【武庫川女子大学の英語】入試傾向・対策・勉強法・合格法

MUKOGAWA

はじめに

本記事では武庫川女子大学の英語の傾向と対策、合格するための勉強法について紹介します。
武庫川女子大学は兵庫県西宮市池開町に本部を置く日本の私立女子大学です。
兵庫県西宮市内に3キャンパスを擁し、6学部14学科と1短期大学部で約8千人の学生が学ぶ、日本一学生数の多い女子大学となります。
偏差値としては50前後で、就職・進路決定率は約99.5%(2018年度)となっています。
武庫川女子大学の偏差値・合格最低点の詳細についてはコチラ!
近年の武庫川女子大学の英語は全日程・全学部で同一の形式を取っています。従って、英語の対策を学部別に分ける必要はなく、日程・学部を問わず過去問演習をしても構いません。
出題形式についての大きな変動はないため、過去問演習の際は古い年度のものも使用し、演習慣れをすることをオススメします。

武庫川女子大学の英語概要

  • 試験時間:60分
  • 配  点:100点満点
  • 目標点 :80点
  • 問題数 :32題
  • 形  式:全てマーク形式
  • 構  成:大問5題

大問[Ⅰ]長文読解問題(内容一致)
大問[Ⅱ] 会話問題(空所補充)
大問[Ⅲ]英文法に関する問題(空所補充)
大問[Ⅳ] 語彙問題
大問[Ⅴ]並び替え問題

傾向と対策

それでは今から武庫川女子大学の英語の大問毎の傾向と対策について紹介していきます。

大問[Ⅰ]について

大問[Ⅰ]は読解問題となっています。問題数としては7問出題される傾向にあります。
問題文となる長文はさほど長くなく、難易度もとても易しいです。
つまり、要求される英語力は長文を速く読む「速読力」ではなく、英文を丁寧に読む「精読力」であることが分かります。
英文のテーマとしては歴史や生物など毎年さまざまなジャンルから出題されています。
武庫川女子大学の英語の目標点は80点以上となっているため、一番時間がかかると予想される大問[Ⅰ]に関しては7.5割以上の正答率を目指すようにしましょう。
それでは、最低でも7.5割以上の正答率を目指すための具体的な傾向と対策について紹介していきます。
①論理的読解力が必要な問題の傾向と対策
大問[Ⅰ]では、毎年必ず「According to 〇〇 paragraph~」や「In the 〇〇 paragraph~」といったパラグラフの要点を問う問題が出題されています。
これらの問題を確実に正解し、大問[Ⅰ]全体の正答率を上げていくためには“パラグラフリーディング”という手法が有効です。
パラグラフリーディングとは
文章を構成する各段落の最初の一文を読み、その段落(パラグラフ)の要点をつかみながら、あるいは推測しながら文章を読み進めていくこと(リーディング)です。

この技術を使いこなせるようになると英語長文を論理的に読むことができるため、内容理解の問題でのミスの可能性は低くなります。
実施の入試問題演習の際、パラグラフごとの要約を段落番号の横に簡単にメモしておくと、問題を解くときに読み直す時間を短縮することができます。
パラグラフリーディングを身につけるための勉強をする際は、下記の参考書がおすすめです。

「パラグラフリーディングのストラテジー①読み方・解き方編」の使い方についてはコチラ!
<特徴>
本書は長文を論理的に読むための読解法のイロハが体系的に掲載されています。
また、各読解法に練習問題も掲載されているため、インプットとアウトプットを並行して行うことができます。
巻末に論理マーカーが体系的にまとめられているのでその後の復習にも役立たせることができます。
<使用時期>
夏から秋にかけて(1ヶ月)
その後の長文演習でも意識的に行うことで武庫川女子大学の大問[Ⅰ]つまり読解問題は確実に得点源にすることができます。
「論理的な読解力」はどの大学を受けるにしても求められる能力です。
そのため、必ず身につけるようにしましょう。
②精読力が必要な問題の傾向と対策
前述したように、武庫川女子大学の大問[Ⅰ]では速読力よりも精読力を重視するべきです。
ここでは、精読力をつけるために必要なことを紹介します。
まず英文をスムーズに読んでいくためには英単語がインプットされていることが必要です。
最低限の語彙力は必要となるため2000語レベルの単語帳と1000語レベルの熟語帳は完成させておくようにしましょう。
2000語レベルの単語帳でオススメの参考書としては「システム英単語」が挙げられます。

「システム英単語」の使い方についてはコチラ!
<特徴>
「システム英単語」の特徴としてはミニマルフレーズがあることです。
ミニマルフレーズとは数語の単語の集まり(フレーズ)で英単語を覚えていくコンセプトで作られたものです。
通常の単語帳は1文で構成されているため使用しにくい人が多いですが
「システム英単語」に掲載されているのは短めのフレーズであるため覚えるのに最適な単語帳であると言えます。
また、巻末に多義語もまとめて掲載されています。
そのため、この単語帳1冊を仕上げるだけで英単語力という面では武庫川女子大学の英語を十分カバーできると言えます。

<使用時期>
入試勉強初期~入試本番まで使用!
目標ペースとしては1週間に200語以上を始点固定方式で進め、2ヶ月で英単語2021語+多義語約180語をマスターするようにしましょう。
修了時期としては7~8月末までに定着しているのが望ましいです。
始点固定方式とは1~200、1~400、1~600と必ず始点は1~に固定して進めていく勉強法を指します。
この方法を実践するだけで他の受験生と差がつけられるのでぜひ参考にして下さい。
1000語レベルの熟語帳でオススメの参考書としては「速読英熟語」が挙げられます。

「速読英熟語」の使い方についてはコチラ!
<特徴>
「速読英熟語」の特徴としては「文章を読みながら熟語・構文を覚える」といったコンセプトで作られている点です。
他の熟語帳が熟語とその和訳といった無機質なものであるのに対して速読英熟語は例文・文章内でも使用してくれている点です。
そのため、本番さながらの使い方が身につきます。
また、同意・反意表現の単語も記載されているのでこの1冊をマスターすれば武庫川女子大学の英語はカバーできるといえます。
<使用時期>
英単語修了後~入試本番まで使用!
目標ペースとしては英単語をマスターしてから、1週間に200語を目安に進め1ヶ月半~2ヶ月で完璧にするようにしましょう。
8月末~9月末までに完成されているのが理想的だと言えます。
次に、英文読解のために不可欠な英文解釈問題の対策についての参考書を紹介します。

英文読解入門基本はここだ!」の使い方についてはいてはコチラ!
<特徴>
「英文読解入門基本はここだ」の特徴としては中学レベルの英文~大学受験標準レベルの英文まで掲載されています。
そのため英文解釈のイロハから学びたい受験生には最適の参考書と言えます。
英文解釈をしなくても訳せる文だからこそ「なぜその和訳になるのか」を意識して取り組みましょう。
この参考書を用いれば英文に対する見え方を変えることができます。
<使用時期>
入試勉強初期(1ヶ月)
目標ペースとしては1日1テーマのペースで復習も含めて1ヶ月で終わらせるようにしましょう。

入門英文解釈の技術70」の使い方についてはコチラ!
<特徴>
「入門英文解釈の技術70」の特徴としては高校基礎~大学受験標準レベルの英文までが掲載されています。
この参考書の目的は「英文読解入門基本はここだ」ではまかない切れない演習量を確保するために使用します。
文法項目別に分けて説明してくれているので英文法と英文解釈の2つの観点から英語力を向上することができます。
<使用時期>
「英文読解入門基本はここだ」を修了後、使用するようにしましょう。
目標ペースとしては1日4題ずつ行い総復習も含め1ヶ月ほどで完成させるようにしましょう。
この参考書を完成し終える時にはかなりの英文をスムーズに読み通すことができます。
以上が、大問[Ⅰ]に対する傾向と対策になります。

大問[Ⅱ]について

大問[Ⅱ]は毎年、会話問題の空所補充となっています。
毎年、非常にオーソドックスな問題が出題されているため過去問演習からインプットしていくか、不安な人や時間に余裕のある人は会話問題が掲載された参考書を使ってインプットしましょう。
ここでは、会話問題が掲載されている参考書を3冊紹介します。

「英会話問題の徹底演習」
<特徴>
「英会話問題の徹底演習」の特徴は「決まり文句」「対話問題」「総合問題」といった問題の種類ごとに分かれた構成になっていることです。
したがって、自分が苦手とする問題形式に特化した演習をすることができます。
問題数は、1か月あれば余裕で終えることができる分量となっています。
<使用時期>
10月~12月

Next Stage ネクステージの使い方についてはコチラ!
<特徴>
「ネクステージ」の特徴は頻出問題を多く扱っているところです。
先述した「英会話問題の徹底演習」と比較すると、問題数は「ネクステージ」の方が少ないため
「会話問題を対策するための十分な時間はないが不安がある」という受験生におすすめです。
<使用時期>
英文法終了後~入試本番
会話問題に関してはインプットの要素が強く
特に武庫川女子大学の会話問題に関しては標準的な問題が出題されるため英文法の理解が全て済んでから取り組んでも十分だといえます。

「会話問題のストラテジー」の使い方についてはコチラ!
<特徴>
この参考書の特徴としては頻出会話表現や会話問題を解く上で重要な思考法を元に解説されている点です。
4つのテーマで構成されています。この1冊を行えば龍谷大学の会話問題に必要な力が身につきます。
<使用時期>
10月~11月頃に使用しましょう
1週間に1テーマのペースで行いましょう
本書で学んだ知識は他の問題でも意識的に使用するようにしましょう。
復習方法としては前日に解いた問題を翌日に会話表現や指示語・省略・代名詞を意識して自分で解説するようにしましょう。
以上が大問[Ⅱ]会話問題に対する傾向と対策になります。

大問[Ⅲ]について

大問[Ⅲ]は空欄補充型の英文法に関する問題となっています。
英文法の問題に取り組む際には最低限の単語力が必要となるため、大問[Ⅰ]で紹介した単語帳を仕上げ、以下の2冊の参考書の取り組みましょう。
これらを完璧にすれば、合格点を下回ってしまうことはありません。

世界一わかりやすい英文法の授業」
<特徴>
「世界一分かりやすい英文法の授業」の特徴として

  1. 英文法に関する全ての事項を網羅しているため全体像をつかむことができる
  2. 例文に映画のワンシーンのセリフや歴史上の人物の名言が用いられているため親しみやすい、といったことがあげられます。

高校英文法初学者や、英文法に苦手意識を持つ受験生が英文法の基礎を築くためにおすすめの一冊です。
<使用時期>
英単語終了後または英単語学習と両立して使用!
英文法のインプットに関しては夏までに済ませ、問題演習に特化した勉強にシフトできるようにしましょう。

Next Stage ネクステージの使い方についてはコチラ!
<特徴>
「ネクステージ」の特徴は、何といっても1474題という圧倒的な問題数です。(発音・会話問題等含む)
さらにこの参考書は「基本」「標準」「発展」というレベル分けがされています。
そのため自分の実力にあった問題演習をすることができます。
しかし、解説が簡易的であるため暗記に偏りがちにならないように注意が必要です。
<使用時期>
英文法インプット終了後~入試本番
解説が簡易的なため、英文法に関して苦手意識を持つ受験生がいきなりこの参考書に取り組むことは非常に危険です。
インプットした英文法の知識を確実に自分のものにしていくために、前出の「世界一わかりやすい英文法の授業」と並行して使用しても良いです。
以上が大問[Ⅲ]に対する傾向と対策になります。

大問[Ⅳ]について

大問[Ⅳ]は4つの選択肢の中から空所に適しているものを選ぶ語彙問題となっています。
この問題で合格点を狙うのであればセンター試験レベル、さらに全問正解を狙うのであればMARCHや関関同立といったレベルの英単語・英熟語を習得している必要があります。
ここでは、大問[Ⅰ]についてでも触れた2冊の英単語(熟語)帳を紹介します。
2000語レベルの単語帳でオススメの参考書としては「システム英単語」が挙げられます。

「システム英単語」の使い方についてはコチラ!
<特徴>
先述したとおりです。
<使用時期>
入試勉強初期~入試本番まで使用!
目標ペースとしては1週間に200語以上を始点固定方式で進め、2ヶ月で英単語2021語+多義語約180語をマスターするようにしましょう。
修了時期としては7~8月末までに定着しているのが望ましいです。
1000語レベルの熟語帳でオススメの参考書としては「速読英熟語」が挙げられます。

「速読英熟語」の使い方についてはコチラ!
<特徴>
先述したとおりです。
<使用時期>
英単語修了後~入試本番まで使用!
目標ペースとしては英単語をマスターしてから
1週間に200語を目安に進め1ヶ月半~2ヶ月で完璧にするようにしましょう。
8月末~9月末までに完成されているのが理想的だと言えます。
以上が大問[Ⅳ]の語彙問題に対する傾向と対策になります。

大問[Ⅴ]について

大問[Ⅴ]は並び替えに関する問題となっています。これはセンター試験でも毎年必ず出題されている形式の問題です。並び替え問題の基本的な解き方を紹介します。
①選択肢を少なくする
選択肢の中から英熟語や定型句(イディオム)でくっつけられるものを探し、選択肢を減らします。
②文法上のルールを考え英文の骨格を作る
動詞の時制や三人称で用いられるsなどの文法上のルールを確認し、英文の骨格となる部分を確定させます。
③意味が通るようにする
主語と動詞などの品詞の順序は合っているか、修飾の位置は合っているかなどを確認し、意味が通るようにすれば完成です。
英文の並び替え問題はセンター試験と同様に1問に対して解答欄が2つあり、配点が他の英文法などの問題と比べると高くなっています。そのため慎重に取り組むようにしましょう。
この問題に関しては、英文法に関する基本的な事項を確認した後、センター試験の過去問や追試を解くことが有効です。

世界一わかりやすい英文法の授業」
<特徴>
先述したとおりです。
<使用時期>
英単語終了後または英単語学習と両立して使用!
英文法のインプットに関しては夏までに済ませ、問題演習に特化した勉強にシフトできるようにしましょう。

Next Stage ネクステージの使い方についてはコチラ!
<特徴>
先述したとおりです。
<使用時期>
英文法インプット終了後~入試本番
解説が簡易的なため、英文法に関して苦手意識を持つ受験生がいきなりこの参考書に取り組むことは非常に危険です。
インプットした英文法の知識を確実に自分のものにしていくために、前出の「世界一わかりやすい英文法の授業」と並行して使用しても良いです。

センター試験過去問研究-英語-
<特徴>
センター試験の過去問が追試と共に30回分掲載されています。
そのため武庫川女子大学合格のために十分なレベルの問題を、十分な量だけ演習することができます。
解説も丁寧なため、英文法の基礎ができている受験生であれば解説を読んだだけで十分理解することができます。
ただ、実際には赤本をどの時期にどれぐらいやるべきかは受験生の現在の実力等によって異なります。
自分は「いつから・何年分すべきか?」を知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
過去問・赤本に関する合格者の使い方・何年分すべきか?
以上が大問[Ⅴ]に対する傾向と対策になります。

まとめ


※2月から受験勉強を始めた際の年間スケジュール
大問ごとの傾向と対策について紹介してきましたが、1年間の勉強の流れとしては上記の流れになります。
まず始めるべきは英単語・英熟語と英文解釈です。
英単語を週200語ペースで4月までに終えるようにしましょう。英単語と並行して英文解釈の勉強も行い4月には終えるようにしましょう。
その後、英熟語と英文法、英語長文を並行して進めるようにしましょう。
この際も、身に付けた英文解釈をアウトプットしていくようにしましょう。英文法に関しては9月末にセンターレベルの問題に対しては9割以上正解できるように仕上げていきましょう。英文法が固まり次第、会話問題の対策を行うようにしましょう。
そして、冬にかけて武庫川女子大学の赤本を用いてより実践的な演習を積むようにしましょう。
ぜひ参考にして武庫川女子大学の英語の目標点である80点以上を取れるようにしましょう。
合格するために重要なことは志望校の特徴にあった勉強を迷いなくすることです!
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