完成古文単語321の効果的な使い方
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完成古文単語321
完成古文単語321の概要と使用目的
みなさん、英単語や古文単語をしっかりと覚えることができていますか?
覚え方に関しては、「単語帳を何回も何回も見る」、「ひたすら書いて覚える」、「ゴロを使って覚える」など様々ありますが、「イラスト(絵)を使って覚える」という方法もあります。
この「イラストを使って覚える」方法はかなりの受験生にとって覚えやすい方法でしょう。
今回はこの方法を使っている単語帳「完成古文単語321」を紹介していきます。
完成古文単語321の具体的な内容
まずこの参考書は見出し語が名前の通り321語収録されていて、関連語・類義語などを合わせると約500語を網羅しています。
そして、古典主要作品、大学入試、センター試験を調査・分析して、入試や読解に必要な単語を選んでいるので無駄な単語は一切覚えさせず、効率のいい勉強ができます。
さらにこの参考書の最大の特徴である「イラストで覚える」という方法を321語全てに使っているので、非常に単語が頭に入ってきやすく、抜けにくいです。
各ページには一問一答が配置されていて、これを解くことにより古典文法・文学史・古典常識の知識をまとめて学習することも可能になります。
そのほかにも、解説がしっかりとされているので、古文を読むうえでは欠かせない知識というものを再確認でき、自分で答え合わせもしやすいでしょう。
完成古文単語321の使い方
1.一週目は見出し語を覚える
まずは基本となる321語の意味を覚えていきましょう。
いきなり完璧にしていくよりは何回も繰り返して徐々に覚えていくほうをおすすめします。(もちろん最初からドンドン覚えていける場合はそれでも可)
2.二週目には多義語を覚えていく
英単語や古文単語には意味が一義語と呼ばれるものと多義語と呼ばれるものがあります。
大学入試は一義語だけの意味を完璧に覚えたとしても合格するわけではなく、多義語をどれくらい覚えているかが大きく影響します。
多義語をたくさん知っていれば、それだけ古文読解は解きやすくなるのでぜひ多義語まで完璧に覚えていくようにしましょう。
3.受験本番までに本書は完璧にする
単語帳は何冊も買う必要はありません。
大切なのは買った一冊をいかに完璧に仕上げるかです。
もちろん、この参考書を完璧に覚えたなら、もっと覚える単語を増やすために他の参考書を買うことはいいことです。
自分のレベルに応じて参考書は買うようにしましょう。
完成古文単語321の注意点
この参考書の注意点としては、全体の単語数が少し少なめです。
関関同立レベル志望者なら受験に必要な単語数は約600語といわれているので本書ではやはり少ないですよね。
この参考書を完璧にやり終えたら、次のステップとしておすすめの参考書は「FORMULA600」です。参考にしてみてください。