吉野のパワーアップ古文読解入門編の効果的な使い方
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吉野のパワーアップ古文読解入門編
吉野のパワーアップ古文読解入門編の概要
○対象
文法・単語を一通りやり終えた人
これから読解を始める人
○カテゴリ
インプット→アウトプット
○レベル
基礎
○時期
受験中期
この本の著者の吉野敬介という人物を知っているだろうか?
現在、東進ハイスクールで講師をしている受験業界では有名な講師である。彼の授業は一風変わっており雑談が多いことで知られている。
この本は彼の授業を受けているのかのように読むことができる。それくらいわかりやすく飽きない工夫が凝らされている。
また、文法と単語を終わらした人ならだれでも取り掛かれるように基礎の基礎から説明している。同じ東進ハイスクールから出版されている読解の入門書である『富井の古文読解をはじめからていねいに』と比較すると、こちらのほうがより簡単な内容から取り扱っているように思える。
吉野のパワーアップ古文読解入門編の詳細
どのように古文を読んでいけば古文が読めるのか、読解法を伝えている。
「確認編」「定着編」「応用編」で構成されている。
「確認編」では、古文を読むうえで覚えないといけないルールを紹介。
「定着編」では、簡単な古文を読みながら、読解ルールを頭に定着させていく。
「応用編」では、少し難しめの古文を読むうえで知っておいてほしい知識や考え方についても紹介。
吉野のパワーアップ古文読解入門編の使用方法
「確認編」「定着編」「応用編」の順に読み進めていく
*その際1〜2週間を目安に読む
読み終えた後も月1のペースで復習する
吉野のパワーアップ古文読解入門編の総評
非常にわかりやすく読みやすい良書である。
ただ、それぞれの文章に問題が載っていないのでそれが唯一のマイナス点だろう。