タテ×ヨコから見る世界史問題集の効果的な使い方
更新日: (公開日: ) WORLD-HISTORY
タテ×ヨコから見る世界史問題集
タテ×ヨコから見る世界史問題集の概要と使用目的
歴史を「タテ(主に地域史・各国史)」と、ヨコ「時代・世紀別)」から捉えることをねらって編集された問題集で良問のみを91問厳選しています。
問題集にしては少な目ですが、問題が良質ですのでしっかりと演習していけば必要最低限の世界史の知識は得られるでしょう。
「タテから見る世界史 試験で点がとれる(大学受験V BOOKS)」と「ヨコから見る世界史‐試験で点が取れる(大学受験V BOOKS)」で一通り学習を終えてから取り組むとよりよいでしょう。
世界史をタテからヨコから見ていきたい人はこの参考書で問題演習をこなしていくとよいでしょう。
タテ×ヨコから見る世界史問題集の具体的な内容
「タテから見る世界史 試験で点がとれる(大学受験V BOOKS)」と「ヨコから見る世界史‐試験で点が取れる(大学受験V BOOKS)」の対応問題集で、タテからヨコから問われる厳選された91問を編集しています。
問題のレベルはセンター試験レベルです。
関関同立やMARCH以上のレベルの難関私大を受験する人は、「一問一答世界史B用語問題集」やよく出る世界史B一問一答用語問題集で問題演習をこなしていきましょう。
世界史の勉強をしていく中で用語は覚えたものの、つながりが入っていない人はこの参考書でそのつながりを把握していく必要があります。
タテ×ヨコから見る世界史問題集の使い方
まずこの参考書は問題演習ですので、世界史初学者には向いていないといえます。
世界史における詳しい流れなどは比較的省略されているので、“最低限”の知識を持った上で買うのが望ましいでしょう。
“最低限”の知識とは、受験生ならセンター過去問で常に6割以上取れる程度のことです。
この参考書をきちんとこなして完璧にすればセンター試験で8割以上は堅いはずです。
具体的に言えば、まずは「ナビゲーター世界史」や「詳説世界史」で世界史の流れをつかんでおきましょう。
あるいは、「タテから見る世界史 試験で点がとれる(大学受験V BOOKS)」と「ヨコから見る世界史‐試験で点が取れる(大学受験V BOOKS)」で学習を進めておいてからでもよいです。
そういった流れをつかんでいく参考書で各用語をインプットした人はこの参考書に入っていく段階に来たといえます。
各テーマ順番にこなしていくのでもよいですし、ポイントを絞って初めて行っても大丈夫です。
タテ×ヨコから見る世界史問題集の注意点
センターレベルではありますが、難しい問題はそこまで編集されていませんので他の参考書で足りない分は補っていく必要がある点がウィークポイントの一つです。
「実力をつける世界史100題増訂第2版」などでもう少し問題をこなしていくべきです。
また、問題が少ない分一問一問丁寧にこなしていきましょう。核問題完全に理解して覚えてしまわないと成績の伸びにつながりませんので注意しておくべきです。