上の56.9%が塾に通っている結果があります。
総合すると、大学受験で塾なし・予備校なしで挑む人は、30~60%程と幅があるのが現状です。
塾なし・予備校なしで大学受験するメリット
塾なし・予備校なしで大学受験をするメリットは、以下のとおりです。
- 復習の時間を取りやすい
- 危機感を持って勉強できる
- 費用を安く抑えられる
アンケートの結果によると、塾なし・予備校なしで大学受験をする人は半分以上でしたが、独学の勉強にもメリットがあります。塾に行くか悩んでいる人はぜひチェックしてください。
復習の時間を取りやすい
独学は塾に比べ、復習の時間を確保しやすいと言えます。
塾では授業を受けられますが、塾のスケジュールでいっぱいになってしまい復習の時間が取れないことも多いです。
一方、独学であれば学校で受けた授業の復習をする時間が十分に取れるので、自分の分からないところや苦手なところを解決しやすくなります。
また、独学なら苦手な分野に集中して勉強時間を確保できます。塾のカリキュラムに縛られず必要な勉強ができるので、今の苦手分野をしっかり把握している人にとって独学のメリットは大きいです。
危機感を持って勉強できる
周りと環境に差があるからこそ頑張れる、という人であれば独学の方がモチベーションを保てるでしょう。
半数の人が塾に行っている中、独学を続けることで適度な焦りと危機感が生まれます。もちろん、独学の勉強では「自分はこのままでよいのかな」「やっぱり塾に行った方がよいのかも」という不安も生まれます。
一方で、その不安が大きな力となり「塾に行けないからこそ頑張ろう」という気持ちに繋がります。
費用を安く抑えられる
塾に通った場合、短期間でもトータル数十万円の出費が必要になるケースもあります。
1科目だけに絞って塾に通ったり、格安の塾に通ったりすれば費用は抑えられますが、やはり独学の方が安く済むケースが多いです。
そのため、独学で勉強を進めることでお金を節約できます。
しかし、独学も無料でできるわけではありません。独学でも参考書や教材を買うお金がどうしても発生するので、家庭の事情などで受験勉強に費用が出せない場合は保護者の人とよく相談をしてください。
塾なし・予備校なしで大学受験するデメリット
塾なし・予備校なしで大学受験するデメリットは、以下のとおりです。
- 質問しにくい
- モチベーションが落ちやすい
- 自己分析が難しい
独学で受験勉強に挑むなら、どんな点がデメリットになりやすいのかしっかりと把握し、対策を立ててください。
質問しにくい
独学で勉強をしていると質問できないため、分からない問題が出てきたときにつまづいてしまいやすいです。
自分の努力で分からない点を解決できればよいのですが、難関大学の問題は非常に難しく、自力で解くのが難しいこともあるでしょう。
塾であれば、受験勉強のプロがすぐに質問に答えてくれるので分からない問題が放置されることはありません。
独学で勉強するなら、学校の先生に質問したり自分で最大限調べて納得するなどして、分からない問題を放置しないことが大切です。
モチベーションが落ちやすい
独学で勉強をしていると、今の自分の実力が把握しづらくなりモチベーションが落ちてしまうこともあります。
同じく受験に臨む仲間がいない状態では「ちょっとだけ遊んでもいいや」「独学で頑張って勉強しているしきっと大丈夫」と気が緩んでしまいやすいです。
モチベーションが一度落ちてしまい、勉強習慣が途切れてしまうと元のペースに戻すのは大変です。
独学で勉強をする際は、できる限り毎日勉強を続けられるようなスケジュールを組みましょう。
自己分析が難しい
塾なし・予備校なしでの大学受験でもっとも不利になるのは、受験に関する情報が得にくい点です。
塾に通っている人の場合、試験が何度も行われるため今自分がどのくらいの実力なのか、どの分野が苦手なのかしっかり把握できます。
塾なし・予備校なしで勉強をしていると試験の機会が少なく、今の自分に足りないところが分からなくなりやすいです。自分の実力を把握していない状態では、得意な分野を勉強しすぎてしまったり、逆に苦手な分野を放置してしまったりする可能性があります。
効率的に勉強を進めるなら、自己分析をしっかりと行い塾の人に負けないくらい自分の弱みと強みを把握しておくことが大切です。
- 計画の立て方に不安がある
- 何から勉強すればよいかわからない
- 塾に通っているけど成績が伸びていない
上記に1つでも当てはまる受験生は今すぐ無料受験相談にお問い合わせ下さい。
塾なし・予備校なしの大学受験が向いている人
塾なし・予備校なしで大学受験をするデメリットが気にならない人やこれまでも独学で好成績を収めている人であれば、塾なし・予備校なしの大学受験は向いていると言えます。
自分のことを自分でしっかりとコントロールできる人は塾なし・予備校なしでの合格を目指せるでしょう。
塾なし・予備校なしでの大学受験が向いている人には、他に以下のような特徴があると言えます。
- 1人で勉強を進めたい人
- 周りに人がいると集中できない人
- 周りの人と自分を比べて焦りやすい人
- 志望大学の問題を自分で分析できる人
- 塾に通うのが大変な人
- 受験にかかる費用を抑えたい人
しかし、独学での受験勉強はどうしても情報不足になりやすく、なかなか成績が上がらないことも少なくありません。
成績が上がらないときは学校の先生や周りの友達に頼り、アドバイスを受けてみてください。
独学での受験を成功させるコツ
独学での受験を成功させるコツは、以下のとおりです。
- 自分の苦手なところを把握する
- 自分でしっかり計画を立てる
- 勉強時間を確保する
独学で受験を成功させるには、自制が大切です。自分のことをしっかり把握していなければ、効率的に受験対策をしてくる塾の生徒に遅れをとってしまうかもしれません。
独学のポイントをしっかりと理解して、自分の強みを活かしましょう。
自分の苦手なところを把握する
塾なし・予備校なしでの受験で成功するには、自分の苦手なところをしっかりと把握して対策するのが大切です。塾なし・予備校なしでは模試や試験の機会が少なく、自分の実力を正しく把握するのが難しくなっています。
そのため、自分で申し込める模試には積極的に申込み、今の自分の苦手なところをしっかりと分析してください。
また、学校の試験を参考にして苦手を把握するのもおすすめです。
学校で受けた模試や定期試験などを改めてチェックし、今の自分が過去の苦手を克服できているか確認しましょう。
質の高い試験問題であれば改めて解き直し、苦手分野を潰せているか見てみるのもおすすめです。
自分でしっかり計画を立てる
独学の勉強で最も大切なのが、受験前日までの計画をしっかりと自分で作ることです。
計画なしに勉強をスタートしてしまうと、勉強すべき箇所が抜けてしまったり、もう勉強する必要のない分野ばかりに勉強時間を割いてしまったりする可能性があります。
自分の実力をしっかりと把握したあとは、自分の苦手な箇所に合わせて詳細な計画を立てるのがおすすめです。
計画を細かく作ることで、モチベーションの維持にも繋がりますし、勉強だけに集中できます。
1日単位で計画を立てて、効率的な勉強を目指しましょう。
勉強時間を確保する
独学ではモチベーションが下がりやすく、ついつい怠けてしまうケースが多いです。
そのため、意識して勉強時間を確保するようにしましょう。
「毎日○時間は勉強する」と明確に決めておくのもよいですし、「学校から帰ったら必ず単語帳を見る」と勉強を習慣化しておくのもおすすめです。
塾に通っている人は、塾に行っている間必死に勉強をして勉強時間を稼いでいます。
勉強時間で遅れを取ることがないよう、塾に行っている人を常に意識しながら勉強に努めてください。
大学受験に特化した塾ならではのメリットとは
大学受験塾には、受験に特化した塾ならではの以下のようなメリットがあります。
- 競い合う仲間がいる
- 勉強に集中できる環境がある
- さまざまな情報が得られる
塾なし・予備校なしで勉強を進めていきたい、と思っていても、やはり不安を感じる人は多いはずです。
自分で勉強を進めるのが気がかりなら、一度大学受験塾を検討しましょう。
競い合う仲間がいる
塾には自分と同じく勉強を頑張る仲間がいるので、モチベーションを保ちやすいです。
競い合う仲間がいれば、お互い分からないところを教え合うこともできますし、情報交換もできます。
また、同じ大学を目指す仲間とも出会えるかもしれません。
同じ大学を受験する仲間はライバルでもありますが、強力な味方でもあります。どんな勉強をしているのか、どんな受験対策が効果的なのか話し合い、自分の学力向上につなげられるでしょう。
勉強に集中できる環境がある
塾の多くには自習室があり、自学自習の時間も勉強しやすい環境が整っています。
夜遅くまで自習室が開いているところが多く、万全の環境で勉強ができます。
独学なら家で勉強もできますが、家族がいたり生活音がしたりとなかなか勉強に集中するのは難しいものです。
図書館や学校で勉強するという手もありますが、夜は閉まってしまうので長時間の勉強は家でする以外に方法がありません。。
家ではなかなか勉強に集中できない、という人は塾ならではの適度な緊張感を活かしてください。
さまざまな情報が得られる
大学受験塾では、蓄積されたノウハウをもとに効率的な勉強法を学べます。
独学の場合、過去問を解いたり模試を受けたりして対策できますが、どうしても1人で集められる情報には限界があります。
塾では今どれくらいの学力の人が志望校に合格できているのか、これからどれくらいのペースで成績が伸びるのか、など独学では知り得ないデータをたくさん持っています。
また、受験大学別に細かい対策をしてくれる塾なら、自分のやるべき勉強が明確になり効率的に勉強を進められるでしょう。
- 勉強法が正しいかチェックしてほしい
- 何から勉強すればよいかわからない
- 塾に通っているけど成績が伸びていない
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難関大学を目指すなら塾はアリ
難関大学を目指すなら塾に通うことを検討すべきです。
独学・塾にはそれぞれメリットとデメリットがあるため、一概にどちらがよいと言うことはできません。
マナビズムが独自に調査した結果によると、以下の難関大学に通う人のうち7割〜8割もの人が塾に行っていたというデータがあります。
- 東京大学
- 早稲田大学
- 慶應義塾大学
- MARCH など
また、首都圏の大学に通う人のうち78.02%の人が塾に通っていたデータもあり、難関大学を志望している人や首都圏の学生は、塾を利用する割合が高いです。
首都圏の難関大学を目指すなら、塾に行ってしっかりと対策するのがおすすめです。
塾なし・予備校なし大学受験が不安ならマナビズム
塾なし・予備校なしの大学受験が不安なら、難関私大に特化したマナビズムが力になります。
最大の特徴は、授業だけでなく勉強法の指導までおこなう点です。
自習コンサルティングの時間により、授業以外の大切な自習時間に成績を効率的に伸ばせます。
そのため、自分の力で勉強を進めたいという人にもおすすめです。
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まとめ
大学受験は塾なし・予備校なしでも可能なので、独学で勉強を進めるのもよい選択肢です。
独学で勉強をする場合は自分で自分の時間をしっかりコントロールして、計画的に勉強をしてください。
また、積極的に模擬試験を受け自分の立ち位置を把握するのが大切です。塾に通っている人に遅れを取らないよう、危機感を持って受験勉強を進めましょう。
しかし、難関大学受験者のほとんどは塾に通っており、独学で合格する難易度は高いと言えます。難関大学を受験するつもりなら、なるべく塾に通い、対策するのがおすすめです。