新高2生の春休みから受験勉強を始めるのは遅い?やっておきたい準備や科目別の対策を解説

更新日: (公開日: COLUMN

新高2生の春休みから受験勉強を始めるのは、遅いと思う必要はありません。しかし、「今から始める必要もないかも」と油断するのも禁物です。今から少しずつ対策しておくと、志望校の合格率がグッと高まるため、準備を進めておくのがおすすめです。 本記事では、新高2生の春休みにやっておいてほしい準備や勉強内容などをまとめていますから、ぜひ参考にしてください。

新高2生の春休みから受験勉強を始めると有利!

新高2生の春休みから受験勉強を始めると有利!

大学進学を志望する高校生のなかには、新高校2年生の春休みから受験勉強を始めるのは早すぎるかも…と感じている人もいるかもしれません。 実際、高3の春から受験勉強をスタートさせる人も多いため、全体でみると高2からのスタートは早いという見方もできます。しかし、受験勉強に“早すぎる”はありません

国公立や医学部をはじめ難関大学以上を目指す場合には、高1から勉強を始めた方がよいケースもあります。そして、早く始めればそれだけライバルと差がつき、受験の成功率も上がります。

  • 遅いかはケースによって違う
  • 苦手科目を克服する時間が確保できる
  • 努力次第で志望校より上の大学に合格できる

遅いかはケースによって違う

一般的に、難関レベルの国公立や医学部を志望している場合、高1から勉強をスタートさせるのが望ましいといえます。そのため、新高2生の春から始めるのは、ライバルと比べると遅いです。 しかし、“遅い=間に合わない”と考えるのは早計で、新高2生の春からしっかり対策を取れば、間に合う可能性はあります。自分の行きたい大学に合格するため、新高2生の春休みから少しずつでも準備を進めておきましょう。

苦手科目を克服する時間が確保できる

新高2生の春休みから受験勉強をスタートさせると、苦手科目を克服するための時間が十分に確保できます。高校レベルの基礎力が不十分だった場合にも、中学の内容まで遡って勉強する時間を確保しやすいです。 そのため、特に苦手科目があるという人は、焦らず対策を進められる新高2生の春から勉強を進めると安心です。

努力次第で志望校より上の大学に合格できる

早い時期から受験勉強を始めると、その分の学力向上が期待できます。志望校合格の成功率が上がるのはもちろん、努力次第でさらに上のレベルに挑戦できる学力が身に付くかもしれません。 また、現時点で志望校が決まっていない場合でも、学力を上げておけば多くの選択肢から選べますから、将来的に自分の望む進路を選びやすくなるといえるでしょう。

新高2生の春休みにやっておきたい受験勉強と準備

新高2生の春休みにやっておきたい受験勉強と準備

新高2生の春休みには、下記の勉強と準備を進めておくとよいでしょう。

  • 志望校を検討する
  • 勉強習慣をつける
  • 高1の学習範囲を復習する
  • 高2の学習範囲を予習する
  • 英語・数学の基礎を優先して勉強する

志望校を検討する

ある程度、志望校の候補を絞っておくとよいです。志望校を意識し始めると、受験のスイッチが入りやすくなり勉強のモチベーションが上がります。 また、志望校を決めると受験科目や出題傾向が明確になりますから、効率的な勉強ができます。レベルによってどのくらいの勉強量が必要なのかの判断材料にもなるため、できる限り志望校を絞っておきましょう。

勉強習慣をつける

高2のうちに準備しておきたい重要なことは、安定した勉強習慣です。春休みから毎日コツコツ勉強を続けていれば、高3になるまで集中力が維持できるコンディションを作れます。 高3から受験をスタートさせた場合、いきなり長時間の勉強に集中して取り組める人は多くありません。

そのため、高2から積み上げてきた勉強習慣は、ライバルとの大きなアドバンテージになります。受験を有利に進められる大切な力になるため、新高2生の春休みから、毎日勉強するように心がけてください。

新高2生春休みの勉強時間とスケジュール

新高2生の春休みは、1日3~4時間程度を目標に勉強しましょう。1日目から長時間の勉強は集中力が続きにくいため、はじめは1~2時間ほどでも構いません。いきなり長時間の勉強を意識しすぎると負担が大きく、やる気の低下につながるリスクもありますから、注意してください。 また、「できるときに勉強する」というスタイルでは安定した勉強時間を確保できない可能性があるため、1日のスケジュールを立てた上で取り組むのがおすすめです。例えば午前中に2時間、午後に2時間というイメージで、自分が机に向かいやすい時間帯を受験勉強に設定して取り組んでみましょう。

高1の学習範囲を復習する

春休みの勉強は、高1の復習から始めてください。高2の授業をスムーズに理解するため、ベースとなる高1の知識を再確認します。 同時に、高1の知識は大学受験に重要な基礎力の部分でもあるため、理解が不足している箇所は春休みのうちにしっかり克服しておきましょう。

高2の学習範囲を予習する

高1の復習を終えて余裕がある場合には、高2の予習に取り組んでください。 高1の復習と同様に、高2の授業内容を円滑に理解するための対策になります。予習をして、実際に授業を受けても理解が追い付かない部分は、改めて学習し直すことで、知識の定着にもつながります。

授業の予習・復習は、受験対策として有効な勉強法ですから、基礎力固めの一環としてしっかり取り組みましょう。

英語・数学の基礎を優先して勉強する

新高2生の春休みから優先して勉強したいのが、英語と数学の基礎です。両科目は、長期間の積み重ね学習が学力向上につながるため、できる限り早いうちから勉強を始めるのが大切です。 高2の間に、下記の基礎を身に付けておきましょう。

  • 英語:単語・熟語・文法のインプット
  • 数学:公式・定義・定理のインプット(基礎問題を解く)

文系・理系別の受験勉強

文系と理系では、力を入れたい科目が違います。そのため、すでにどちらかの志望が決まっている場合には、下記に重点を置いた受験勉強に取り組んでください

志望校 勉強内容
文系 ・英語:高1の復習
・国語:国語力(特に読解力)の養成
・数学:高1の復習(数学ⅠA)
理系 ・英語:高1の復習
・数学:高1の復習(数学ⅠA)
・理科:高1の復習(基礎的な計算問題まで解けるように)

※この表は横にスクロールできます。

新高2生の春休みに取り組みたい科目別受験勉強

新高2生が春休みに取り組みたい勉強は、主に英語、数学、国語の基礎力固めです。科目別に詳しく解説します。

  • 英語の基礎
  • 数学の基礎
  • 国語の基礎

英語の基礎

まずは、学校の教科書や配布されたプリント・教材などで復習します。基本的に、英語の基礎は学校で使用した教材で十分身に付けられます。 単語の暗記は、反復学習がおすすめです。少ない量を確実に覚えていくよりも、多くの単語にざっと目を通し、何回も繰り返し覚える学習を続けましょう。

ある程度学習が進んだら、簡単な問題集に取り組んで、理解度を確認してください。

数学の基礎

数学は、公式、定義、定理などの基礎をしっかり理解してください。 問題集や教科書の例題と解説を読んで、内容を理解します。例題と解説をノートに書き写す作業も、知識の定着に有効です。 単元ごとに基礎をインプットしたら、練習問題に挑戦してみましょう。基礎問題がスムーズに解けるまで、インプットとアウトプットを繰り返してください。

国語の基礎

高校の国語は、主に現代文と古典です。 現代文は、できる限り多くの作品に触れて、読解力を養います。作品ごとに、下記のポイントをノートにまとめる勉強がおすすめです。

  • 題名・著者名
  • テーマ(ジャンル)
  • 時代背景
  • 文章の要約(200文字程度が目安)
  • 知らない語句の意味

この勉強法は、作品の内容をしっかり理解し、根拠のある答えを導き出せる練習になります。 古典は、教科書に載っている文法や単語を覚えてください。さらに、具体的な作品や作者などの古典知識も身に付けていきましょう。作品が書かれた当時の慣習、流行、思想などを覚えます。

新高2生の春休み時点で学力に不安がある人は春期講習に参加しよう

新高2生の春休み時点で学力に不安がある人は春期講習に参加しよう

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新高2生の春休みから始める受験勉強に関するQ&A

新高2生の春休みから始める受験勉強に関するQ&A

最後に、新高2生の春休みから受験勉強を始める人に役立つQ&Aをまとめました。

  • 高校2年生がやるべきことは何ですか?
  • 高2の休日の勉強時間は?
  • 夏休みに高2で勉強する時間は?

高校2年生がやるべきことは何ですか?

高2のうちに志望校を決められるとよいでしょう。志望校によって受験科目や出題傾向が異なるため、明確にすると効率的な受験勉強につながります。そして、できる限り毎日勉強する習慣をつけるのも大切です。本格的な受験シーズンになったら、長時間集中して勉強できるように、高2のうちからコンディション作りを始めておきましょう。

高2の休日の勉強時間は?

高校2年生は、休日4時間を目標に勉強してください。国公立や難関私大を目指す場合には、さらに多くの勉強量が必要になるため、目安は休日5時間です。午前と午後で2~3時間ずつに分けて取り組むようなスケジュールを立てて、毎日続けやすいリズムで勉強してください。

夏休みに高2で勉強する時間は?

高2の夏休みは1日4時間を目安に勉強しましょう。毎日4時間は負担が大きい、遊びや趣味の時間も欲しい、という場合には、平日2~3時間、休日5時間といった具合でメリハリをつけるのもおすすめです。毎日の勉強でモチベーションが下がらないよう、工夫して勉強しましょう。

まとめ

まとめ

新高2生の春休みから受験対策を始める場合は、志望校の検討と勉強習慣の定着を意識して過ごしましょう。志望校の決定は効率的な学習につながり、勉強習慣の定着は後から受験勉強をスタートさせるライバルとのアドバンテージになります。 そして、万全な受験勉強のスタートダッシュを実現させたい人は、ぜひ塾や予備校の春期講習に参加してみてください。

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