国公立標準問題集CanPass古典の効果的な使い方
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国公立標準問題集CanPass古典
国公立標準問題集CanPass古典の概要と使用目的
この参考書の特徴として、全国の人気な国公立大学の過去問から良問を厳選し、古文12題・漢文8題の計20題を収録しています。
他の参考書にはあまり見られない詳細な採点基準を記しているので、かなり正確な自己採点が可能になります。
さらに、別冊には解答用紙もついているのでより本番に近い形で練習することができます。
国公立標準問題集CanPass古典の具体的な内容
実際の過去問から抜粋された問題を解いていく参考書なので、カテゴリはアウトプットになります。
参考書自体のレベルは標準から発展レベルなので、基礎的な古文読解に必要な力(古典単語力や古典文法力)をつけてから本書に挑むようにしてください。
この参考書は非常に難しいです。
ただ古文は全訳できなくても構いません。
大まかな情景描写を掴むことを意識して読み、細かい部分は設問などからヒントを引っ張ってきましょう。
国公立標準問題集CanPass古典の使い方
この参考書の使い方は多くのアウトプット系参考書と同じで、問題を解き、丸付け、解説を熟読するものです。
なので、ここではこの参考書までの使い方を紹介したいと思います。
まず、まだまだ文法的知識も読解テクニックも曖昧だという人は「入門」・「基礎」・「センター試験」などと書かれた参考書から使うようにしましょう。
そこから徐々に難度を上げるようにしてください。
一方で、古文の勉強は完璧だという受験生は「上位私大」・「難関大」などと書かれた参考書を使うようにしましょう。
解こうとする問題が自分のレベルより高くても低くても勉強の効率は下がるので、自分に合った参考書を使うようにしてください。
国公立標準問題集CanPass古典の注意点
この参考書はかなり難しいものなので使用時期に気を付けるようにしましょう。
古文読解の最終メンテナンスくらいの気持ちでやってもらえるといいと思います。
解説は見やすい構成になっているので、諦めることなく読み切るようにしてください。