システム英熟語の効果的な使い方

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1.システム英熟語の概要と使用目的

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皆さん、学校の授業で熟語が出てきたら、ほとんど丸暗記されなかったでしょうか?
丸暗記のやり方だと覚えるのは非効率ですし、特に最難関大学のレベルになってくると丸暗記をしてきた受験生をひっかけてくる問題が出てきます。
他の一般の熟語帳でも丸暗記で済ましてしまっているものが非常に多いのです。
そこで、熟語の基本的なところから理解して、理屈で覚えられ、応用も聞くような熟語帳がこのシステム英熟語です。
レベルは全受験生対象で、特に東大や早慶上智に最適な内容まで網羅しています。

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2.システム英熟語の具体的な内容

熟語によく使う基本動詞や前置詞、副詞等それぞれのグループに分類して、それぞれの意味のコアとなる部分をイメージや図解、解説を使って説明されています。
この部分をしっかり理解してから、派生していって違う意味になっていった熟語を覚えるととても効率がいいのです。
というのは、理解型暗記は覚えやすくて印象に残りやすいのがいいところです。
もう一点は「こうなってるからこうなる」といったような理屈を知っていることで、覚えている熟語の形が変わったりして問題で聞かれても、各々の意味が解っているから答えを推測しやすくなります。
昔は関関同立レベルの私大でも、英語は丸暗記でなんとかいけることが多かったのですが、最近、関関同立・GMARCHのレベルでもちゃんと文脈や解釈を考えて熟語の意味を理解しないと解けない問題が出てきています。
上記の通り、早慶上智や東大は顕著ですが、他の難関大学でも英語の思考力が問われるので、本書はその考え方を学ぶのに適している熟語帳です。

3.システム英熟語の使い方

1.基本動詞や前置詞、副詞等、各テーマで最初に解説されているイメージや元々の基本的な意味を理解する。

→ 上記の通り、こういったポイントを押さえてから、細かいところを押さえていく流れで覚えると非常に良い。

2.それぞれの熟語を覚えていく。

3.赤チェックシートを使ってチェックしていく。

 

4.システム英熟語の注意点

一応、赤シートを使って復習出来ますが、問題やカードがないので、そういった点でアウトプットしずらいのが難点です。
この参考書を終わらしてから、別の熟語も扱っている問題集をやっていけばいいのですが、ここが気になる方は「解体英熟語」をお勧めします。
この参考書は各ページの表面が私大を中心に、国公立でも出題された問題を載せていて、裏面にその解答ポイントとなる熟語の解説になっています。
問題を解いてから解説を読んで熟語を覚えて、その後の復習で問題を解きなおすという覚え方ができるのがこの参考書の魅力です。なお、関関同立専門塾マナビズムでは、「解体英熟語」を指定参考書として扱っています。

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