吉野のパワーアップ古文の効果的な使い方
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吉野のパワーアップ古文<和歌の修辞法編>
吉野のパワーアップ古文<和歌の修辞法編>の概要と使用目的
古文の勉強の中で、比較的軽視されがちな単元が和歌の修辞法です。
しかし、もちろん大学によっては出題されるので全く勉強しないというのはかなり怖いです。
そもそも和歌は、昔の歌人が自分の気持ちを相手に伝えるために、たった31文字で表現してしまうものです。
この31文字に歌人たちはいろんな工夫(いわゆる修辞法)を使用しました。
しかし、和歌の修辞法はどの予備校や学校でも「ここは掛詞、縁語はこれ」とおおざっぱにしか教えてくれません。
そこで本書では、「なぜこうなるのか」という部分にこだわって作られており、和歌の修辞のちょっとした法則を覚えてもらうことで、和歌の修辞に対しての疑問を無くすことができます。
対象者に関しては古文の勉強に余裕がある人がやるようにしてください。
カテゴリはインプットになります。
さまざまな和歌の修辞法が掲載されているので一つ一つ丁寧に覚えていくようにしましょう。
吉野のパワーアップ古文<和歌の修辞法編>の具体的な内容
この参考書では、掛詞・序詞・枕詞・縁語・物名歌・見立て・折句・沓冠・歌枕・本歌取り・体言止めなど様々な和歌の修辞法をすべて解説してくれています。
なので、これまで和歌の勉強をしてこなかった人でもこの一冊でセンターレベルから難関大学レベルの和歌対策ができます。
さらに、本書に掲載されている問題は実際の入試問題で出されたものなので対策としてもバッチリです。
ページ数は多いほうですが、会話形式で文字数も少ないので、すぐに読みとおすことが可能です。
理解できるまでしっかり熟読して和歌を完璧にしてください。
吉野のパワーアップ古文<和歌の修辞法編>の使い方
使い方は、まず章ごとに身に付けるべき和歌の修辞を確認して整理するようにしてください。
そして本書の中の例文を確認しながら、身に付けた修辞がどのように使われているのかを理解するようにしましょう。
理解ができたら、最後は実際の入試問題を使って実践力をつけていきましょう。
吉野のパワーアップ古文<和歌の修辞法編>の注意点
和歌の修辞を勉強するときは、「もう古文の勉強はやることがない!」くらいのレベルまでいってからでも十分です。
やはり、古典単語や古典文法の学習を優先してやるようにしてください。
この基礎をしっかりと積み上げて、古文の勉強の仕上げとして和歌の修辞・古典常識などを頭に入れていきましょう。