詳説世界史論述問題集

詳説世界史論述問題集の概要と使用目的

 
この参考書は、世界史の論述問題を解くために使用していくべき参考書です。
 
この本では論述問題を解く上での苦労するであろう点、つまり知識を文章として表現する方法を読者がきちんと理解できるようにと、詳しく解説されている上に、端的にその指針を示してくれています。
 
量的にはかなり多いですが、これぐらいやればかなり自信にもつながりますし、解説も詳しいので論述問題を解くには最適です。
 
 

詳説世界史論述問題集の具体的な内容

 
問題量は半端ではありませんので、気合を入れて取りかかっても２ヶ月はかかります。しかし、その分全範囲を網羅できていますので、やり遂げれば高得点につながるはずです。
難易度的には記述量３桁の問題や知識があるだけでは一点も取れない問題など、とにかく最高峰のレベルです。
 
一度でできなくても諦めず、繰り返して解いていき、自分のものにしていきましょう。
 
東京大学や京都・一橋・筑波・学芸など、難易度の高い論述問題を課す学校受験者向けです。
 
そのような難易度の高い大学を志望する人で、しっかりと世界史全体を捉えていて、一冊やり終えた時の達成感は段違いですので、世界史が苦手ではなく、余力がある人はこの参考書をやるべきです。
 
 

詳説世界史論述問題集の使い方

 
この参考書は大変レベルの高いものですので、取り組む前にナビゲーター世界史や詳説世界史などで、世界史の流れを学んでおく必要があります。
 
いきなり本書を始めても分からないところばかりになってしまうので、基本的な知識は必要不可欠です。
 
しっかりとその基本的な学習を終えてから、本書での学習を始めていきましょう。
 
この時に、1日にこなしていくペースを設定し、少ないペースでも構わないので、最初に決めたペースが崩れてしまうと立て直すのが大変ですので、その決めたことを守るようにしましょう。
 
 

詳説世界史論述問題集の注意点

 
やはり、かなり難易度の高い参考書ですので、始める前にそこまでのレベルに持って行けていないと途中で断念しかねません。どの参考書も中途半端にやってもあまり効果は得られませんので、注意が必要です。
 
始める前に数ページ自分の目で確認して、難しいと感じたならより一層の世界史の学習が必要ですので、その時に使用している参考書を何度も何度も繰り返し読み込む、あるいは解いていきましょう。
 
そうしてレベルアップした状態で、初めて本書に取りかかることができる状態となっているでしょう。