【近畿大学】公募推薦の英語の傾向や勉強法を全て解説
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はじめに
本記事では「【近畿大学】公募推薦の英語の傾向や勉強法を全て解説」について紹介していきます。
近畿大学 公募推薦 英語の概要
制限時間:60分
目標点数:8割5分〜9割
近畿大学の公募推薦は、倍率が高いためできるだけ高い点数を取っておくに越したことはありません。しかし、それよりも近大の英語は基本的な知識を問う問題が多くなっています。英語自体のレベルもさほど高くないため、しっかりと準備をすれば入試では点数が取れるでしょう。
大問構成と対策法・意識すべきこと
1.会話文
目標回答時間:5分
・会話表現の対策不要!
・精読が一番大事!
近大は短文・長文に関わらず「精読」が一番求められている問題が多くなっています。そのため会話表現の対策を行うのではなく、過去問演習などの普段の演習を行う中で「精読→しっかり訳す」流れを着実に行うようにしましょう。
大問1レベルの文構造・論理解釈に不安を感じる受験生は『肘井学の読解のための英文法が面白いほどわかる本』に取り組むようにしましょう。
2.中文の空所補充
目標回答時間:6分
・品詞を確定させる!
・精読がとても大事!
中文の空所補充に関しては、苦手意識を持っている受験生が多いです。これは解き方が分からない、定まっていないことが原因であることが多いです。順番にこだわるのではなく、自分が分かるところから埋めていくようにしましょう。この過程で、品詞をまず確定させることが重要です。
3.四択の英文法
目標回答時間:5分
・必ず1ミス以下に抑える!
・【準動詞・関係詞・接続詞】
近大の過去問出題傾向から特に英文法で出題されやすい単元は、【準動詞・関係詞・接続詞】となっています。そのため、英文法を網羅的に復習する時間がないと感じている受験生は、これらの単元を優先し、重点的に復習するようにしましょう。
4,5.イディオム、語彙
目標回答時間:10分
・ここで1ミスは仕方ないと割り切った方がいい!
大問4,5では、基本はオーソドックスな問題が出題されますが、受験生が知らないような知識問題が出題される可能性があります。そういう問題は時間をかけて考えても仕方ないため、より正答する可能性が高い問題に時間を割くことがとても大事になってきます。
6.整序
目標回答時間:8分
・出題者の意図を明確にとらえる
文章を並び替える問題の中で、「何の構文が問われているのか?」「何の表現を使わなければいけないのか?」ということをまず考える必要があります。例えば文章や選択肢を見た瞬間に「これは動詞の語法が問われているな」と分かれば、自然と塊を作ることができます。
塊を作ることができれば正答率がぐっと上がりますので、ぜひ参考にしてみてください。
7.長文読解
目標回答時間:20分
・間違いの選択肢をパターン化する
・下線部解釈の問題はマジで精読が命!
例えば本文中では否定表現になっていたものが選択肢では肯定になっていたり(否定肯定のすり替え)、本文では「AだからB」であるのに選択肢は「BだからA」になっていたり(因果関係のすり替え)するなどといった「間違いの選択肢レシピ」をしっかりと捉えていないといけません。問題を解いている時にそのレシピを想定することで、解答の見るべき点を定めることができます。
長文読解においても解釈力が重要になりますので、精読を行い着実に合格に近づけるようにしましょう。
まとめ
これまで、近畿大学の公募推薦の英語の傾向や勉強法について説明してきました。
基礎的な問題が出題される近大の英語では、「精読」が重要です。今一度自分の現状と勉強法について見直し、ぜひ合格を勝ち取ってください!
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