【英語長文ポラリスシリーズ】特徴・使い方・勉強法

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この記事では「英語長文ポラリスシリーズ」の特徴と正しい使い方について解説していきます。
英語長文ポラリスは

  • SVOCが振られている文構造解説がある
  • 近年の入試問題を取り扱っている
  • 筆者の入試問題に対するコメント付き
  • リスニングがトレーニングもできる

といった英文演習をするための英文読解を身につけることが出来る参考書となっています。

英語長文ポラリスの概要

【英語長文ポラリス1の概要】
 

分類 英語長文問題集
問題数 12題
使用時期 入試中期~入試後期
オススメ度 ★★★★☆
対象レベル 高校基礎 センター 私大標準 私大難関 私大最難関
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【英語長文ポラリス2の概要】

分類 英語長文問題集
問題数 12題
使用時期 入試中期~入試後期
オススメ度 ★★★★☆
対象レベル 高校基礎 センター 私大標準 私大難関 私大最難関
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【英語長文ポラリス3の概要】

分類 英語長文問題集
問題数 12題
使用時期 入試中期~入試後期
オススメ度 ★★★★☆
対象レベル 高校基礎 センター 私大標準 私大難関 私大最難関
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英語長文ポラリスは英文長文の演習用教材となっています。
目標習熟期間としては入試中期から入試後期までと記載しています。
6月末までに英文解釈の知識は完璧にインプットが済んでいる状態にしておき、7月から英語長文の問題が入れるようにしておきましょう。
6月末までに「入門英文解釈の技術70」や「基礎英文解釈の技術100」などの英文解釈問題が完璧できているようにしておきましょう。
6月末までにこの状態にしておくことで、夏休み以降にレベルの高い問題集や長文演習、選択科目に時間を割くことが可能になります。
その結果、秋にかけて模試や過去問で結果が改善されることでしょう。
受験の天王山といわれる夏に英文解釈などの基礎をどれだけ完璧にできるかがカギとなるので
夏に英文解釈や英語の基礎を完璧にし、夏以降の英語長文の演習をスムーズに取り組めるようにしましょう。
オススメ度としては★4つとなっています。
この理由としては後でも説明しますが、英語長文ポラリスは他の英語長文問題集と比較した際、多少難しく、全体的にレベルが少し高い問題集です。
そのため英語長文問題集として一番初めに取り組む問題集にあまり向いていないためです。
また英語長文問題集などは受験勉強の一番初めから取り組む参考書ではありません。
単語、文法、英文解釈などの英語の基礎が完璧にできていない受験生は必ず基礎を完璧にしてからこのような英語長文問題集に取り組んでください。
【対象レベル】
・英語長文ポラリス1(標準レベル)
高校基礎から私大標準レベル
※私大標準レベルとは産近甲龍や日東駒専などを指します。
・英語長文ポラリス2(応用レベル)
私大標準レベルから私大難関レベル
※私大難関レベルとは関関同立やMARCHなどを指します。
・英語長文ポラリス3(発展レベル)
私大難関レベルから私大最難関レベル
私大最難関レベルとは早慶上などを指します。

英語長文ポラリスの特徴

特徴としては5点あげることが出来ます。

  1. 大学受験に必要な英語長文問題が網羅されている!
  2. 解説にSVOCがふってあり英文解釈も理解しやすい!
  3. 最近の入試問題を分析し、厳選された問題が使用されている!
  4. 3つのレベル分かれた問題集である!
  5. 筆者による入試問題のコメント!

以上5つの特徴についてそれぞれ詳しく説明していきます。
①大学受験に必要な英語長文問題が網羅されている!
センター試験や産近甲龍・日東駒専などの中堅私大レベル、関関同立やMARCHなどの難関大学レベル、早慶上智などの最難関レベルの問題が記載されています。
②解説にSVOCがふってあり英文解釈も理解しやすい!
12問の英語長文問題の解説すべての文章に1文ずつ対応した和訳と、SVOCの構文が振られています。
そのため、文章の意味が分からない箇所や、なぜそのような訳になるのかがわからずに読み解けない箇所をSVOCを通して理解したりすることができます。
③最近の入試問題を分析し、厳選された問題が使用されている!
この英語長文ポラリスシリーズは使用されている英語の文章が最近の入試問題を分析したうえで厳選されたテーマとなっているため
問題を解くことによって読解力を向上させるだけでなく、入試での頻出の話題も同時に知ることができます。
④3つのレベル分けれた問題集である!
レベル1、レベル2、レベル3と順を踏んで、ステップアップしていくことができる。
⑤筆者による入試問題のコメント!
「英文を読む意義」が解答解説ページに掲載されており、なぜその英文が大事なのかに関して、説明されており、納得しながら勉強に取り組むことができる。
英語長文ポラリスシリーズの使用の目的としては受験に必要な英文読解力を付けることです。
大学入試において英語長文が問題のかなりの比率を占めています。
そのため合格するには英語長文が出来なければなりません。
合格の鍵となる英文読解力があるかないかなのでこのような英語長文問題集で演習を重ねていきましょう!
英語長文ポラリスシリーズを使用することで英文読解力を付ける事が出来ますがメリット・デメリットを意識した上で勉強を進めていく必要があります。

英語長文ポラリスのメリット

  • 最近の入試問題を分析し、厳選された問題が記載されている!
  • 解説にSVOCがふってあり、英文解釈などがしやすい!
  • 筆者による最近の入試問題の分析がコメントされている!

英語長文ポラリスのデメリット

  • 問題が他の問題集と比較して、全体的にレベルが少し高く、難しい問題が使用されている。
  • リスニングが出来るようになっているが、リスニングの音読スピードが速い。

英語長文ポラリスシリーズのメリット・デメリットはこのようになっています。
解説がシンプルでわかりやすい点、SVOCなどが記載されている点
近年の入試問題が使用されている点などにおいて個人で学ぶ受験生や英文法、単語、英文解釈ができるようになってきたから英語長文演習の勉強をしたいという受験生におすすめです。
しかし、上記でも説明しているように比較的他の問題集と比べて全体的に問題レベルが少し高い問題集です。
なので、一番初めにこの参考書を使用するか迷っている受験生は少し問題を解いてみたり、問題を確認してみて、自分に合う合わないを判断してください。
もし自分に合わなくても気にせず徐々にレベルアップしていき、再度使用しようか検討してみてください!

英語長文ポラリスの使い方・勉強法

まず、英語長文を勉強する際に重要なことは正答率などで一喜一憂しないということです。
これは過去問でも他教科の問題でも言えることなのですが、必ずできなかったところを自分で分析し、次につなげるようにしてください。
例えば、英文を読んでいて、分からない英文に出会ったとき、なんとなしに解答解説をみるのではなく、SVOCをみて、しっかりと文構造を理解し
読むときにどこに気をつければ良かったのか、省略の部分が意識できてなかったから読めなかったなど具体的に弱点を見つけて克服し、復習していってください。
ここでは「英語長文ポラリスシリーズ」の使い方・勉強法を4つにわけて紹介します。
①最低でも2周以上は問題集をまわす
1周目どの問題をやっても正答率100パーセントで完璧に文も読めている場合を除いて、もう1周したりすることをおすすめします。
英語長文演習をやっていくにつれて必ず読みにくいな解きにくいなと思う問題があると思うので
そういう問題こそ一回しかやらずに、何回かやることによって理解を深めることができます。
②SVOCがふってある解説で文構造を理解する
この問題集のいいところは何と言ってもSVOCの文構造の解説があるというところです。
ここの文構造の解説を理解し、似た文構造をしている問題を英文解釈問題集で復習することをおすすめします。
③文構造を意識しながら音読をする
文章の理解、文構造の理解ができたらリスニングやシャドウイングを行っていってください。
シャドウイングをすることによって、ネイティブのスピードについていけるリスニング力や読解の際のスピードも飛躍的に向上させることができるからです。
④間違えた単語、熟語、分からなかった単語、熟語をまとめておく。
英文を読んでいくと必ず分からない単語が出てくると思います。
ある程度、文の前後関係から推測できたり、成り立ちから推測できたりしますが、それでもわからない単語は必ず確認しておきましょう。
特に、動詞の場合、単語帳に載っていない物も入試では出題されることがあるので、自分の単語帳に付け足すようにしましょう。

英文読解が苦手な受験生におすすめの参考書

単語、英文法、英文解釈できるのに英文読解ができない、正答率が低いな感じている受験生はぜひ
パラグラフリーディングのストラテジー①読み方・解き方編」を使用してみてください!

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こちらの参考書は英語長文問題ができない受験生にどのような読み方や解き方をしたらよいかなどを解説した参考書です。

英語長文に取り組みやすい参考書

「英語長文ポラリスシリーズ」をやってみたり、内容を確認してみて、難しいな、このレベルの参考書やっていくの厳しいな
他の参考書でもう少しレベルのおとして英語長文演習をしたい取り組みたいと思った受験生は
「やっておきたい英語長文シリーズ」にチャレンジしてみてください。

「やっておきたい英語長文300」の使い方についてはコチラ!
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この参考書は英語長文ポラリスシリーズよりも取り組みやすい参考書です。
収録問題数も英語長文ポラリス2(応用レベル)とやっておきたい500を比較した際、前者は12題に対して、後者は20題と約2倍の問題が収録されています。
そのため問題も簡単な問題から難しい問題と様々収録されており、徐々にステップアップすることができます。
その他にも、より細かくレベル別に問題を解いてみたいという受験生は、「英語長文レベル別問題集」や「全レベル問題集英語長文」などを使用してみてください。

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「全レベル問題集 英語長文3私大標準レベル」
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似ているレベルの参考書

似ているレベルの参考書としては「イチから鍛える英語長文シリーズ」が挙げられます。

「イチから鍛える英語長文300」
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イチから鍛える英語長文シリーズは英語長文ポラリスシリーズと同様に英語長文演習問題集となっています。
違いとしてはイチから鍛える英語長文シリーズの方が、英語長文ポラリスシリーズよりも実践的な問題集となっています。
また解説がわかりやすくレイアウトも綺麗なため比較的とっつきやすい参考書となっています。
しかし、どちらの参考書を使用しても目的や結果の面では大差はないと言えます。
また「イチから鍛える英語長文シリーズ」以外にも「ハイパートレーニングシリーズ」などの問題集もおすすめです!

「英語長文ハイパートレーニング2センターレベル編」の使い方についてはコチラ!
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ハイパートレーニングシリーズも英語長文ポラリスシリーズと同じようにSVOCや構文解説がとても詳細に記載されている点です。
しかしハイパートレーニングシリーズはレベル1、レベル2、レベル3がありますが、レベル1とレベル2またはレベル2とレベル3の問題難易度の差が激しいため
間に「やっておきたい英語長文シリーズ」などを挟んで取り組むことをおすすめします!

次に使用すべき参考書

英語長文ポラリスシリーズなどの英語長文問題集を終えたら、過去問に取り組み出してください!
ただ、実際には赤本をどの時期にどれぐらいやるべきかは受験生の現在の実力等によって異なります。
自分は「いつから・何年分すべきか?」を知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
過去問・赤本に関する合格者の使い方・何年分すべきか?
〇〇大の英語という参考書は関関同立やMARCH、早慶上の私大難関や私大最難関の大学しかこの参考書は出版されていないため
日東駒専や産近甲龍の私大標準レベルの大学は普通の過去問に取り組みだしてください!
〇〇大の英語や過去問使用する受験生は、正答率などに囚われてしまい正答率が低いとマイナスな気持ちになってしまう受験生もいますが
正答率に一喜一憂せずに過去問に取り組むことが重要です!
今までは様々な大学の過去問が収録されている英語長文の問題を解いてきましたが、これから過去問に特化することによって
傾向や癖を見つけて、過去問を研究することによって点数向上に時間を費やしてください!
この様に、参考書は現在の自分の実力や志望校に応じて正しいタイミングに正しいものを選ばなければ成績はあがりません。
「正しい参考書の選び方が出来ているか不安!」という方は以下の記事を参考にしてください。
【合格者は知っている!】失敗しない参考書の選び方・使い方

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