書きこみ教科書 詳説日本史の効果的な使い方

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書きこみ教科書 詳説日本史

 
書きこみ教科書 詳説日本史
 

書きこみ教科書 詳説日本史の概要と使用目的

 
本書は日本史の教科書ではおなじみの山川出版社から出ている参考書です。
山川出版社での有名な基礎問題集であるスピードマスターがおおまかな流れを把握するのに適しているのに対して、本書は基本用語を正確に押さえることに重点が置かれています。
試験の時などに一度は経験があるのではないでしょうか、「なんとなく流れは理解しているけど肝心な言葉が浮かんでこない」という人に最適だと思います。
本書は文章中に空所があり、それを自分で書き込んでいくことで、立命館大学や同志社大学のように記述で解答を求められる大学の対策にもなりますし、一問一答形式のようにただひたすら単語だけを覚えるのではなく、文章の中で覚えることができるので知識の定着率が格段に上がります。
 
 

書きこみ教科書 詳説日本史の具体的な内容

 
本書は日本史の教科書「詳説日本史」の文章が重要語句のみを穴埋め形式としており、解答はページの下にあり、赤シートで消えるようになっています。
ページ下にある解答の横には重要事項の解説があるので語句の正しい知識の整理もすることができます。
 
 

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書きこみ教科書 詳説日本史の使い方

 
本書の使い方は文章をしっかりと読み内容を理解しながら、空所の部分を暗記していきます。空所の部分は1周目にオレンジペンなど赤シートで消える色で書き込んでおき、赤シートで空所を隠しながら進めていくと効率が良いです。
しかし、その際に志望校が立命館大学や同志社大学のように記述で解答を求められる大学の場合は記述対策として空所の部分をルーズリーフなどに書いて進めていくことをオススメします。
ペースは1日1章ずつ進めていき、13章あるので2週間で1周目はおわらせましょう。2周目からは1日2章ずつと、ペースを上げていくようにしていき、空所の語句から、その前後文を思い浮かべることができるまで読み込めればベストです。
ただ、本書を使う際に意識して欲しいことがあります。
それは空所になっている部分だけに神経を使わないことです
もちろん空所の部分は重要な語句なので覚えるのは大切ですが、覚えるのは当然です。
書き込み式だとどうしても空欄箇所に集中してしまい、自然とただ空所になっている重要語句しか目に入らなくなってしまう可能性があります。
しかし、ただ語句だけを覚えても一つの問われ方でしかその語句が浮かばないのなら、少し問われ方を変えられれば解答できなくなる恐れがあります
この参考書はただ単語だけを覚えるのではなく、空所の前後文もしっかり読み込むことでその単語の根本から理解することができます。
なので、空所以外の文章もしっかり読み込むようにしましょう。
 
 

書きこみ教科書 詳説日本史の注意点

 
図や表がほぼ掲載されていないため史料読解対策はできないので、関西学院大学など、史料問題が頻出の大学が志望校の受験生は学校で配布される史料集や日本史 史料問題 一問一答などでしっかりと対策をするようにして下さい。
 

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