• 大学入試センター試験実戦問題集 化学

• 目次

  Toggle

  大学入試センター試験実戦問題集 化学の概要と使用目的

大学入試センター試験実戦問題集 化学は、題名通りセンター試験対策の問題集である。
2015年度の受験から理科の学習指導要領が大きく改訂されて、以前は化学Ⅰと化学Ⅱにわかれていてセンター試験では化学Ⅰの内容だけが問われていたが、2015年度の入試からは化学基礎と化学にわけられセンター試験では化学基礎と化学どちらの内容も問われることになりました。
これまで、センター試験対策では過去問をたくさん解くことがおすすめされていたが、センター試験の過去問だけでは従来の化学Ⅰの内容の問題だけしか含まれていないので、現在のセンター試験の化学の範囲全てに対応することができなくなってしまいました。
そんなセンター試験の欠点を補ってくれるのがこの問題集です。過去に駿台予備学校で行われた模試の問題やオリジナル予想問題が計5回分掲載されています。
もちろん、センター試験の形式に慣れるためにセンター試験の過去問は必ずやらないといけないですが、センター試験の過去問に載っていなくて現在のセンター試験で出題される範囲の問題の演習をするためにこの問題集を活用するようにしてください。
この問題集を使用するのは、センター試験の直前期、もっと具体的にいうと12月末から1月のセンター試験直前までです。内容はアウトプットです。
センター試験で高得点を獲るための総整理として使用する問題集なので、必ずインプットを完璧にしてからこの問題集を使用するようにしてください。
 
 

• 大学入試センター試験実戦問題集 化学の具体的な内容

駿台予備学校で過去に行われた模試の問題と駿台オリジナルの予想問題が合計5回分掲載されています。
問題と解答だけではなく、すべての問題に詳しい解説が掲載されています。
問題は全てセンター試験と同じ形式となっているので、センター試験の練習としてはちょうどよい問題になるでしょう。
解答・解説編の冊子の巻頭には、センター試験での必要事項がまとめられている「直前チェック総整理」が掲載されています。
問題を解いてわからなかったところの整理に使用したり、センター試験の空き時間の間に確認したりして高得点を獲れるようにしておきましょう。
 
 

• 

  大学入試センター試験実戦問題集 化学の使用法

１．時間を計って問題を1回分解く。

センター試験で高得点を獲るために使用する実戦問題集なので、問題を解くときにはセンター試験本番に見立てて問題を解いてください。
センター試験では時間配分も重要になってきます。
試験本番で時間が足りなくなって焦ってしまわないように、時間配分にも気をつけるようにしてください。
 

２．自己採点をする。

問題を解き終わったら、解答を見ながら自己採点してください。
このときに、点数が良かったからと言って喜びすぎたり、点数が悪かったからと言って落ち込みすぎたりしないようにしてください。
点数にこだわることはもちろん大事ですが、点数に一喜一憂してもあまり意味はありません。
今回の得点を今の自分の実力だと思って、今後に生かすようにしてください。
 

３．解説を熟読する。

自己採点が終わったら、解説をしっかりと読んでください。間違えたところだけではありません。
正解したところの解説も必ず読むようにしてください。
間違えたところの解説は誰でも読みます。これは同じ問題が出たら間違えないようにするためです。
では、正解したところの解説を読む理由は何でしょうか？
それは、自分の考え方が間違っていなかったことを確認するためです。考え方が間違っていたけど、たまたま正解していたということもあります。
たまたま正解していた場合は、次に同じ問題が出たとき今度は間違えてしまう場合があります。
ですので、正解・不正解に構わず、すべての問題の解説をしっかり読んで、出題された問題の中にわからない問題がないようにしてください。
 

• 大学入試センター試験実戦問題集 化学の注意点

駿台の模試の特徴として、実際の入試問題よりも難易度が非常に高いことがある、ということがあります。
駿台の模試で70点とれていれば、センター試験では90点以上取れると判定されることもあるほど、実際の入試よりも難しくなっているので、点数が悪かったからと言って過度に落ち込まないようにしてください。