【大学受験】1月でも点数が上がるオススメ勉強法は?間に合う?
更新日: (公開日: ) COLUMN
大学受験の1月は、まさに入試本番が迫る緊張感あふれる時期です。
- 「まだ点数が伸びきっていない」
- 「あと10点、20点上げたい」
- 「何か新しい参考書をやれば点数が上がるんじゃないか」
と焦っている受験生も多いのではないでしょうか。
しかし、本当に必要なのは新しい知識を増やすことではありません。
大切なのは、「今までやってきた知識を抜けさせない守りの勉強」です。
今回は1月という入試直前期に、どうすれば効率よく点数を上げられるのかを解説します。
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入試直前の今、「あと少し点数を上げたい!」という受験生必見の動画です。
残り数週間で実力を最大限に引き出す”本当にやるべき勉強法”を解説しています。
新しい参考書に手を出すより、過去問分析と基礎の徹底が鍵になります。
効率よく点数を伸ばす方法を知りたい人は、ぜひ最後までチェックしてください。
大学受験の1月を無駄にしないための具体的なアドバイスが満載です。
以下では、テキストでもまとめています。
大学受験は1月からの勉強で間に合う?

結論からいえば、1月からでも間に合うケースはあります。
ただし、それは「全力でがむしゃらにやる人」ではなく、「戦略的に絞ってやる人」です。
大学受験で1月から逆転合格を狙うなら、残りの時間でやるべきは「知識の追加」ではなく「知識の完成」です。
直前期になると、勉強の中心が「インプット」から「過去問演習」や「実践演習」へとシフトします。
今まで積み上げてきた基礎力を着実に使える状態にすること、そして過去問を通じて弱点を見つけて潰していくことが最優先です。
“守りと分析の徹底”ができるなら、1月からでも合格ラインには十分届きます。
大学受験で1月の入試直前期に点数を上げるには?

今の時期に大切なのは、今までやってきた知識を抜けさせないこと。
つまり「守りの勉強」、基礎の徹底です。
受験生が陥る罠は、
- 「新しい参考書をやったら点数が上がる」
- 「違う勉強法に変えたら点数が上がる」
という考え方です。
直前期は不安から「とりあえず勉強しよう」と動きやすいものです。
しかし、目的が曖昧なままの勉強では、思うような結果にはつながりません。
大学受験の1月において「点数を上げるために”何か新しいことをする”」という考え方は捨てましょう。
今必要なのは、積み上げた知識を着実に使える状態にすることです。
知識の抜けを防ぐ復習こそ得点源
1月に必要なのは、これまで解いてきた問題の復習です。
- 英単語が抜けていないか
- 文法が曖昧になっていないか
そういった基礎の確認を徹底することが大切です。
大学受験の1月になると、過去問演習に意識が集中しすぎて、「解く」ことばかりに気を取られやすいです。
しかし、過去問ばかりやっていると、「覚えた知識を使う」という意識が抜けてしまいます。
その結果、基礎知識が抜け落ちて、逆に得点が下がってしまうことがあります。
直前期は中期までに暗記した語句を忘れないようにしつつ、さらに暗記量を増やしていくことを意識してください。
復習は決して地味な作業ではなく、得点源です。
大学受験の1月は何をする?入試直前期にすること

新しいことを足そうとするのは、不安の裏返しです。
本当に点数を上げたいなら、今まで積み上げた知識を守ることを意識してください。
大学受験の1月に具体的に取り組むべきことは、次の2つです。
- 既存知識の定着を最優先する
- 局所的な弱点補強を狙う
既存知識の定着を最優先する
まず、知識を増やすよりも今までやってきたことをより使えるようにしてください。
知識を使えるようになるまでには、時間がかかるからです。
具体的には、以下のプロセスが必要になります。
- インプット(新しい知識を覚える)
- 理解(その知識の意味を理解する)
- 定着(忘れないように繰り返す)
ここまで到達して、実際に問題の中で使えるようになるまでには、相当な時間がかかります。
大学受験は、志望校選定から試験本番まで数か月から1年以上と長期間に渡る過酷な道のりですが、1月はもう入試まで数週間しかありません。
早い人なら、あと3週間で滑り止めの入試がはじまりますし、関関同立などの難関私大なら2月の頭からはじまります。
この短い期間で新しい参考書をやっても、本番で使えるレベルまで到達するのは難しいでしょう。
大学受験の1月は、既存知識を着実に定着させることに全力を注いでください。
局所的な弱点補強を狙う
ただし、「まったく新しいこと」ではなく、短期間で伸びる局所的な補強はアリです。
例えば、過去問をやっていて
- 「毎回この形式で落としている」
- 「この分野で5点くらい落としている」
といったケースです。
そういう「毎回やらかすポイント」があるなら、そこをピンポイントで潰すのは効果的です。
ただし、この内容を決める際には、過去問分析が必須です。
闇雲に手を出すのではなく、分析した結果にもとづいて判断してください。
大学受験で1月からでも実践したい過去問分析

過去問を「ただ解く」だけでは意味がありません。
大学受験の1月に点数を上げるには、過去問を「分析する」視点が不可欠です。
具体的には、以下の3つのステップで過去問に取り組みましょう。
- 全体バランスで優先順位をつける
- 「取る」、「捨てる」を明確に決断する
- 全志望校をバランスよく演習する
全体バランスで優先順位をつける
大学受験の勉強を全体で見たとき、優先順位を決めなければ手をつけられません。
「勉強の全体像の中で、どこに時間を割くのが一番リターンがあるか」
を見極めないと、闇雇な努力になってしまいます。
具体的には、次のような視点で分析してください。
- 英語で落としているのはどのタイプの問題か(長文読解?文法?)
- 現代文で毎回点を落とすのはどの設問タイプか(記述?選択肢?)
- 古文の文法か読解か
- 数学の計算問題か思考系か
このように分析して、優先順位をつけて、どこに時間を使うのが一番効率的かを考えます。
大学受験は、入試日までに勉強を終わらせて結果を出さなければなりません。
つまり、時間に限りがあるわけです。
なかでも難関大学を志望校とする受験生は、いかに学習計画を作るかが重要です。
「ただ解くだけ」だと意味がありません。
漠然と「なんとなくこの単元が苦手だからやる」みたいな勉強は避けましょう。
「取る」、「捨てる」を明確に決断する
大切なのは、「やる」と「やらない」をハッキリ決めることです。
全部やろうとするより、「捨てる勇気」のある人が最後に伸びます。
配点が低いところや、出題頻度が低くて伸びにくいところに時間をかけてもリターンが小さいです。
そういった部分は思い切って「切る」決断をしてください。
逆に、配点が高くて得点効率がいいところは優先してやります。
全科目で横並びにして、総合的に優先順位をつけることが重要です。
大学受験の1月は、限られた時間を最大限に活用するため、この判断が合否をわけます。
全志望校をバランスよく演習する
受験する全大学をスケジュールに組み込むことも大切です。
「第一志望を2回、併願校を1回」といった具合でも構いません。
どれか1つだけに偏ると、ほかの大学の傾向に対応できなくなります。
そして、1月にはその大学の過去問の演習を必ず入れてください。
大学受験の1月に過去問をやるとき、第一志望だけに偏ってしまう人は要注意です。
第一志望だけでなく、併願校・滑り止めも全部カバーするスケジュールが成績につながります。
1月に大学受験でNGな過ごし方は”なんとなく復習”

「なんとなく復習」は、一番時間を無駄にします。
「この時期はインプットの復習が大切です」という言葉をよく聞きますよね。
確かに復習は大切です。しかし、「なんとなく」やるのは絶対にダメです。
ただ前からダーッとやるだけの勉強にしてしまう人がいますが、避けてください。
英文法なら文法書を最初から順に復習する、といった機械的な復習は効率が悪いです。
大学受験の1月は、もっと戦略的に復習する必要があります。
過去問と大学の出題傾向ベースでやること
効率のいい復習というのは、過去問と大学の出題傾向をベースにやることです。
例えば、次のようなアプローチが効果的です。
- その大学で出やすい単元を優先して復習する
- 過去問で間違えた単元を中心にやる
これが「使える復習」です。
同じインプットでも、「何を復習するか」を間違えると伸びません。
苦手単元、頻出単元、間違えた単元を優先して、効率よく時間をかけた分だけリターンが返ってくる勉強をしてください。
大学受験の1月でラストスパートに向けて意識すべきこと

過去問演習と復習・分析をしっかりやれば、点数はまだまだ上がります。
今、点数が出ていない人も、最後まで諦めないでください。
逆に、点数が出ている人も、気を抜いてはなりません。
受験の成否を大きくわけるのは、ラスト1ヶ月から2ヶ月の過ごし方です。
焦る気持ちはあると思います。
しかし、最後の最後まで伸びるのは、ここで冷静にやり切った人です。
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まとめ
大学受験の1月、入試直前期に点数を上げるために必要なのは、今までの知識を守る「守りの勉強」です。
過去問を分析して、弱点を補強して、復習を徹底する。
これが入試直前期にできる、唯一の点数アップ法です。
「取る」、「捨てる」を明確に決断し、戦略的に時間を使えば、限られた期間でも着実に成果を出すことができます。
大学受験の1月、最後まで諦めずに走り切りましょう。
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