マドンナ古文単語230の効果的な使い方
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マドンナ古文単語230
マドンナ古文単語230の概要と使用目的
マドンナ古文単語は受験勉強を開始したばかりで、古文に苦手意識がある受験生に最適な単語帳になります。
古文学習の最終目標は初見の文章を読解出来る様になることです。
その為には、「古文単語」と「古典文法」をしっかりとインプットする必要があります。
覚えなければいけない単語の数はセンター試験~標準大学で400語、関関同立・MARCH~東大・京大・早慶上智レベルで600語が必要となります。
ですので、マドンナ古文単語だけで古文単語の勉強を完了させることはできませんが、マドンナ古文単語は古文が苦手な受験生でも学習を進められるように現代語での例文になっているので、古文学習の入り口としては最適です。
1~2か月くらいでマドンナ古文単語を完璧にして、一番シンプルで覚えやすく、単語量も十分な「古文単語FORMULA600」を二冊目の単語帳として勉強していくのが、非常に効率的な勉強法となります。
まずは、マドンナ古文単語に掲載されている全ての単語の意味が即答出来る様になりましょう。
マドンナ古文単語230の内容
マドンナ古文単語には古文単語が230語収録されており、細かな関連語句を含めると全382語になります。
1語1語に語源などが説明されており、現存する古文単語帳の中で一番覚えやすい単語帳と言われています。
マドンナ古文単語が大きく他の単語帳と違うのは、「現代語の例文」で覚えるということです。
古文が苦手な受験生がいきなり古文の例文で単語を覚えていくのは、非常に大変だと思います。
現代語の例文の中に古文単語を織り交ぜているスタイルなので、初心者でも覚えやすい内容になっています。
また、付録で単語カードがついているので、暗記をサポートする為に活用して下さい。
マドンナ古文単語230の使い方
1.古文単語を見て、現代語訳が即答出来る様にする。
その際、付属の単語カードだけで覚えようとせず、左側にある各単語の説明を読んでください。
8番の「ちょっと・しばらくの間」などのように「・点」で区切られているものは、意味がほとんど変わらないので、覚えやすい意味を一つだけ覚えればいいです。
1周目は必ず本書を使って覚える様にしてください。
2.多義語は各番号の覚えやすいものから覚える。
マドンナ古文単語の注意点
マドンナ古文単語に限らず、古文単語を学習する際に注意して欲しいのは、多義語は必ず全ての意味をしっかりと覚えなければいけないという事です。
大学受験では多義語が理解できているかどうかが様々な形式で問われます。
文章全体の意味を把握する際にも重要になってきますので、1つの意味を覚えて満足するという事は絶対に避けてください。
知識を定着する為には何より「反復」する事が重要です。
まずは、一通り解説と例文を読み終えたら、単語カードを使って何往復も回すようにしてください。