【大学受験】英検準2級プラスは意味ない?関関同立を目指す人が知るべきこと
更新日: (公開日: ) COLUMN
2025年度から新設となった「英検準2級プラス」。「自分も受けたほうがいいのかな?」「関関同立の入試に有利になる?」と迷っている受験生も多いのではないでしょうか。
この記事では、関関同立専門塾の視点から、準2級プラスをスキップして直接「2級」を目指すべき4つの理由や、逆に準2級プラスを受験する意味がある人の条件をわかりやすく解説します。

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英検準2級プラスとは
| 技能 | 内容 | 問題数 |
|---|---|---|
| リーディング | 語彙(17問)+長文空所補充(6問)+長文内容一致(8問) | 31問 |
| ライティング | 英文要約(25〜35語)+意見論述(65〜80語) | 2問 |
| リスニング | 会話内容一致(15問)+文内容一致(15問) | 30問 |
| スピーキング | 音読+質疑応答4問 | — |
「準2級→2級の壁」を緩和するために、2025年度から準2級プラスが導入となりました。内容は、「問題の形式に慣れるための練習台」として2級の縮小版が用意されたイメージです。
英検準2級プラスは意味ない?

関関同立・MARCH志望なら、意味ない可能性が高いです。目標が2級以上ならば、遠回りになるためです。
準2級プラスはそもそも「準2級と2級の壁を埋める」ために作られた級となります。しかし、難関大学の英検優遇制度のほとんどは「2級以上」を条件としており、準2級プラスでは要件を満たせません。
一方、英語習慣をつけたい高1生や、志望校が準2級プラスを評価している場合は意味があります。「自分はどちらか」を判断することが先決です。
関関同立志望に英検準2級プラスが意味ない理由
関関同立志望に英検準2級が意味ない理由は、以下の4つです。
- 関関同立・MARCHの英検優遇は「2級以上」が最低条件だから
- 難易度が「準2級より」だから
- 準2級プラスに受かっても2級はいけないから
- 受験料8,700円+対策時間が余計なコストになるから
関関同立・MARCHの英検優遇は「2級以上」が最低条件だから
関関同立(関西大学・関西学院大学・同志社大学・立命館大学)やMARCHの入試で英検優遇を受けるには、基本的に英検2級以上のスコアが必要です。
準2級プラスのCEFR対応はA2レベルであり、大学が条件とするB1(2級相当)には届きません。
準2級プラスが大学入試で評価されるかは、2025年度からはじまった新設級のためまだ不透明な大学が多いです。投資対効果が読めない段階で時間とお金をかけるリスクがあります。
※準2級プラスを取得しても、関関同立の英語入試優遇・免除・加点の対象外になるケースがほとんど。入試要項を必ず確認すること。
難易度が「準2級より」だから
マナビズムでサンプル問題を実際に講師が解いて見ると、準2級プラスは準2級よりという感じでした。想像しているちょうど真ん中の難易度よりかは、気持ち簡単です

準2級→準2級プラスのスコア差は+80点。一方、準2級プラス→2級は+118点。「真ん中」ではなく、明らかに準2級に近い設計になっている。
正直、思ったより簡単っていう風に語彙問題だけ見ていても思ってます。このレベルの資格取得に2〜3か月の対策時間を使うよりも、直接2級を目指したほうが効率的かもしれません。
準2級プラスに受かっても2級はいけないから
英検準2級プラスに受かったからといって、そのノリで普通にやってたら2級いけるみたいな甘いレベルではありません。2級プラスから2級に上げるのは、やはり努力を要します。
関関同立志望なら最終的に2級が必要です。準2級プラスはあくまで「通過点」であり、準2級プラスで満足してしまうと2級合格が遅れるリスクがあります。
受験料8,700円+対策時間が余計なコストになるから
英検準2級プラスの受験料は、本会場で8,700円(税込)です。二次試験対策も含めると、数週間〜数か月の準備時間もかかります。
準2級合格直後の受験生が、準2級プラスではなく直接2級の対策をはじめれば、同じ時間とお金で2級合格に近づける可能性があるのです。特に高2以降で受験が迫っている場合、この差は大きいでしょう。
【💡判断の基準】「今の自分が3か月の対策で2級に合格できそうか」を基準に考えよう。できそうなら、準2級プラスを経由する必要はない。
【参考】英検の準2級・準2級プラス・2級の比較
| 項目 | 準2級 | 準2級プラス | 2級 |
|---|---|---|---|
| 推奨レベル | 高校中級程度 | 高校上級程度 | 高校卒業程度 |
| CEFR | A2 | A2〜B1手前 | B1 |
| 合格基準スコア(一次) | 1,322 | 1,402(+80) | 1,520(+118) |
| 必要語彙数(目安) | 約3,600語 | 約4,200語(+600語) | 約5,200語(+1,000語) |
| 長文難易度 | 高校入試 基礎 | 高校入試〜南関東私立レベル | 大学入試 基礎(ソリューション1相当) |
| ライティング(要約) | なし | 25〜35語 | 45〜55語 |
| リスニング問題数 | 20問 | 30問 | 30問 |
| 受験料(本会場) | 8,100円 | 8,700円 | 9,100円 |
| 関関同立 入試優遇 | 対象外 | 基本対象外 | 対象(大学による) |
英検準2級プラスに意味がある人の条件
英検準2級プラスは、以下の条件に当てはまる人であれば良い選択肢になります。
- 高1前半で、まだ時間がたっぷりある
- 志望校が準2級プラスを評価している
- 2級は明らかに今の実力では難しい
- 勉強習慣をつける「助走」が必要
- 英語に苦手意識があり自信をつけたい
意味ない可能性が高い人
一方で、英検準2級プラスが意味ない可能性の高い人は以下のとおりです。
- 関関同立・MARCH以上を目指している
- 高2・高3で受験が近い
- 準2級合格直後で英語力が伸びている
- 2級対策に使える時間がある
- 英検利用入試で優遇を受けたい
高1の真ん中とか高2の頭からしっかりと2〜3か月対策して単語覚えて、準2級プラス取ったからその勢いで2級へ。これが準2級プラスの理想的な活用法です。
英検準2級プラスをゴールではなく通過点として使うのであれば、一種の戦略として有効でしょう。
準2級プラスの取得で2級との壁はなくならない
英検準2級プラスが新設された背景には「準2級→2級に2年かかる」という問題があったからです。では、準2級プラスを経由すれば1年ずつになるでしょうか。
答えは、NOです。英検協会の想定では「準2級→準2級プラス(約1年)→2級(約1年)」としていますが、あくまで平均的な学習者の場合だからです。
関関同立を目指す受験生は高2〜高3で2級が必要になるはず。高2で準2級を取った場合、準2級プラスを経由すると高3の入試本番に2級が間に合わない可能性があるのです。
「ロードマップとして正しい」と「スケジュールに合っている」は別の問題だと考えてください。
取得を目指すなら受験計画から逆算を
関関同立の英検利用入試を活用したい場合、以下のスケジュール感で逆算してください。
- 出願に間に合う英検スコアが必要
- 英検S-CBTなどで最終調整
- 2級合格を目指す対策開始
- 2級の基礎固め(語彙・長文)
このスケジュールで見ると、準2級プラスに費やせる時間はほぼないはずです。高2以降の受験生が準2級プラスに時間を使うのは、現実的ではありません。
まとめ:関関同立志望はプラスを受けずに2級へ

英検準2級プラスについてまとめると以下のとおりです。
- 関関同立・MARCH以上が目標なら、準2級プラスは原則スキップして2級対策に集中したほうが良い
- 難易度は準2級寄りで、講師も「思ったより簡単」と発言。準2級合格直後なら直接2級を目指せる可能性が高い
- スコア差は「準2級→準2級プラス(+80)」より「準2級プラス→2級(+118)」のほうが大きい
- 受験料8,700円と対策時間は、2級対策に使ったほうがコスパが高いケースが多い
- 意味がある人は「高1前半で時間がある」「勉強習慣を作りたい」「志望校が準2級プラスを評価」の場合
いかがでしたか。関関同立志望のキミは、英検2級の取得をぜひ検討してください。

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よくある質問(FAQ)
英検準2級プラスを受けたほうがいいですか?
志望校の英検優遇が「準2級プラス」を評価している、かつ高1など時間に余裕があるなら受ける価値があります。一方、関関同立・MARCH志望で最終的に2級が必要なら、原則スキップして2級対策に集中するほうが効率的です。
英検準2級プラスは何年生レベルですか?
目安は高校上級程度ですが、難易度は「準2級寄り」といわれます。準2級に受かった直後なら、少し上の問題に慣れるための橋渡しとして使えます。時間が限られる高2・高3は「2級へ直行」が基本になります。
準2級と準2級プラスの違いは何ですか?
違いは、2級へ向けた「中間級」である点です。合格基準スコアは準2級より+80で、2級との差はさらに+118あります。つまり「2級の練習台」にはなる一方、入試優遇は2級以上が中心です。
英検準2級プラスができた理由は何ですか?
準2級から2級へのギャップが大きく、途中で伸び悩む受験生が多いことが背景です。そこで「準2級と2級の壁を埋める」目的で新設されました。段階的に英語力と学習習慣を上げたい人には有効ですが、ゴールは2級以上が基本です。