【英文法ファイナル問題集】の特徴・使い方・勉強法

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この記事では「英文法ファイナル(標準編)」の特徴と正しい使い方について解説していきます。
英文法ファイナル(標準編)は「英文法」「イディオム」を中心に知識を確認しアウトプットができる参考書となっています。

英文法ファイナル問題集(標準編)の概要


英文法ファイナル(標準編)はは英文法の演習用教材となっています。
全10回のテスト形式となっていて、各50題で全500問が掲載されています。
目標習熟期間としては入試中期から入試本番までと記載していますが、7月末までに英文法の知識はインプットが済んでいる状態が望ましいです。
受験勉強は知識のインプット→アウトプットという流れが重要なので、インプットした知識はしっかりとアウトプットしましょう。
いきなりアウトプット用の英文法問題集として使用するにはこの英文法ファイナル(標準編)は少し難易度が高いので
まずはセンター試験の文法やネクステージ(Next Stage)などでアウトプットした後にこの英文法ファイナル(標準編)を使って問題演習量を積み重ねましょう。
この参考書に入るまでにはセンターレベルの初見の英文法の問題は9割以上とれるようにしておきましょう。
英文法ファイナル(標準編)はアウトプット用の参考書ですが1周だけして終わるのではなく、反復して知識を定着させましょう。
この参考書を完璧にすれば私大標準といわれる産近甲龍・日東駒専はもちろん、難関私大の英文法でも9割以上をとれるようになるので、英文法の総仕上げとして用いましょう。
対象レベルはセンターから私大難関レベルまでとなっています。
※私大難関レベルとは関関同立やMARCHなどを指します。

英文法ファイナル問題集の特徴

特徴としては4点あげることが出来ます。

  1. 問題がランダムに出題されている
  2. 別冊に解答がついている
  3. 1~10回のテストで難易度が変わっていく
  4. 総合的な文法力が身につく

①問題がランダムに出題されている
問題がランダムに出されているため、前述のネクステージ(Next Stage)などでは単元が限定されているため問題の予測がつきますが
英文法ファイナル(標準編)はテスト形式となっているため実力チェックするには良い参考書です。
②別冊に解答がついている
ネクステージ(Next Stage)などの英文法問題集は見開き1ページで問題と解説が構成されているため解説があっさりしていますが
英文法ファイナル(標準編)は別冊に回答がしっかりと書いているため、テスト形式でアウトプットした後に解説を読んでインプットすることができます。
③1〜10回のテストで難易度が変わっていく
第1回から第10回で徐々に難易度が難しくなっていくので毎回のテストが終わるたびに
しっかり弱点などを復習していくと着実にレベルアップしていくことができます。
④総合的な文法力が身につく
整序問題や誤文訂正の問題なども多く掲載されているため、付け焼き刃の暗記の文法力ではなく、しっかりとした文法力を身につけることができます。
英文法ファイナル(標準編)使用の目的としては、英文法の問題演習量をこなし、インプットした知識をアウトプットすることです。
暗記するだけでは、入試で初見の問題に出くわした時に苦戦する可能性があるので様々な問題に触れ総合的な文法力を身につけることを心がけましょう。
英文法ファイナル(標準編)を使用することで文法力を付ける事が出来ますがメリット・デメリットを意識した上で勉強を進めていく必要があります。

英文法ファイナルのメリット

  • 詳しい解説が別冊にまとめられている
  • 整序問題や誤文訂正の問題などの対策ができる
  • 問題がランダムにテスト形式となっている

英文法ファイナルのデメリット

  • ネクステージ(Next Stage)などの英文法問題集と比べると問題数が少ない
  • 「会話表現」と「発音・アクセント」対策ができない

英文法ファイナルのメリット・デメリットはこのようになっています。
アウトプット用の英文法問題集として使用するにはこの英文法ファイナル(標準編)は少し難易度が高いので
インプットをおろそかにしたまま英文法ファイナルで勉強するのは適さない受験生も多いでしょう。

英文法ファイナルの使い方・勉強法

まず、英文法を勉強する際に重要なことは「なぜその解答になるのか?」を自分で解説できるようにすることだと言えます。
この目的意識がなければ初見の問題に出くわした際に出題者の意図に気づくことができません。
またその結果、1問辺りに時間を要したあげく、不正解の選択肢を選ぶといった悪循環を生み出してしまいます。
これらの悪循環を断ち切るための具体的な英文法ファイナルの使い方・勉強法を紹介します。
①テスト問題を解く
最初は時間内に終わらないかもしれませんが、あまり1問に時間をかけずに解いていってください。
整序問題などは考えてもわからない場合も何も書かないのではなく、なんとか答えを導きだしましょう。
②解答を確認し弱点の単元を見つける
この時に注意するのは、正解の選択肢の理由だけ確認するのではなく、不正解の選択肢も『なぜこれだといけないのか』を考えましょう。
そうすることで消去法で選択肢が選べるようになったり、違う方法で問題へのアプローチができます。
③解き直しをする
解き直しをするときは、正解の選択肢だけを丸するのではなく
解答を見た時にチェックしたように不正解の選択肢も『なぜこれが不適切なのか』を自分で理由づけしながら解き直してください。
④反復する
1周解き終わると、2周目も1周目と同じように解いてください。
1周目では正解していたのに2周目では間違えているものもあって、英文法の抜けがないかを確認できます。
人にもよりますが、3周目ぐらいからは間違えたところだけを解き直して何度も復習しましょう。
誤文訂正や整序問題は自分の志望校にでないからやる必要はないと考える人もいるかもしれませんが
4択の選択肢の文法問題ばかり演習していても根本的な文法力というのは身につかないので、様々な問題に触れて根本的な文法力を身につけましょう。

それまでに行いたい参考書

英文法ファイナルをいきなり使用するのが厳しい受験生にオススメの参考書は「ネクステージ(Next Stage)」です。
この参考書は大学受験に必要な情報が全て網羅されていて、見開き1ページに問題と解説が掲載されています。
英文法のインプットが終わって、アウトプット系の問題集の一冊目としてはもってこいの参考書です。
英文法ファイナルでは「問題が難しい」などの受験生はこの参考書を使用して、英文法知識の基礎を固めましょう。

次に使用すべき参考書

前述したようにこの英文法ファイナルをマスターすれば
私大標準といわれる産近甲龍・日東駒専はもちろん、難関私大の英文法でも9割以上をとれるようになるため早慶上智を目指す受験生は次の一冊をお勧めします。

英文法ファイナル(難関大学編)です。
関関同立やMARCHなどの難関私大を志望している受験生でも英文法ファイナル(標準編)学習したらこの英文法ファイナル(難関大学編)をやる必要はありません。
後は過去問演習で志望大学の形式に沿った演習をするようにしましょう。

英文法ファイナル(難関大学編)は早慶上智レベルの英文法をチェックできる参考書です。
こちらもランダムにテスト形式で問題演習をする参考書です。
「英文法ファイナル(標準編)の解答を説明できるまで覚えてしまい勉強が作業化している」
「1段レベルが上の参考書で演習したい」なおかつ早慶上智レベルの大学を目指しているといった受験生にはオススメの参考書となります。
1日1回以上のペースで行うようにしましょう。
問題演習を進めていく上で、弱点やわからないところがあれば再びインプットに立ち返って復習を何度もしましょう。

その時は総合英語Forest 7th Editionを使ってわからないところを確認しましょう。
この参考書は一言でいうと文法の辞書みたいなものです。
この参考書は大学受験レベルの文法は網羅されているので、わからない文法事項は全てこの参考書で確認できます。
この参考書はページ数がとても多く1から全てインプットするにはとても非効率なので、わからない文法があった時だけ辞書感覚で使いましょう。
 
この様に、参考書は現在の自分の実力や志望校に応じて正しいタイミングに正しいものを選ばなければ成績はあがりません。
「正しい参考書の選び方が出来ているか不安!」という方は以下の記事を参考にしてください。
【合格者は知っている!】失敗しない参考書の選び方・使い方

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