【大学受験】塾選びで失敗した！後悔しないためにできること
更新日： （公開日： ） COLUMN
なんとなく周囲に流されたり、十分な情報収集をせずに決めてしまったりすると、「塾選びで失敗した…」という状態に陥ります。本当に自分に合った塾を見つけられるのか、不安を感じている高校生も多いのではないでしょうか。
この記事では、塾選びの失敗例とその対策、さらには後悔しない塾の選び方について詳しく解説します。失敗の原因が自分にあるのか、それとも塾側にあるのかを冷静に分析することから始めましょう！
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□具体的に何から始めたらいいかわからない
□合格までの計画を立ててほしい
□1人で勉強を進められない
□勉強しているが成績が伸びない
上記に1つでも当てはまる受験生は今すぐ無料受験相談にお問い合わせください。
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塾選びで失敗した！後悔しないためにできること
大学受験における塾選びで失敗した場合、まず、失敗の原因が自分にあるのか、それとも塾側にあるのかを冷静に分析することが大切です。
自分に原因がある場合、例えば勉強への取り組み方や時間管理に問題があったのなら、積極的に改善していくことで状況は良くなるはずです。
一方、塾に原因がある場合は、遠慮せずに講師や塾の担当者に相談してみましょう。どうしても改善が見込めない場合は、勇気を出して塾を辞めるか、別の塾に転塾することも選択肢の1つです。
ここからは、2つの原因別に「失敗した」と感じてしまいやすいケースをお伝えします。まずは、自分が原因の場合です。
自分が原因で塾選びに「失敗した」と感じるケース
高校生自身が原因で塾選びに失敗したと感じるケースには、以下が挙げられます。
- なんとなく周囲に流されて選んだ
- 必要な情報を十分に集めずに決めた
- 月謝の安さだけで選んだ
- 親が決めた塾に通った
なんとなく周囲に流されて選んだ
友人やクラスメイトが通っている塾に興味を持ち、「みんなが行くなら自分も」という同調圧力に屈してしまった経験はありませんか？
結果、自分に合っているかどうかを十分に考慮せずに塾を選んでしまい、後になって「自分が望んだものではない」と気づくのです。
必要な情報を十分に集めずに決めた
多くの高校生は、受験勉強に追われる中で、塾選びにかける時間や労力を最小限に抑えたいと考えやすいです。
周囲に流されながら、塾のホームページやパンフレットだけを見て、表面的な情報だけで判断してしまうなどです。また、「有名な塾なら間違いない」という思い込みから、直感的に決めてしまうケースも少なくありません。
月謝の安さだけで選んだ
高校生は家計への負担を考慮して、できるだけ安い塾を選ぼうとします。しかし、教材費、季節講習費、模試代など、追加で発生する費用を考慮せずに選んでしまい、予想以上の出費となることがあります。
現在では、多くの塾でこの問題を解決していますが、安さを重視するあまり、質の高い指導や充実した学習環境を犠牲にしてしまうことも少なくありません。
親が決めた塾に通った
校構成は、意外にも親の意見を尊重したいという気持ちと、自分で決定したいという欲求の間で揺れ動きます。親が良かれと思って選んだ塾であっても、高校生本人の学習スタイルや目標と合わないことはよくあるものです。
親の選んだ塾のレベルが高すぎたり、逆に物足りなさを感じたりすることで、モチベーションが上がらず、効果的に学べない状況に陥ります。
次は、塾が原因で「失敗した」と感じるケースも見てみましょう。
塾が原因で塾選びに「失敗した」と感じるケース
塾が原因で「失敗した」と感じるケースには、主に以下のようなものがあります。
- 自分に合わない指導方法だった
- 講師の教え方や人柄が合わなかった
- 通塾の負担が大きかった
- 不安や悩みを解消できなかった
自分に合わない指導方法だった
高校生向けの塾における個別指導と集団指導には、それぞれメリットとデメリットがあります。
個別指導は、1人ひとりのペースに合わせた学習ができる反面、他の高校生との競争意識が生まれにくいという特徴もあります。一方、集団指導は、切磋琢磨できる環境が整っていますが、個々の理解度に合わせた指導が難しいです。
自分の学習スタイルや性格を十分に理解せずに塾を選んでしまうと、せっかく通っても効果が実感できず、「失敗した」と感じてしまうわけです。
講師の教え方や人柄が合わなかった
教え方がうまくない講師や、話しかけづらい雰囲気の講師だと、質問や相談がしにくくなり、学習の障害となってしまいます。また、講師の話し方、また説明の仕方が自分の理解スタイルと合わない場合、授業内容が頭に入りにくくなってしまいます。
高校生を対象とした塾では、単に知識を伝えるだけでなく、高校生のやる気を引き出し、学習意欲を高める講師の存在が非常に重要です。
通塾の負担が大きかった
自宅から遠い塾を選んでしまうと、以下のようなさまざまな問題が生じて「失敗した」と感じることもあります。
- 通塾だけで疲れて勉強に身が入らない
- 帰宅時間が遅くなって生活リズムも乱れる
- 疲労が溜まって移動中の学習効率が落ちる
通塾の負担は、高校生本人だけでなく、費用や時間面から見て親御さんへの負担にもなります。
不安や悩みを解消できなかった
学習面での不安、例えば「この勉強法で本当に成績が上がるのか」「志望校に合格できるのか」といった疑問が解消されないまま学習を続けると、モチベーションの低下につながります。
また、高校生特有の進路に関する悩み、「自分に合った大学はどこか」「将来の職業にはどの学部が適しているか」などの相談ができない環境では、目標設定が曖昧になり、学習の方向性を見失ってしまいかねません。
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上記に1つでも当てはまる受験生は今すぐ無料受験相談にお問い合わせください。
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【保護者も必見】塾選びで失敗しないためのポイント
では、どうすれば失敗しない塾選びができるのでしょうか？
高校生の成長を促すのは、結局のところ「人（講師）」です。どれだけ立派な設備や充実した教材があっても、活かして高校生の可能性を引き出せる指導者がいなければ意味もありません。
塾見学の際は、講師が高校生に対してどのように接しているかをよく観察しましょう。
- 高校生1人ひとりに対し、愛情を持って接しているか
- 高校生の質問に丁寧に答えているか
- 高校生の理解度に合わせて説明を調整しているか
などを見極めることが大切です。
ただし、ここでいう「愛情」は単なる甘やかしとは異なります。時には厳しく指導することも含めて、高校生の成長を真剣に考えている姿勢が感じられるかどうかが重要です。
そのほか、保護者の方にも知っていただきたい、塾選びで失敗しないためのポイントを3つに絞って紹介します。
焦って無理に塾に通わせない
高校生の勉強に対する姿勢は、千差万別です。中には、早くから受験勉強に取り組む高校生もいれば、部活動に打ち込んでいる高校生もいるでしょう。
高校生が勉強に向き合うタイミングは人それぞれです。そのため、高校生自身が「やる」と決意したタイミングで、心に火をつけられる指導者のいる塾を選ぶことが大切です。
一方的に塾を選ばない
塾選びにおいて、保護者が一方的に決定するのは避けるべきです。なぜなら、高校生自身が「ここで頑張りたい」と思える塾でなければ、効果的な学習は望めないからです。
勉強に対する意欲はどの程度か、日々の生活スタイルはどうなっているか、といった点を考慮に入れた塾選びを考えてください。
高校生と保護者が一緒に塾を見学し、高校生の反応を観察することも効果的です。高校生が積極的に質問をしたり、説明を熱心に聞いたりする様子が見られれば、その塾に対する興味や意欲が高いと判断できるでしょう。
＞＞塾の無料体験で悩む高校生必見！参加するメリットや確認したいポイントを解説
目の輝きを見逃さない
塾選びにおいて、良い出会いがあったとき、高校生の目は特別な輝きを放つものです。講師の説明に熱心に耳を傾けているか、質問をする際に目が輝いているか、などの細かな変化に注目してください。
ある高校生が体験授業で初めて数学の難問を解けたとき、その達成感から目を輝かせるかもしれません。この反応は、そ
塾や講師が高校生の学習意欲を引き出せることが多いという判断基準になるはずです。
やめた方がいい塾を避けるための『講師』の見極め方
やめた方がいい塾を避けるための『講師』の見極め方は、以下の3つです。
- 高校生中心の思考ができない
- 指導法の正しさを説くばかりで結果を出せない
- 継続的に学び、成長する姿勢がない
高校生中心の思考ができない
高校生の良い講師は、自分の経験や方法を一方的に押し付けるのではなく、高校生の状況や問題に合わせて柔軟に指導方法を変えることができます。
中堅大学を志望している高校生に対して、難関大学向けの過度に難しい対策をさせるようなことはしません。代わりに、その高校生の目標や現在の学力に応じた適切な指導を行います。
また、固定観念にとらわれず、高校生1人ひとりの学習スタイルや理解度に合わせて説明方法を変えられる講師も、高校生中心の思考ができていると言えるでしょう。
指導法の正しさを説くばかりで結果を出せない
また良い講師は、自分の指導法の正しさを主張するだけでなく、実際に高校生の成績を向上させる実績も持っています。「私の教え方が最高だ」と自慢するだけで、高校生の成績が伸びない講師は避けるべきでしょう。
代わりに、高校生の成績向上を第一に考え、実際に結果を出している講師を選ぶことが大切です。また、良い講師は「講師」と呼ばれることに慢心せず、自分のエゴを捨て、高校生の成長のために尽力する姿勢をとっていることも多いです。
継続的に学び、成長する姿勢がない
高校生が日々勉強に励むように、自分の指導法に固執せず、常に改善の余地を探る姿勢は、優れた講師の特徴と言えるでしょう。新しい教育方法や最新の入試傾向について積極的に学び、指導に取り入れる講師は高く評価できます。
また、高校生や保護者からのフィードバックを真摯に受け止め、自身の指導方法を改善しようとする姿勢も重要です。
まとめ
高校生が塾選びで失敗しないためには、自分の学習スタイルや目標を明確にし、それに合った環境を選ぶことが不可欠です。単に有名な塾や安い塾を選ぶのではなく、自分に合った指導方法や講師を見極めてください。
良い塾選びのポイントは、「人」を中心に考えることです。複数の塾を比較検討し、体験授業に参加して実際の雰囲気を感じてください！
マナビズムでも、無料の受験相談や体験授業を実施しています。気になることがあれば、ぜひ聞きに来てくださいね！
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よくある質問（FAQ）
大学入試に塾は必要ですか？
大学受験において、独学で成績を上げられる自信がある場合は、必ずしも塾に通う必要はありません。しかし、難関私大などの高いレベルの大学を目指している場合は、塾の専門的な指導が役立ちます。
塾は近い方がいい？
高校生、そして親御さんにとって、塾の場所は断然近い方が良いと言えるでしょう。なぜなら、通塾の安全性が高まるだけでなく、親御さんの負担も軽減できるからです。また、意外かもしれませんが、毎日の送り迎えは想像以上に大変です。
ダメな塾は？
高校生にとって、「ダメな塾」とは、端的に言えば講師が合わない塾だと言えるでしょう。たとえ塾のシステムが優れ、学びやすい環境が整っていたとしても、講師との相性が悪いと理解は進まず、学力も伸びません。
