速読古文単語の効果的な使い方
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速読古文単語
速読古文単語の概要と使用目的
古文の勉強をするにあたって、まず受験生のみなさんが最初にやらなければならないのが古文単語の暗記です。
最終目標の読解を制覇するには、この古文単語の暗記が絶対条件になります。
そこで、暗記を手助けしてくれる参考書がこの「速読古文単語」です。
この参考書は、語義解説と約300ものイメージマークが暗記の手助けをします。
そして、覚えた単語を文脈で即確認して記憶を定着させます。
さらに全ストーリーに「あらすじ」付きなので、初見でもスラスラ読めて単語が効率的に身につきます。
プラスアルファで「おさらいテスト」を使ってさらに記憶を定着させましょう。
速読古文単語の具体的な内容
対象者は単語の意味を機械的に覚えるのが苦手な受験生やセンター試験のみ古文が必要な受験生です。
カテゴリはインプットになり、レベル的には標準(センター試験レベル)です。
使用時期は受験の初期から受験本番まで一年通して完璧にしてください。
各単語には短い例文を掲載されていて、文脈の中で意味を確認できる構成になっています。
また、第2章には長めの文章も掲載しています。文章は徐々に長くなる構成なので、読解力が自然と身につきます。
ちなみに、第一章では最重要語(80語)、第二章では重要語(196語)、第三章では最重要敬語(24語)となっています。
そして、この参考書はポイントを絞った解説をしていて、単語の語源や注意点を簡潔に説明しています。
これのおかげで、すらすら読めるので、初学者から無理なく学習できます。
速読古文単語の使い方
1.第一章から覚えていくべし
一章の最重要語の80語をまずは完璧に覚えるようにしましょう。
この時にイラストと単語解説が、単語の理解と暗記を手助けしてくれるので、しっかり活用するようにしましょう。
2.二章、三章と覚えていくべし
ここもイラストなどを使って、一つ一つ確実に覚えていきましょう。
3.覚えた単語を文脈で即確認するべし
単語を覚えていくとき、もう一つやってほしいことは、短い例文を使って暗記だけでとどまらない実戦的な単語学習ができます。
これをこなすことで、読解力も自然と身につきます。
4.全部覚えるまで何回も見るべし
単語を覚えるには、書く作業より見て覚える作業のほうが確実に力になります。
何回も見るものを、人間は覚えます。
単語を何回も見て、覚えていくようにしましょう。
速読古文単語の注意点
この参考書は、レベル的にはセンターレベルなので、難関私大志望者や国公立志望者はこの参考書より、「FORMULA600」というものがおすすめです。
FORMULA600は単語数も多く、難しい意味の単語を掲載しているので、おすすめです。