【厳選10選】地理の大学受験対策おすすめ参考書

更新日: (公開日: GEOGRAPHY

地理は暗記するべき知識が多く、データもどんどん更新されていくので、社会の他の科目より勉強の仕方が難しいです。また、共通テスト・二次試験どちらの対策をするかによっても、使うべき参考書は異なります。

今回は、地理の効果的な勉強方法と、自分に最適な参考書の選び方について解説。
おすすめの地理参考書&問題集10選も紹介し、それぞれのおすすめポイントと効果的な使い方についても紹介していきます。

地理の効果的な勉強法

効果的に地理の知識を身につけるには、「基礎知識の把握→暗記と暗記→演習」という流れで勉強を進めていくのがおすすめです。それぞれのステップについて、詳しく見ていきましょう。

資料集・地図で位置関係をチェック

まず、大学受験で問われる地理の知識とは、どんなものなのかを把握しておきましょう。地理のデータは膨大なので、まずはどんな部分を抑えるべきなのかを知っておくことが重要です。

必要な知識の範囲がわかったら、資料集と地図を使って位置関係をチェックし、地理には大まかにどんな繋がりがあるのかを理解しましょう。

理解しつつ暗記する

次に、「系統地理」と「地誌」に分けて、データや知識を理解・暗記していきます。
最初は、気候・農業・人口・交通といったテーマごとに学んでいく「系統地理」からとりかかるのがおすすめ。

「系統地理」で、各地域の気候や土壌といった前提知識を理解しておくことで、「地誌」の分野である各地域の特産物や文化といった知識が入りやすくなります。

もちろん暗記しなければいけない語彙も登場しますが、まずは全体的な「理解」を深めることが地理の勉強の近道です。

問題演習で知識を定着させる

知識が頭に入ったら、問題演習で頭から取り出す練習と、知識の定着をさせていきます。
誤った知識を覚えてしまうことが一番よくないので、問題を解いた後には必ず答え合わせをし、解説をじっくり読むのが大切です。間違ってしまった部分は、なぜ間違えてしまったのかを分析し、正しい知識をインプットし直しましょう。

自分に合った地理参考書の選び方

地理の参考書を選ぶには、参考書自体のタイプと、内容の詳しさ・新しさを基準にするのがおすすめです。

参考書のタイプで選ぶ

地理の参考書には、大きく分けて「読み物系」「分野別」「過去問」「データ集・地図等の資料集」といったジャンルがあります。どんな人にも必須なのは、データ集・地図等の資料集。

これは、地理の勉強に使う基本アイテムなので、見やすくてデータの新しいものを手に入れておきましょう。知識のインプットに使う参考書については、初心者はまず「読み物系」で前提知識をしっかり掴んでいきましょう。

語り口が優しいものや、イラスト・漫画を用いたものなど、自分が親しみやすいものを選ぶのが大切です。ある程度基礎固めができてきたら、「分野別」の参考書・問題集で苦手分野をカバーしていきます。

インプット系の参考書や、演習問題集である程度知識が定着したら、「過去問」を用いて志望校ごとの傾向に合わせて対策をしていきましょう。

解説の充実度で選ぶ

インプット系の参考書は、基本的に解説が充実しているに越したことはありません。しかし、先にお伝えしたように地理のデータは膨大なので、深掘りしようとすればどこまででも出来てしまい、志望校のレベルによってはオーバーワークになってしまいます。

まずは実際の受験で問われる知識の傾向を絞り、必要な知識をわかりやすく解説している参考書を選びましょう。

データの新しさで選ぶ

地理の参考書は、できるだけ最新のものを選ぶのがおすすめです。なぜなら、共通テストでは地誌の問題で直近の統計が出題される傾向が強いため。

また、社会状況によって解答が大きく変わってしまう科目でもあるので、最新データを頭に入れておくことが重要です。地理の参考書を購入するときには、必ず出版日・刊行日をチェックしてください。

地理のおすすめ参考書・問題集10選

それでは、地理の勉強に役立つおすすめ参考書・問題集を10冊ご紹介していきます。

山岡の地理B教室


「山岡の地理B教室」は、講義内容がそのままの話し口調で書かれている「読み物系」の参考書。
知識を暗記するだけではなく、用語の意味や背景、問題点なども端的にまとめられているため、地理が苦手な方でもすんなり理解しやすいのがポイントです。

一週間程度で全てを読み切ることができるので、初心者の方が地理の学習の導入に使うのにおすすめです。

村瀬の地理Bをはじめからていねいに


「村瀬の地理Bをはじめからていねいに」は、受験に必要な系統地理の知識が、400ページにわたって詳しく解説されている参考書です。
解説がとても詳細で、図なども多く用いられているため、初心者でもしっかり地理の概要が掴めます。

この一冊で共通テストに必要な系統地理の知識は網羅できるので、地理を使うのは共通テストだけという受験生におすすめです。

村瀬のゼロからわかる地理B


「村瀬のゼロからわかる地理B」には、「系統地理編」と「地誌編」の2冊があります。
どちらの参考書も解説がとても丁寧で、暗記だけではなく「なぜそうなるのか?」がしっかり理解できるのが魅力。

系統地理編→地誌編という順番で使うと、系統地理の知識が地誌の理解に役立ち、また地誌を勉強しながら系統地理のおさらいも出来ます。地理の勉強のはじめに、セットで使うのがおすすめです。

瀬川聡 地理B講義の実況中継


「瀬川聡 地理B講義の実況中継」は、「(1)系統地理」「(2)地誌」の2冊構成。
「大学入学共通テスト対策ならこれだけやっておけば大丈夫!」というコンセプトで、共通テストに必要な地理の知識を網羅しています。

知識の丸暗記ではなく、解答を導き出す力を伸ばすことに重点を置いているので、本番でどんな問題が出ても、しっかり対応できる得点力が身につきます。

センター試験 地理Bの点数が面白いほど取れる本


「センター試験 地理Bの点数が面白いほど取れる本」は、累計20万人以上の受験生が愛用し、高校教師からの支持も厚い定番の参考書。
一つ上でご紹介した「瀬川聡 地理B講義の実況中継」と同じく、瀬川聡先生が監修していて、地理の知識の正確な理解や地図やデータの精密な読解力を重視しているのが特徴です。

多くの受験生が使っているので、他の受験生に差をつけられたくないという人におすすめです。

大学入試 地理B論述問題が面白いほど解ける本


「大学入試 地理B論述問題が面白いほど解ける本」は、タイトル通り、地理の問題の中でも「論述問題」に特化した問題集です。
東大・一橋や私立大学の一部の学部など、二次試験で地理を使う方向けの参考書となっています。

地理の頻出テーマと有名大学の過去問だけが掲載されており、満点の解答が作れるプロセスが紹介されているのがポイント。論述対策の問題集の選択肢は少ないため、解説の充実度を求めるならこちらの参考書がおすすめです。

地理Bの必修整理ノート


「地理Bの必修整理ノート」は、ページ内の空欄に書き込み、まとめる中で知識を身につけていける参考書です。
内容は教科書に沿っているので、共通テストレベルの問題に対策することが可能。

地理は暗記する事項が多いため、自分でまとめを作るのが苦手な方、読んだり唱えたりするより書く方が暗記しやすいという方におすすめです。

瀬川聡のセンター試験 地理B


「瀬川聡のセンター試験 地理B」は、先にご紹介した「センター試験 地理Bの点数が面白いほど取れる本」に準拠した問題集です。
「試験本番で90点をコンスタントにとる力を養成する」をスローガンとして、限られた時間の中で得点力を高めることが主目的となっています。過去問が主体になっているので、試験直前のやり込みに使うのがおすすめです。

共通テスト問題研究 地理B


「共通テスト問題研究 地理B」は、その名の通り共通テストの出題傾向を分析し、良問を厳選した問題集。
解答では基礎から丁寧な解説をしているので、間違えてしまった理由の分析や、新しい知識のインプットがスムーズに出来ます。

探しやすいセンター試験過去問インデックスが付いていて、小問単位での演習ができることもポイントです。

実力をつける地理100題


「実力をつける地理100題」は、国公立二次・私大地理受験者をターゲットとして作られています。
さまざまな形式の問題を収録しているため、本番で出題される少し捻った問題の対策が可能です。

問題の難易度は高いですが、難しいからこそ解説が充実しているので、一問一問を確実にマスターしていくことができます。

まとめ

地理は暗記事項が多い科目なので、勉強しやすいと感じる参考書の形式は人それぞれ。
基本の流れは「範囲の把握→理解→暗記→演習」なので、それぞれのステップで自分にあった参考書を選びましょう。

また、必要ない知識まで頭にいれるとオーバーワークになってしまうので、志望校の出題傾向をしっかり把握しておくことも大切です。

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