関西学院大学は英検を利用すると受かりやすい?受験資格や合格最低点まで解説

更新日: (公開日: COLUMN

関西学院大学の英検利用入試は、『共通テスト利用入試 文系3科目型・理系3教科型(英語資格・検定試験利用)』のみです。

英検2級以上(CSEスコア1950点以上)あれば出願資格を得られます。

この関西学院大学(通称:関学)の英検利用の入試について、

  • 「本当に受かりやすいのか?」
  • 「どの程度のメリットがあるのか?」

と疑問を持つ高校生は少なくありません。

本記事では、関西学院大学の英検利用入試の全容と、その活用法について徹底解説します

受験勉強の効率化を図りたい方や、すでに英検を持っているキミはぜひ参考にしてください。

【結論】関西学院大学の英検利用は受かりやすい?

【動画でもご覧いただけます!】

結論から言うと、関西学院大学の英検利用は受かりやすいとはいえません

実際には英検を利用して得点を底上げできるだけであり、総合的に得点できなければ合格を勝ち取れないからです。

また、まだ取得していない高校生が新たに英検2級を取得するのには、相当な労力がかかります。

「すでに持っていれば活用すべき」ですが、「英検取得のために勉強するほどのメリットがあるか」は慎重に判断してください。

関西学院大学の英検利用を「慎重」に考えるべき理由

関西学院大学の英検利用を考えるにあたって、取得に時間をかけるのは考え直したほうが良い理由は、

  1. リーディング
  2. リスニング
  3. ライティング
  4. スピーキング

という4技能を測るテストであり、一般入試とは異なる対策が必要だからです。

ただでさえ大変な受験勉強において、一般入試との「二足のわらじ」による負担は決して小さくありません

  • 部活や学校行事で忙しい
  • 基礎学力の定着に注力すべき
  • 英語以外の科目に不安がある

これらに当てはまる高校生は、英検よりも一般入試対策に集中したほうが良いケースもあります。

もし、英検2級の取得へ本気で取り組みたい、関西学院大学への逆転合格を目指したいなら、

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そもそも関西学院大学の英検利用とは

関西学院大学 英検利用

関西学院大学の英検利用とは、『共通テスト利用入試 文系3科目型・理系3教科型(英語資格・検定試験利用)』の入試形式で受験する方法のことです。

主に、共通テストと英検のスコアを組み合わせて合否判定を行います。

関学の英検利用では、

  • CEFRレベル(国際的な言語能力の指標)
  • CSEスコア(Common Scale for English)

上記の2つが指標となります。

この英検のCSEスコアは、受験者の英語4技能(リーディング、リスニング、ライティング、スピーキング)を総合的に数値化して判断します。

英検利用の出願資格

例年と同じであれば、関西学院大学の英検利用はCEFR B1レベル以上(英検2級相当)が受験資格となっています

以下は、英検準2級から準1級までのCEFRのレベル別スコアです。

  • CEFR B2レベル相当:CSEスコア2300点以上(準1級〜1級相当)
  • CEFR B1レベル相当:CSEスコア1950点以上(2級相当)
  • CEFR A2レベル相当:CSEスコア1700点以上(準2級~準2級プラス相当)

これを見るとわかるかもしれませんが、準2級、準2級プラスでは受験資格を満たせません。

そのため、関西学院大学の英検利用を目指すのであれば、英検2級の取得が必須となります。

利用できる学部の一覧

関西学院大学で英検を利用できる学部は、全学部となっています

【学部の一覧】

  • 神学部
  • 文学部
  • 社会学部
  • 法学部
  • 経済学部
  • 商学部
  • 人間福祉学部
  • 国際学部
  • 教育学部
  • 総合政策学部
  • 理学部
  • 工学部
  • 生命環境学部
  • 建築学部

なお、年度によって異なり、予定していたのに利用できなかったとなってしまっては本末転倒です。

最新情報は、必ず以下のページから確認してください。

>>詳細はこちら:入試要項|入試情報総合サイト|関西学院大学

配点の比率

関西学院大学の英検利用では、英語の配点が以下のようになっています

  • 文系:全体の60%(文学部は約40%)
  • 理系:全体の50%

※2025年時点

つまり、英語の得点が合否に影響する学部(特に文系)が多いということです。

これにより、文系学部(文学部以外)では、英語が最重要科目になります。

ただし、文学部や理系はやや英語の比重が低いことから、他科目とのバランスも重要です。

合格最低点(ボーダーライン)

関西学院大学の英検利用のボーダーラインは、およそ70〜80%です。

参考として、以下は2024年度の「英語資格・検定試験利用」のボーダー(最低合格点)の一覧です。

学部名
最低合格点(%)
神学部 75.4%
文学部 80.6%
社会学部 75.9%
法学部 76.6%
経済学部 79.3%
商学部 78.1%
人間福祉学部 75.7%
国際学部 82.9%
教育学部 74.0%
総合政策学部 75.5%
理学部 73.1%
工学部 70.0%
生命医科学部 70.1%
生命医科学部 生物科学科・環境応用化学科 68.3%
建築学部 71.7%

例えば、文学部の80.6%というのは、「英検などを使って出願した受験生の中で、一番低い得点率が80.6%だった(それ以下では不合格)」ということです。

この数字を“合格の目安(ボーダーライン)”として、受験生は自らの得点と照らし合わせて戦略を立ててください。

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まとめ

関西学院大学の英検を利用した入試は、『共通テスト利用入試 文系3科目型・理系3教科型(英語資格・検定試験利用)』となります

例年どおりであれば、英検2級以上(CSEスコア1950点以上)が出願資格となり、すべての学部で英検の利用が可能です。

ただし、英検利用入試が直接的に「受かりやすさ」に結びつくわけではありません。

当然ながら共通テスト自体の得点も、高い水準を求められます。

英検の活用方法は「持っているなら利用する」のが基本スタンスで、「これから取得するために時間を割く」ことは慎重に判断すべきです。

少しでも悩んだら、関関同立専門塾マナビズムの講師にすぐ相談してください。

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よくある質問(FAQ)

英検準2級プラスとは何ですか?

英検準2級プラスは、2025年に新設された英検の新しい級で、従来の準2級と2級の間に追加された資格です。難易度は準2級寄りで、構成(出題形式)は2級と同様となります。準2級よりやや難しいが、2級よりは易しい級となっています。

関西学院大学の英検は何級レベル?

関西学院大学の英検利用では、基本的に英検2級以上(CSEスコア1950点以上)が出願資格です。英検2級は「高校卒業程度」の英語力を示し、CEFR B1レベルに相当します。

英検2級は関西学院大学で使えますか?

英検2級は、関西学院大学の英検利用入試で使用できます。例年、関西学院大学では英検の有効期限を設けていないため、過去に取得した2級も利用可能です。

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