望月光の古文単語333の効果的な使い方
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望月光の古文単語333の効果的な使い方
望月光の古文単語333の概要
・対象
古文単語を覚え始める人
他の単語帳が合わなかった人
・カテゴリ
インプット
・レベル
基礎
・時期
受験初期~受験直前期
単語が覚えられない人はなぜ覚えられないのか理由がわかっていますか?
理由は大きく分けて2つあります。
1つ目は覚えようとする単語量に問題がある場合です。
古文単語を初めて学習する人がいきなり1000語収録されている単語帳をすべて覚えようとしても量が多すぎてすべて覚えることは不可能です。
ましてや、終わりが見えないため100語程度も覚えられなくなってしまうケースがよくあります。
2つ目は覚える単語の科目(古文単語だったら古文、英単語だったら英語)に馴染みや親近感がない場合です。
古文を全く勉強していない状態で古文単語を覚えるのと文法や読解方法をある程度学んでから古文単語を覚える場合とどちらが単語を覚えやすいと思いますか?
答えはもちろん後者です。
なぜなら、古文をある程度学習した後は古文に親近感があり勉強する前より古文単語が自然に入ってきます。
これら2つの問題を解決するのがこの参考書です。
1つは単語量が少なすぎず多すぎないこと。
収録単語を333語に絞り、受験で必要な単語(現代語と意味が異なる語、古文特有語など)だけを覚えることができます。
2つ目は古文のイメージ・ニュアンスを丁寧に押さえていること。
単語帳を始める段階で文法や読解を学習していて古文に馴染みがある場合はほとんどありません。
そこで、単語ごとにイメージやニュアンスが載っていることで少しでも単語に親近感を抱くことが出来るでしょう。
望月光の古文単語333の詳細
単語の一語義一語義に解説がついています。
また、著者は予備校で長年受験生を指導しているからか、受験生目線の解説が多いです。(バイト、友人関係を例にあげるなど)
なので、きちんとイメージが頭に残り、忘れにくいと思います。
古文単語の意味を理解してなおかつ覚えるための工夫が凝らされている内容になっています。
望月光の古文単語333の使用方法
前から覚えながら読み進めていく
どの単語帳をする場合も同じことが言えるが1回で覚えようとしないこと!
覚えようとすることよりも何回も読むことに力を入れる!
望月光の古文単語333の総評
イメージやニュアンスがわかりやすいあたりさすが望月光先生である。
センター試験はこの一冊で事足りるのでセンターまでの人は使用してみてはどうだろうか?