塾の体験授業は親も参加できる?確認したいポイントと見極めのコツ【大学受験】
更新日: (公開日: ) COLUMN
- 「塾の体験授業に子供が参加することになったけど、親として何ができるの?」
- 「そもそも親が参加できるの?」
というお悩みはありませんか?
体験授業は、塾の雰囲気や授業の質を直接確認できる貴重な機会です。
しかし、親が参加できるのか、何を見るべきか、どう選ぶべきか、不安に思うことも多いでしょう。
塾選びでは、家族と相談しているケースが96.7%と高いとの結果が出ています。
つまり、親が塾選びに関与することは、決して珍しいことではないのです。
それなら、体験授業にも親が参加することで、より深い理解を得られるのではないでしょうか?
この記事では、塾の体験授業に親が参加することのメリットや、親が確認すべきポイント、そして塾を見極めるコツを解説します。
さらに、体験授業を受ける流れや、体験授業を断るときのマナーについても触れるため、ぜひ参考にしてください。
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塾の体験授業とは?
塾の体験授業とは、一般的には、塾が提供する教育サービスを実際に体験できる機会のことを指します。
通常、1日または一定期間で実際の授業に参加でき、学力診断テストや模擬試験などが受けられる場合もあります。
また、講師やコンサルタントとの相談会に参加できることも特徴の1つです。
体験授業では、塾の教育方針や講師の質、教材の内容などをチェックすることで、子どもの学習をサポートできます。
一部の塾では、親御さんが体験授業に同席することを許可している場合もあるため、事前に確認してください。
しっかりと準備をして、自分にとって最適な塾を見つけることができるようにしましょう。
【関連記事】塾の無料体験で悩む高校生必見!参加するメリットや確認したいポイントを解説
塾の体験授業は親も行くもの?
先に触れたように、塾の体験授業に親が参加できるかどうかは、塾によって異なります。
一部の塾では、授業の進行を妨げるという理由から、親の授業見学を制限しているところもあります。
そのため、体験授業を受ける前に、親が授業を見学できるかどうかを事前に確認しましょう。
後悔しないためにも見極めが大切
朝日中高生新聞によると、入塾後にギャップがあったと答えた親御さんは31%にも上るとのことです。
また、不満があるかを尋ねたところ、39%の親が何らかの不満を持っていると答えています。
この数字から、塾選びに失敗した後悔の度合いがわかります。
特に、体験授業を受ける際には、授業の内容や教師の指導方法、塾の雰囲気などをしっかりと確認することが大切です。
また、親が授業を見学できる塾であれば、自分の子どもがどのような環境で学ぶのかを確認しましょう。
参考:https://www.asahi.com/asagakuplus/article/asasho/15136063
そもそも塾の体験授業に親は本当に関与していいの?
塾選びは、子どもの学力向上だけでなく、自己肯定感や自己効力感を育む場ともなります。
そのため、親が関与することも多くあるはずです。
しかし、親がどの程度関与すべきか、また、どのように関与すべきかは悩むポイントではないでしょうか。
アンド・ディの調査によると、塾選びでは家族と相談しているケースが96.7%と非常に高いことがわかります。
- 家族が決めた: 12.8%
- 家族と相談し、家族の意向が大きい: 31.7%
- 家族と相談し、自分の意向が大きい: 52.2%
- すべて自分で決めた: 3.3%
この結果から、高校生自身が塾選びに大きく関与していることがわかります。
その一方で、親の意見や視点も無視できないことが明らかになりました。
したがって、親が体験授業に参加し、自分の目で塾の雰囲気や指導内容を確認することは、子どもの学習環境を選ぶ上で非常に有意義と言えるでしょう。
参考・出典:アンド・ディ(https://www.and-d.co.jp/2023/03/29/tutoringschool/)
塾の体験授業で親が感じた不満とは?
親御さんからすると、塾の体験授業には不満が出ることも少なくありません。
以下に、朝日中高生新聞に掲載されていた親御さんが体験授業で感じている不満をいくつか列挙します。
- 担当講師の教え方
- 担当講師がすべて大学生だった
- とにかく追加料金が高い
- 自習室がうるさかった
- 連絡が遅かったり、返事がなかったりする
- 受験対策で通っているのに先生が熱心ではない
- 思ったよりも気合で押し切る形の塾だった
ホームページや広告には『名門○○高校に○名が合格!』と掲載されていたが、子どもの感じたところでは、周囲の受講生の偏差値レベルは少し低いと感じたという声も挙げられていました。
このような不満は、塾選びの際に親御さんが抱く懸念です。
体験授業を受ける際には、このポイントを意識して自分の子どもに合った塾を見つけてください。
参考・出典:https://www.asahi.com/asagakuplus/article/asasho/15136063
塾の体験授業で親も参加するメリット
塾の体験授業に親が参加することで、塾が良いことばかり伝えていないか、違和感はないかを確認できます。
つまり、子供を任せられる塾かどうかを見極めるタイミングとなるわけです。
まず、挨拶や服装、清潔感など、一見些細に思える部分を見てみます。
例えば、教師がきちんとした服装で、明るく丁寧な挨拶をする様子を見れば、その塾が教育に対する真剣な姿勢を持っていることが伺えます。
次に、授業の品質もチェックするべきポイントです。
教師が生徒の質問に丁寧に答えているか、授業が計画的に進行しているか
などを確認することで、その塾が子どもの学習をしっかりとサポートしてくれるかを見極めることができます。
また、親が体験授業に参加することで、他の塾との比較もしやすくなります。
このように、塾の体験授業に親が参加することは、ミスマッチを防ぐために必要です。
大学受験を控えた高校生の親御さんは、ぜひこの機会を活用してください。
塾の体験授業で親が確認したいポイント
塾の体験授業で親が確認したいポイントは、以下の3つです。
- 授業の進め方と雰囲気
- ほかの生徒の様子
- 講師は子どもに合うか
授業の進め方と雰囲気
塾の体験授業では、まず授業の進め方と雰囲気を確認します。
通常、塾によってカリキュラムや指導方法は異なります。
一部の塾では、全生徒が同じカリキュラムを進める一方で、他の塾では生徒1人ひとりの学力や理解度に合わせた個別指導を行う場合もあります。
そのため、子供に合ったカリキュラムの方が、費用対効果が高いと言えるでしょう。
また、授業の雰囲気もポイントです。
特に、クラスの人数は学習効果に大きく影響します。
人数が多すぎると、1人ひとりに対する指導が行き届かないこともあります。
クラスの人数や生徒同士の関係性、講師と生徒のコミュニケーションの取り方などを見て、子どもが安心して学べる環境かどうかを確認しましょう。
ほかの生徒の様子
次に、塾の体験授業では、ほかの生徒の様子を観察することも大切です。
塾は集団型であれば、ほかの生徒と交流する機会もあります。
その中で、生徒たちがどのように授業に参加しているのかを見てみましょう。
また、授業中によく話す生徒が多い場合は、学習効果を得られないこともあることも考えてみてください。
講師は子どもに合うか
最後に、講師が子どもに合うかどうかを見極めることが求められます。
塾の講師は、十人十色。
子供と講師の相性が悪いと、子供が塾に通いにくくなる可能性があります。
そのため、体験授業では講師の教え方や人柄を見てください。
その上で、子どもの気に入った講師が入塾後も担当してくれるかを確認しましょう。
最初は良い講師が伝えて、残りは大学生だったという後悔を減らすことができますよ。
体験授業で親が塾を見極めるコツ
体験授業で親が塾を見極めるコツは、以下の3つです。
- 様子を講師に聞いてみる
- 塾全体の理念・方針を調べる
- 疑問や不安はストレートに聞く
様子を講師に聞いてみる
まず、体験授業の際、親が積極的に講師に話しかけることは大切です。
特に、お子さんの授業の様子や理解度を具体的に聞いてみましょう。
曖昧な返答が返ってきた場合、講師がお子さんの学習状況を十分に把握していない可能性があります。
集団指導の場合、一定の期間内で生徒の状況を把握するのは難しいかもしれません。
しかし、個別指導の場合は特に見ておきたいポイントです。
具体的な返答が得られた場合、講師がしっかりとお子さんを見てくれている証拠と言えるでしょう。
塾全体の理念・方針を調べる
塾選びにおいて、成績向上の実績だけに目を向けてしまうのは危険です。
塾の経営理念や教育方針は、どのような授業を組み立てるか、どのように生徒を指導するかの基盤となるもの。
そのため、理念や方針がしっかりとしている塾は、指導のレベルも高くなりやすい傾向にあります。
塾のホームページを調べてみることで、その塾の理念や方針は調べられるため、ぜひ見てください。
マナビズムの教育理念は、下記ページに記載されています。
疑問や不安はストレートに聞く
最後に、塾の体験授業を受けた後や、塾のホームページを見たり、チラシを見たりした際には、必ず何かしらの疑問や不安が出てくるものです。
こうした疑問や不安は、ストレートに講師に聞いてみましょう。
事前にメモにまとめておくと、忘れずに質問できます。
また、質問に対する講師の対応も、その塾の教育方針を反映しています。
質問に対して気持ちよく回答が得られない場合、お子さんが質問した場合も同様の対応が想定されます。
質疑応答は講師の仕事の一部であり、その対応を通じて塾を見極めることも大切です。
塾の体験授業を受ける流れ
一般的な塾の体験授業を受ける流れは、以下のとおりです。
- 予約
- 来校
- 体験授業
- 授業後に面談
まずは、体験授業を受けたい塾に電話やインターネットから予約をします。
その際、希望の日時や受けたい科目などを伝えましょう。
予約が完了したら、指定された日時に塾に来校します。
来校したら、実際に体験授業を受けるだけです。
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体験授業に必要な持ち物・服装
体験授業に必要な持ち物は、筆記用具一式とノートです。
授業で学んだことをメモするために、必要最低限の用意として準備しましょう。
また、親御さんが同伴する場合は、授業の様子や面談の内容をメモするためにも筆記用具があると便利です。
服装については、特に指定のないケースがほとんどです。
例えば、私服や学校の制服で来校できます。
ただし、体験授業中に実際に問題を解いたり、ホワイトボードに書いたりすることもあるため、動きやすい服装がおすすめです。
特に、夏場は冷房が効いている場所もあるため、羽織るものを持っていくと安心です。
塾の体験授業を断る際のマナーとは?
塾の体験授業を断る際には、最初にどのように連絡を取るかを決めましょう。
電話、メール、LINEなど、自分がもっとも得意とする手段から選びます。
ただし、どの手段を選んでも、相手に対する敬意を忘れずに、丁寧な言葉遣いを心がけることが大切です。
次に、断る理由を明確に伝えることが求められます。
その際には、自分の意思をはっきりと伝えることが重要です。
例えば、「今回は他の塾を検討しているため」といった具体的な理由を伝えると良いでしょう。
また、「今後も体験授業のお誘いは控えていただきたい」という意思も、はっきりと伝えることが大切です。
なお、直接塾を訪問して断る場合には、事前に訪問日時を予約することをおすすめします。
【関連記事】【例文】塾の体験授業後の断り方は?ポイントと注意点、しつこい勧誘の対処法も解説
まとめ
塾の体験授業は、親も参加できることがあり、その際には塾の教育方針や授業の質、講師の指導スタイルを直接確認する絶好の機会となります。
親が体験授業に参加することで、子どもがどのような環境で学ぶのかを理解し、適切な塾選びをサポートできます。
また、塾選びにおいては、授業の進め方や雰囲気、他の生徒の様子、講師との相性など、多角的に観察することが大切です。
体験授業に参加する際には、以下の点に注意してください。
- 事前に塾に連絡を取り、親の参加可否を確認する。
- 授業の進行、講師の指導方法、教材の内容などを詳細に観察する。
- 子どもの反応や他の生徒との相互作用を注意深く見る。
- 体験授業後、子どもとしっかりと話し合い、感想を共有する。
- 複数の塾を比較検討し、もっとも適した環境を選択する。
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