コゴタロウの２次＆私大古語・用法・文法３００

コゴタロウの２次＆私大古語・用法・文法３００の概要と使用目的

２次、そして私大用の古語や文法はこの一冊で完璧です。

それがこの「コゴタロウの２次＆私大古語・用法・文法３００」です。

本書の対象者は、関関同立志望者で、カテゴリはインプットになります。

古文単語を覚える際によく生じる問題として、「なかなか覚えられない！」という問題がありますが、本書は理解型古語単語帳で、単語の語源までしっかりと解説してくれているので語訳が無理なくスッと頭に入ってきます。

コゴタロウの２次＆私大古語・用法・文法３００の具体的な内容

この参考書の特徴の一つとして、まずレイアウトがかなり良く、見やすい構成になっています。

つまり、古文初心者にはもってこいの参考書となっています。

さらに、１つの単語に１～２つほど、その単語の意味を使った実際の試験問題が掲載されており、早稲田やＭＡＲＣＨ、関関同立の問題もあるのでさまざまな大学の問題に触れることができます。

類書は「マドンナ古文単語２３０」ですが、本書はマドンナよりひとつの単語に対してより深く解説しているので、やはり本書の方が初心者向けでしょう。

単語数に関しては、関関同立志望ならかなり少なめですが、この参考書には助動詞の識別や古典文学史、古典常識、和歌修辞法も掲載されているので、内容の濃い一冊になっています。

この一冊を完璧にしてから、収録されている単語数が多い単語帳「ＦＯＲＭＵＬＡ６００」などの単語帳に移りましょう。

コゴタロウの２次＆私大古語・用法・文法３００の使い方

まずは収録されている単語の語源、単語の意味をしっかりと覚えていくようにしましょう。

語源を覚えれば、単語の意味も頭に入ってきやすく、抜けにくいのです。

そして、読解をすんなりと読んでいくために必要な古典常識も掲載されているので、この古典常識も頭に入れていくようにしましょう。

この参考書をやっているのに並行して、古典文法も勉強していると思うので古典文法の進捗状況も見て、本書に収録されている助動詞の識別もやっていくようにしましょう。

続いて和歌修辞法の勉強や古典文学史の勉強もやっていくようにしてください。

コゴタロウの２次＆私大古語・用法・文法３００の注意点

この参考書の姉妹本として「コゴタロウのセンター古語・用法・文法２００」というものがあります。

内容はほぼ３００の方と変わらない（むしろ３００の方が、情報が多い）ので、３００を最初に使用したからといって無理に２００をやる必要は全くないです。

３００をやり終えたら上記の通り、収録されている単語数が多い「ＦＯＲＭＵＬＡ６００」などをするようにしてください。