世界史総合テスト山川の効果的な使い方
更新日: (公開日: ) WORLD-HISTORY
世界史総合テスト山川の効果的な使い方
世界史総合テスト山川の概要と使用目的
「書き込み教科書詳説世界史 世界史B」や「詳説世界史」と同じく山川出版社の参考書です。
内容ですが、世界史の教科書の配列に応じて60のテーマを設定し、ひとつのテーマに対して1~3ページ用意されています。
ですので、受験世界史の中でも比較的深い内容にまで触れている点が特徴です。
各テーマの表題横には、重要な語句がキーワードという形で表記されていますので、しっかりと確認して得点に結びつけましょう。
また、別冊の「解答・解説」には、大問ごとに解説されていますし、解説文の番号は問題文の番号に対応しているため、一目でサッと発見し確認することが可能です。
世界史の流れを理解した後に、主に問題演習を目的としてこの参考書に取り掛かっていきましょう。
世界史総合テスト山川の具体的な内容
教科書に準拠した世界史の基本的な演習問題を取り扱い、豊富な解説でその問題をカバーした一冊です。
上記のとおり、問題の横には重要語句がキーワードとして載っていますのでどの部分が大事か一目でわかるように構成されています。
解答には、詳しい解説とともに、特にそのテーマを学ぶ上で重要となってくる項目についての説明が、目につきやすいように赤字で加えられています。
単に自分の答えを確認するためだけでなく、その後の発展的な学習のために、「解答・解説」は繰り返し読むなど有効利用していくと良いでしょう
さらに、ところによっては教科書に載っていないような用語も問われたりしています。
もちろん、一発で正解することは厳しいと思われますが、一度覚えてしまえばアドバンテージとなりうるものです。
しっかりと覚えきっておきましょう。
世界史総合テスト山川の使い方
いきなりこの参考書に取り掛かるよりも、まずは「ナビゲーター世界史」や教科書などの標準レベルの世界史全体の流れのつかめる参考書を一通り終わらせましょう。
問題演習用の参考書ですので、何も知識のない状態から始めるとなかなか進みませんし、効率的な学習とは言えません。
基礎レベルの語句に触れ、流れもある程度理解できたのなら本書の出番です。
一番初めの問題から順に解いていきましょう。
テーマが60個に分けられていますので、一日2テーマなどペースを決めて進めていくと良いでしょう。
そして問題は解いて終わりでなく、豊富な解説をきっちりと読み、理解しておきましょう。
そうすることで、ただ問題をこなしていく勉強方法よりも格段にインプットしやすくなりますし、本書のメリットである豊富な解説を十分生かせているといえます。
世界史総合テスト山川の注意点
なかなか難しい歴史用語が取り扱われていることがありますので、そこは正答できなくても仕方ないと割り切る必要があります。
間違えた後に復習してしまえば問題ありません。
この際にチェックを入れておくと後で何度も見返すことができますので効果的です。
また、使い方のところでも説明しましたが、ただ問題を解いて丸付けするだけで終わらせないようにしましょう。
間違えた問題は解説を見て、何度も反復することで世界史の成績は伸びてきます。
そして、時間をかけすぎないように注意しておきましょう。
せっかく60テーマに分けられていますので自分でペースを決めておくべきです。