センター試験 数学I・Aの点数が面白いほどとれる本
更新日: (公開日: ) MATHEMATICS-HUMANITIES
センター試験 数学I・Aの点数が面白いほどとれる本の効果的な使い方
1.センター試験数学I・Aの点数が面白いほどとれる本の概要
センター試験対策の導入に適している。
センター試験対策にいきなり進める学力のある方はやらなくてもいいかもしれないが、理屈をしっかり理解したい方は、成績が良い方でも読んでみると参考になると思われる。
また、坂田アキラ先生の本に比べると解説が詳しくない(ところどころ途中式が飛んでいる。)が、その他の本に比べると十分丁寧な解説である。
2.センター試験 数学I・Aの点数が面白いほどとれる本の詳細
対象はセンター試験数学を必要とする5割~8割くらいの点数で迷走してしまっている生徒だろう。
この本で解法を頭に入れた後に、過去問で実戦力(どの解法を選択するか)+スピードを鍛えれば、盤石の体制だ。
使用時期は早くて11月、遅くて12月からだろう。
かなりサクサクと進むことのできるレイアウト、問題数なので、センター直前期からでも充分に間に合うことが可能だ。
3.センター試験 数学I・Aの点数が面白いほどとれる本の使い方
-
1.1周目はひたすらスピード重視で前に進め
この本は完全なるインプット型である。
センター数学頻出テーマをインプットさせ、「○○ときたら~だ!」のようなパターン暗記に特化している参考書なのだ。
なので、1周目からウンウンと考えこむ必要はなく、まずは「へ~そういうものなのか」と理解し、少しだけ暗記しようとする。
これだけで最初は構わない。
-
2.頻出テーマの暗記
さて、いよいよ効果を発揮するときが来た。
それが2周目以降だ。
先ほど述べた、各テーマに対する解法パターンを暗記してしまおう。
問題に取り組む前に、数分は考えて、無理ならすぐに答えをみて構わない。
その繰り返しで次第に解法パターンが身につくはずだ。
4.センター試験 数学I・Aの点数が面白いほどとれる本の総評
この本が理解できない方は坂田先生の本、これでわかる(文英堂)などの相性のいいものから始めてほしい。
いまこのページを読まれている方が一番知りたいのは、
「この本だけでセンター試験対策ができるか?」
ということかもしれないが、この本だけで対策することは勧めない。
元々の学力にもよるが、この本は実戦力やスピードが身に付く本ではなく、解法を頭に入れる本だ。
本書でセンター試験に必要な知識・公式・考え方・スピードアップのテクニックなどなどを身に付けてから、過去問等の演習書でそれを発揮する練習を積んでいないと本番でも使うことはできないだろう。