【大学受験】塾通いの向き・不向きとは?判断基準や子どもに適した塾の選び方

更新日: (公開日: COLUMN

  • 子どもを塾に通わせたいが、本当に自分の子に合っているのかどうか分からない
  • 塾に通わせても効果が出なかったらどうしよう
  • 塾の費用は決して安くないので、失敗は避けたい

と気になりお調べではないでしょうか。実際の塾選びでは、集団授業、個別指導、基礎からじっくり学びたい、応用力を伸ばしたいなどで適した塾の形態が異なってきます。

そこで本記事では、塾通いの向き不向きの判断基準になる4つずつの特徴と、子どもに合った塾選びの基準を詳しく解説します。「わが子に合った塾を見つけたい」「塾選びで失敗したくない」とお考えの方は、ぜひ最後までご一読ください。

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□具体的に何から始めたらいいかわからない
□合格までの計画を立ててほしい
□1人で勉強を進められない
□勉強しているが成績が伸びない

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そもそも高校生は塾に通っている?

そもそも高校生は塾に通っている?

文科省の調べでは、通塾に対して費用をかけている家庭が、公立高校で33.2%、私立高校で38.3%でした。つまり、公立高校では約3割、私立高校では約4割の生徒が学習塾に通っていることが分かります。

3人に1人が志望校への合格を目指して、塾のサポートを得ているわけですね。「40万円以上」をかけているご家庭は、私立学校に通う生徒の家庭の16.7%、公立学校では11.6%が該当しているものの、全体で年間の平均は約10万円となっているため、金額の基準はこの辺りを想定しておきましょう。

出典:文科省(令和3年度の学習費調査:調査結果の概要)(https://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/chousa03/gakushuuhi/kekka/k_detail/mext_00001.html)

塾通いに向いている高校生の特徴4選

塾通いに向いている高校生の特徴4選

塾通いに向いている高校生の特徴には、以下の4つが挙げられます。

  • ある程度の学力が身についている
  • 自発的に勉強ができる
  • 他のお子さんに対するライバル意識を持てる
  • 質問することに抵抗がない

後ほど向いていないケースも同様に4つに分けてお伝えするため、お子さんが当てはまっているかどうかの参考にしてください。

ある程度の学力が身についている

塾では決められたカリキュラムに沿って授業が進み、学校の内容を先取りできるように計画されています。そのため、基礎的な学力が備わっているお子さんほど、塾の学習効果を最大限に引き出せます。

特に、学校の授業内容を8割程度理解できているお子さんは、塾での予習を通じて学校の授業がより分かりやすくなり、さらなる成績アップも望めるでしょう。受験を控えている高校生の場合、塾の体系的な受験対策カリキュラムを活用することで、効率的に志望校合格への準備を進められるのです。

自発的に勉強ができる

塾では、毎回たくさんの宿題や課題、またはスケジュールに合わせた自学自習のプランが出されます。

授業の進行ペースも速いため、補足や復習としての意味合いが強いです。中には、生徒の予習を前提とした授業を展開する塾もあります。

自発的に学習計画を立て、部活や習い事の合間を縫って課題に取り組める高校生であれば、塾での学びを最大限に活かせます。帰宅後すぐに宿題に取り掛かる習慣がついているお子さんは、塾の課題もスムーズにこなせるでしょう。

他のお子さんに対するライバル意識を持てる

塾では、学力別クラス編成や定期テストでの順位付けなど、競争的な要素を盛り込むところも増えてきました。このような環境下で、「周りの子に負けたくない」「もっと上のクラスに上がりたい」といった向上心を持てるお子さんは、競争を良い原動力に変えられます。

特に、明確な目標(「第一志望校に合格したい」など)を持つお子さんは、その実現に向けて努力を重ねやすい傾向にあります。

質問することに抵抗がない

高校生は多感な時期であることから、「皆の前で質問するのが恥ずかしい」「基本的なことを聞いて馬鹿にされないか」といった不安も抱きやすいです。しかし、疑問点をその場で解決できないと、理解が不完全なまま次の単元に進んでしまいます

質問することに抵抗がないお子さんは、分からないことをすぐに講師に確認でき、着実に学力を伸ばせます。例えば、授業中でも堂々と手を挙げて質問できる子どもは、塾での学習効果も高くなりやすいでしょう。

では次に、反対に塾通いに向いていないお子さんの特徴には何が挙げられるのでしょうか。次で、同じように4つのケースに分けて紹介します。

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塾通いに向いていない高校生の特徴4選

塾通いに向いていない高校生の特徴4選

塾通いに向いていない高校生の特徴は、以下の4つです。

  • 学校の授業についていけていない
  • マイペースで勉強したい
  • 塾の課題に取り組む時間がない
  • 周囲の目が気になってしまう

学校の授業についていけていない

塾の中でも、集団塾に限った話ですが、学校の授業と同様に全員が同じペースで学習を進めていきます。そのため、理解が追いつかなくても、個別にペースを調整したり、立ち止まって詳しく説明する時間を取ったりすることは難しい環境です。

進学塾では学校の授業内容を完全に理解していることを基準に、さらに発展的な内容へと進んでいくことから同じような状態に陥りやすいです。

現時点で学校の授業についていくのが精一杯のお子さんの場合、いきなり集団塾に通い始めることはおすすめできません。まずは基礎学力の定着を目指す個別指導など、オーダーメイドの学習計画を立てられる塾を検討することをおすすめします。

マイペースで勉強したい

学習ペースは個人差が大きく、特にじっくりと理解を深めながら進みたいお子さんにとって、集団塾の画一的な進度は大きなストレスとなる可能性があります。

例えば、数学の文章題では解き方を理解するまでに時間がかかる子もいれば、英語の文法では繰り返し練習が必要な子もいます。しかし集団塾では、カリキュラムに沿って決められたペースで進行するため、個々の理解度に合わせた柔軟な対応は期待できません。

また、競争的な環境が苦手なお子さんにとっては、他の生徒との比較や成績順位が精神的な負担となることもあります。このような場合、自分のペースで学べる環境を選ぶことで、より効果的な学習が可能になります。

塾の課題に取り組む時間がない

集団塾や一部の個別指導塾では、授業の理解を深めるために毎回相当量の課題が出されます。

課題は次回の授業までに完了していることが前提となっており、中には予習も必須となっている塾も少なくありません。部活動や習い事で忙しいお子さんの場合、この課題をこなす時間を確保するのが困難になりやすいです。

課題が未消化のまま次の授業を受けることになれば、理解度は徐々に低下し、授業についていけなくなることも多くなりますよね。このような場合は、お子さんの生活リズムに合わせて柔軟に指導時間を設定できる学習方法を検討する方が賢明です。

周囲の目が気になってしまう

塾では学校の授業と同じように、分からないことがあればその場での質問が求められます。しかし、人前で発言することに抵抗があるお子さんにとっては厳しいかもしれません。

例え個別指導であっても、講師に対して「間違った質問をして笑われたらどうしよう」「基本的なことを聞いて馬鹿にされないかな」といった不安から、質問を躊躇してしまうケースは珍しくありません。その結果、疑問点をその場で解決できず、理解不足を積み重ねてしまうわけです。

このようなお子さんには、講師と高校生の距離が近いマンツーマン指導など、より質問しやすい環境での学習をおすすめします。何度か触れていますが、ここで個別指導・集団授業について、あらためて整理しましょう。

塾通いの向き・不向きは個別指導塾と集団授業塾の違いにも関連

塾通いの向き・不向きは個別指導塾と集団授業塾の違いにも関連

お子さんに合った塾選びをするためには、個別指導塾と集団授業塾それぞれの特徴の違いに目を向けてください。

  • 集団授業:大学受験を目指す高校生が同じ教室で一斉に授業を受ける形式
  • 個別指導:生徒1人ひとりのペースや習熟度に合わせて教師が個々に指導する形式

失敗しない塾・予備校の選び方で詳しく触れていますが、どちらに合うのかを見極めないと、思ったサポートを得られなくて学力も伸びにくいです。

例えば、以下のような特徴を持つお子さんは、集団授業塾が向いています。

  • 周りと競い合うことでモチベーションが上がる
  • 一人では集中できず、環境の力を借りたい
  • 決められたペースで着実に進むことを好む
  • 他の生徒の質問から学びを得られる
  • 集団の中でリーダーシップを発揮できる

一方、以下のような特徴を持つお子さんは個別指導塾が向いています。

  • マイペースで学習を進めたい
  • 部活や習い事で時間に制約がある
  • 学校の授業についていけていない
  • 質問が多く、じっくりと理解を深めたい
  • オーダーメイドのカリキュラムを組みたい

こうした違いもあるため、お子さんに合った塾を選ぶためには、まず現在の学習状況や性格を客観的に分析することが大切です。では、具体的にどのようなポイントで塾通いの向き不向きを判断すれば良いのかもお伝えします。

高校生向けの塾が合う・合わないを診断する4つのポイント

高校生向けの塾が合う・合わないを診断する4つのポイント

高校生向けの塾が合う・合わないを診断するポイントは、以下の4つです。

  • 何のために塾に通うのかはっきりさせる
  • お子さんに合った指導方法を考える
  • 合格実績を確認する
  • サポート体制が十分かチェックする

何のために塾に通うのかはっきりさせる

塾選びの第一歩は、通塾の目的を明確にすることです。学校の授業についていけないのであれば、基礎から丁寧に教える補習塾が最適です。

一方、受験に向けて実力を伸ばしたい場合は、志望校に特化した指導やカリキュラムを持つ進学塾を選ぶべきです。目的が明確になれば、それに合った塾の特徴や強みを見極めやすくなり、結果としてぴったりな学習環境を選択できます。

例えば、マナビズムは関関同立やMARCHなどの難関私大専門塾です。志望する大学に特化している塾であれば、効率の良い学びを得られます。

お子さんに合った指導方法を考える

お子さんの性格や学習スタイルを考慮した指導方法選びも、学習効果を大きく左右します。

すでに触れたように、周りの生徒と切磋琢磨することで成長するタイプといった高校生には、集団指導塾が適しています。ライバルの存在が刺激となり、モチベーション維持にもつながるためです。

一方、じっくりと理解を深めたい、または質問をする際に周りの目が気になる高校生なら、個別指導塾がおすすめとなります。マイペースで学習を進められ、理解度に応じて柔軟な指導を受けられるからです。

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合格実績を確認する

志望校への合格実績は、塾の指導力を測る指標です。入試制度や出題傾向は年々変化することから、古い実績は現在の指導力を反映していないことが想定されます。

直近2〜3年の実績を重視し、実際に通う予定の校舎の実績を確認することが重要です。さらに、合格者数だけでなく、どのような生徒がどのように成長して合格したのかという過程にも着目すると、より実態に即した判断ができます。

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サポート体制が十分かチェックする

充実したサポート体制も、継続的な学習を支えてくれる独自サービスです。欠席時の振替授業の有無、補習制度、質問対応の方法などをチェックしましょう。

学習面での躓きや精神的なプレッシャーに対するケアもあれば、さらに勉強が苦手な子どもにマッチします。このことから、定期的な個別面談の実施や、専門カウンセラーの常駐など、メンタル面のサポート体制が整っているかどうかも確認すべきポイントです。

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子どもに合わせた学習環境ならマナビズムへ

お子さんの志望校に合わせた最適な学習環境を実現するなら、難関私大専門塾のマナビズムへぜひご相談ください!マナビズムでは、お子様1人ひとりに専属の「自習コンサルタント」を配置し、志望校合格に向けた綿密な学習計画を立案します。

一般的な塾では「関関同立対策」「MARCH対策」といった大学群での指導が一般的ですが、マナビズムは志望校別の対策講座を用意。無駄のない効率的な受験対策を実現します。

また、授業の理解度をしっかりと把握する「リーズニングゼミ」により、「わかったつもり」で終わらない確実な学力定着を図ります。自習時間の使い方まで徹底的にサポートするため、高校生が学習に専念できる環境です。

難関私大合格への近道は、お子様に合った学習環境を整えること。まずは無料の個別相談会で、マナビズムの指導方針をご体感ください!

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【すでに通っている場合】塾通いの向き・不向きを判断する基準

【すでに通っている場合】塾通いの向き・不向きを判断する基準

すでに塾に通っているものの、本当にその塾が合っているのか判断に迷うことは少なくありません。高校生の場合、以下の4つの基準をチェックすることで、塾との相性を確認できます。

  • 塾通い後の成績
  • 授業の参加状況
  • 塾に対する意欲
  • 塾内でのトラブルの有無

塾通い後の成績

塾での学習効果をもっとも端的に示すのが、成績の推移です。定期テストの点数や学校での評価が順調に伸びているのであれば、現状の塾での学習スタイルは適していると考えられます。

一方で、塾に通い始めてから成績が伸び悩んでいたり、むしろ下降傾向にある場合は要注意です。もちろん、体調不良や行事の影響など一時的な要因も考えられますが、継続的に成績が上がらない場合は、学習方法や塾の指導方針を見直す必要があるかもしれません。

授業の参加状況

お子さんの塾での様子を観察することも1つの判断基準です。

  • 授業中に積極的に発言し、質問もできているでしょうか
  • また、宿題やテスト対策にもしっかり取り組めているでしょうか

子どもがつけた塾のノートを確認すると、授業への参加状況が見えてきます。メモが充実していたり、問題演習にしっかり取り組んでいる形跡があれば、授業に集中できていると判断できます。

塾に対する意欲

お子さんの塾に対する意欲も、向き不向きを判断する指標となります。「明日は塾だ!」と前向きな様子であれば問題ありませんが、「行きたくない」という発言が増えてきた場合は要注意です。

特に、以前は意欲的だったのに最近その様子が薄れてきた場合は、なぜそうなったのか原因を探る必要があります。単なる一時的な気分の落ち込みなのか、それとも塾の指導方針との相性の問題なのか、しっかりと見極めましょう。

塾内でのトラブルの有無

塾での人間関係も、高校生の学習効果に大きく影響します。他の生徒とのトラブルや、講師との相性の問題を抱えていないか注意深く観察しましょう。

帰宅後の表情が暗かったり、塾の話題を避けるような様子が見られたら、何らかの問題を抱えている可能性があります。そのような場合は、お子さんの気持ちに寄り添いながら、必要に応じて塾の講師や担当者に相談することをおすすめします。

この基準をもとに判断した結果、現在の塾が合っていないと感じた場合は、お子さんに合った新しい学習環境を探してみましょう。

まとめ

塾通いの向き不向きは、高校生の学習スタイルや性格・特性によって大きく異なります。集団授業で切磋琢磨できる子もいれば、個別指導でじっくり学ぶ方が効果的な子もいます。

大切なのは、「合っている・合っていない」を固定的に考えるのではなく、お子さんの特性に応じて最適な学習環境を選ぶことです。高校生の塾選びは将来を左右する決断であることから、「みんなが行くから」という理由ではなく、学習に最適な環境を見極めましょう。

お子さんの志望校に合わせた最適な学習環境を実現するなら、難関私大専門塾のマナビズムへぜひご相談ください!マナビズムでは、お子様1人ひとりに専属の「自習コンサルタント」を配置し、志望校合格に向けた綿密な学習計画を立案します。

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