センター試験本番レベル模試 ‐物理・化学・生物・地学編‐
更新日: (公開日: ) PHYSICS
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1.センター試験本番レベル模試 (物理/化学/生物/地学)の概要と使用目的
- この参考書は、センター試験の理科を受ける人が直前期に使用する参考書です。
インプットが完全にできていない人、アウトプットに入ったが全然問題が解けていない人が使用するものではありません。
センター試験の理科で高得点をとるには、センター試験レベルの問題演習を繰り返し行うことが重要になります。
センター試験ではいずれの科目にも、私立大学の入試とは異なった独特の問題が含まれています。
その独特な問題のパターンになれていないと、必要事項を暗記していたり、公式を理解していたりしても問題を解くことができないものがあります。
そのため、センター試験の理科で高得点をとりたいのであれば、必ずセンター試験本番の形式の問題に慣れておくことが必要になります。
これまでにインプット・アウトプットで吸収した知識をフル活用して、実際のセンター試験本番のような気持ちで挑むようにしてください。
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2.センター試験本番レベル模試 (物理/化学/生物/地学)の具体的な内容
東進が主催する「センター試験本番レベル模試」を書籍化した問題集になっています。
センター試験の問題というのは、その科目が得意な人や苦手な人みんなが受けて平均点が60点になるように作られています。
だからといって平均点をとれていれば十分という試験ではなく、高得点を狙わなければならない試験です。
しっかりと勉強・対策をしていれば100点を目指すこともできる試験です。
この問題集を使ってしっかり対策しておきましょう。
物理・化学・生物・地学いずれも2年分が掲載されています。
その中から自分に必要な科目を選び、センター試験本番を受けている気持ちで臨んでください。
センター試験形式の問題に慣れるために使う問題集なので、センター試験を受ける直前に使用するようにしてください。
具体的な使用時期は、12月に入ってからです。1月のセンター試験直前の時期でも問題ないです。
とにかく、センター試験対策の問題集なので、最後の総仕上げとして使用してください。
1.時間を正確に計って問題を解く。
センター試験で高得点をとるには、独特な出題形式に慣れておくことだけではなく、時間制限に慣れておくことも必要になります。
独特な試験問題を限られた制限時間内で解く練習をしておく必要があるので、この問題集を使用するときには必ず時間を計るようにしてください。
2.問題を解き終わったらすぐに採点をする。点数を出したら自分の点数が良かろうと悪かろうと一喜一憂しない。
直前期の演習に使用する問題集なので、確かに高得点を獲れるに越したことはないし、点をとれなかったら反省する必要はある。
しかし、大事なのはその気持ちはその場だけにとどめておくことである。
点数が良かったからといって間違ったところをそのまま放置してしまうとその問題はいつまで経っても解くことができないままだし、点数が悪かったからといって同じ問題を二度と見たくないと思ってしまうのは悪循環を生んでしまうだけである。
喜ぶのも悔しい気持ちを持つのもその場限りとしておく必要がある。
3.正解した問題はなぜ正解できたのか、間違った問題はなぜ間違ったのかを分析する。
2でも述べたように、点数が良くても悪くても問題を解き終わった後に放置してしまうことは一番やってはいけないことである。
どんな簡単な問題でも、自分の考え方が間違っていなかったことを確認することが必要である。
また、間違った問題に関しては特に答えを読んでなぜ間違ったのかを分析して、もう一度その場で解き直してみてもいいでしょう。
とにかく、一度でも見たことのある問題は今後出てきたときに絶対に間違えてはいけないというイメージを持っておくことが必要である。
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4.センター試験本番レベル模試 (物理/化学/生物/地学)の注意点
何度も繰り返して書いている通り、センター試験本番レベルの問題を演習する問題集なので、インプット・アウトプットをしっかりとした状態で使うようにしてください。
センター試験直前の最終調整に使用するものなので、インプット・アウトプットがしっかりできていない状況でこの問題集を使用しても効果はあまりありません。
必ずセンター試験直前の最終調整の段階で使用するようにしてください。
また、センター試験を受けない人が使用することは全くお勧めできない問題集です。
センター試験を受けないのであればこの問題集は使用しないでください。