漆原晃の物理基礎・物理が面白いほどわかる本の効果的な使い方

PHYSICS

【漆原晃の物理基礎・物理が面白いわかる本の概要と使用目的】
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この本の難点は、本屋でレジに持って行くのがはばかられる表紙をしているということだけである。
逆に言うと、この参考書はレジに持って行くことさえできれば、誰もがすごいと思えるほど充実した内容になっています。
 
そもそも物理の勉強法とは…
物理の勉強というと、公式を覚えることがすべてだと思っている受験生がとても多いように感じます。
もちろん、公式を覚えておかないと問題を解くときに式を立てられないので覚えるべきものは覚えなければなりません。さて、ここで皆さんに質問です。
「公式を覚える」というのはいったい何を意味しているでしょう。
物理の定期試験前の教室を見てみると、狂ったように公式を暗唱している人がいますが、そんな勉強をしている人のテストの点は十中八九見るに堪えない結果になっていることでしょう。
では、テストで点をしっかり取れる人の勉強法はどんなものなのでしょう。
公式を覚えるためにその公式を暗唱していますか?いいえ、そんなことはしません。
テスト(これは定期テストや入試に関わらず)で物理の点をとれる人というのは、公式を暗唱できるのは当然のこととして、その公式がどういうことを意味しているのか、その公式をどんな時に使えばいいのか、ということを確認しているのです。
つまり、「公式を覚える」というのは、式の形を覚えるのは当然で、どんな時にどの公式を使えばいいのかというのを覚えること、なのです。
もっと簡単に言うと、問題を解くためのパターンを覚えるということです。
大学受験における物理の勉強法は、この問題を解くパターンを覚えることにつきるのです。
長々と物理の勉強法を書きましたが、この本はその問題を解くパターンを覚える準備段階に最適です。
というのも、そもそも高校で習う物理というのは、目で見ることのできない運動や現象を取り扱うことが多くなっています。
つまり、さっと教科書を読んで公式を覚えただけでは、頭の中でイメージがつきにくく、結局そこ公式が何を表わしているのかが理解しにくいのです。
この本では、その公式の成り立ちをわかりやすく説明して、誰もがイメージしやすいようにやさしい文章で書かれているので、頭にスッと入ってくることでしょう。
また、各章ごとにあるチェック問題では、問題の解き方の解説を詳しくしているのはもちろん、ありがちな誤解・誤答も書かれているため、なぜ自分が間違っているのかも確認しやすくなっています。
知識がゼロの状態で物理をはじめて勉強するという人にも、物理を勉強しているものの公式の意味がさっぱり分からないという人にも最適な本なので、ぜひおすすめしたいと思います。
ただし、この参考書を使用するのは、どれだけ遅くても夏休みまでにしましょう。
それ以降はアウトプットに時間をかけなければいけない時期になります。
夏休みまでにインプットは完璧にするという気持ちを持って使用してください。
 
そもそも物理の効率的な勉強法を知らないという人はこちらをクリックするようにして下さい。
 
【漆原晃の物理基礎・物理が面白いわかる本 の具体的な内容】
3冊にわかれています。「力学・熱力学編」、「電磁気編」、「波動・原子編」の3冊です。
重要な項目ごとに章分けされています。
各章の内容は、まずは先生と生徒の会話形式で説明がされています。
説明の中では、誰もが持つような典型的な疑問を生徒が先生に質問している場面も多くあるので、勘違いしたまま進んでしまうということはほとんどないでしょう。
また、重要な公式ごとにチェック問題がついているので、公式を丸暗記するのではなく、公式の使い方までしっかり勉強することができます。
各章の最後には、まとめという形で重要公式が掲載されており、覚えるべき重要な公式を確認することができるようになっています。
 
【漆原晃の物理基礎・物理が面白いわかる本 の使い方】
 1.まず説明を読みます
当然のことですが、どの公式の話をしているのかを理解しないと始まらないので、必ず説明を読んでください。
このとき、先入観を持って読まないことをオススメします。
すでに何かを吸い込んでいるスポンジより、乾ききったスポンジの方が水をよく吸うのと同じです。
いったん自分の頭をリセットして、新しいことを一から始めるんだという気持ちで読み進めてください。
そして、必ず書いてある説明を理解してからチェック問題に進むようにしてください。
2.チェック問題を解く
説明が理解できればチェック問題に進んでください。チェック問題を解くときには、問題ごとに書かれている時間を目安にして取りかかるようにしてください。
わからないときはすぐに答えを見るのではなく、公式の説明を見直すなどしてなんとか自力で解こうとしてください。
問題を解き終わったら解説を読んでください。
解説は解けた、解けていないにかかわらず、必ず読むようにしてください。
これは、たまたま正解していたということを防ぐためのものです。
「もうわかってるから」という気持ちは持ってはいけません。絶対に解説はすべて読んでください。
3.問題が解けなかったら、答えを写す。
問題を解けた場合はこの作業はしなくても大丈夫です。
しかし、問題を解けなかった場合には必ずするようにしてください。
解説を読んでわかるっていても、その問題をもう一度自分で解こうとするとやっぱり解けないという経験は皆さんどこかで経験したことがあると思います。
人間の脳は忘れやすくできているので、一度読んだだけでは完全に理解して公式の使い方を覚えることはできません。
解説を読んだ後に自分でもう一度手を動かして問題に触れることで、脳に定着しやすくなります。
4.まとめで知識の確認
各章の最後には重要事項がまとめられています。
これを見て、この公式はこういう意味を持っていて、こんな時に使えばいいというのを、声に出さなくてもいいし紙に書かなくてもいいので、自分の頭の中で整理するようにしてください。
誰かに説明するつもりで頭の整理をすることがいいでしょう。
 
【漆原晃の物理基礎・物理が面白いわかる本 の注意点】
すでにここまで読んでくれている人ならわかっていると思いますが、この参考書は公式や公式の使い方のインプットに使用する参考書です。
インプットがおろそかになってしまうと、今後のアウトプットに支障をきたしてしまうので、必ずインプットを完璧にするようにしてください。
1回読んだだけではすべてを理解するのは難しいとは思いますが、2回、3回と繰り返しているうちにできるようになるので、必ず書いてあることを全て理解するようにしてください。

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