大切なこと~日常から「言葉の定義」を意識する~
言葉の定義をしっかりと理解しているかどうかは 言葉に対する感度が高いかどうかで決まる話です
頭の良い人は 言葉の定義をしっかりと理解しています
人の話を聞くとき、本を読んでいるとき
ちょっとした言葉の選び方を見て
「この人はこう考えているんだな」という深い部分を理解しようとします
たとえば「これは恣意的に決められたルールだ」
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マナビズム 上本町校です!
本日は
頭がいい人は「言葉に対する感度」
が違う!
というお話をします!
突然ですが問題です!
「信用」という言葉と
「信頼」という言葉の違い
きちんと説明できますか?
たとえば…
家を借りる際は「信用」がないと借りることができません
ですが「信頼」までは必要ありません
あるいは…
その人と一緒に何かをしたいと思うなら
人として「信用」され なおかつ「信頼」されなければならない
このように、実はその人の考えが
「信用」「信頼」という
たった漢字2文字でわかってしまうことがあります
頭の良い人 言い換えれば国語力が備わっている人は
この2つをしっかり使い分けています
「なぜこの人は、信用という言葉を使ったのか」
「信頼という言葉を使わなかった意味はあるのか」
と考えながら人の話を聞いています
普段から人の話を注意深く聞き
相手の話をより深く理解しようと心がけ
逆に自分が言葉を使うときにはその言葉を使う必要性があるのかを意識します
このように言葉に対する意識が高いと
相手の意図を より深く より高い次元で 理解できるようになります
そして入試問題も解くことができるようになります!
人の話を聞くときや本を読むときなど
さまざまな場面で「頭を良くすることができるきっかけ」があります
ただ漫然と勉強するのではなく
触れ合う情報に対して 一期一会の精神で向き合ってください
そうすれば、国語だけでなく
英語、数学、社会、理科など
他の科目の理解度も増していきます
それがすなわち 皆さんが合格に近づくための貴重な武器となります
ここまでの話を踏まえて
とある問題にチャレンジしてみましょう!
かつて東京大学の地理の問題で実際に出題されたものです
※便宜上、表現を少し変えています
「高知県と香川県では、ある重要な資源をやりとりしている。その資源の名称と、このようなやりとりが生じる理由を、この資源の供給と消費の両面から述べなさい」
この問題は 人によってはとても簡単かもしれません
しかし「あること」に気づかないと
どんなに勉強している人でも この問題に答えることはできません
地理をたくさん勉強した人でも 香川県や高知県に住んでいる人でも解けない
難問に化ける可能性があります
それは教科書に載るような有名なもので
自分たち生活にも直結するようなものなのかもしれません
など考えるとドツボにハマります
この問題を難しくしているのは「ある重要な資源」という言葉です
資源といえば、石油や石炭など そのあたりを想像します
しかしながら、高知県とか香川県でその類の資源がたくさん取れる
そんな話は聞かないと思います
反対に、この問題が簡単に感じられる人は
「資源」という
言葉の定義きちんと理解している人です
そもそも資源という言葉は「生産活動に使う物資」の意味を持ちます
石油や石炭だけを指すような言葉ではありません
生きるために必要な水・食料も含めて
「資源」です
つまりこの問題における資源の名称は
「水」です
※背景として 香川県は降水量が少ないため 雨が降らず水が足りない場合は 吉野川を通じて高知県にあるダムから 水を供給してもらっているそうです
これこそが「ある重要な資源」が水であることの根拠です
「香川の人の生活に必要な資源」=「水」であり
これを高知県から香川県に供給しているということです
※このようなやりとりが生じる理由を、この資源の供給と消費の両面から述べなさい
については、さまざまな解答例が想定されるためここでは省略します
上記に1つでも当てはまる人は今すぐ無料受験相談にお問い合わせ下さい。
言葉の定義をしっかりと理解しているかどうかは 言葉に対する感度が高いかどうかで決まる話です
頭の良い人は 言葉の定義をしっかりと理解しています
人の話を聞くとき、本を読んでいるとき
ちょっとした言葉の選び方を見て
「この人はこう考えているんだな」という深い部分を理解しようとします
たとえば「これは恣意的に決められたルールだ」
という文言を見たとき みなさんはどう解釈するでしょうか
恣意的とは、論理的な必然性がなく
個人の感情に任せる様子のことを指します
だからこの言葉は「このルールは感情的に決められたものだ」
という解釈をすることができます
そのうえで、この恣意的という言葉は
ほとんどの場合、否定的なニュアンスで使われます
「個人の感情に任せて勝手に決められたもの」
という否定の意味が強いため
「このルールはわがままに決められたものだから間違っている」
と言いたいことがわかります
頭の良い人ほど 他人の話を聞くときも相手に話すときにも
言葉選びにとてもこだわる傾向があります
頭が良い人であればあるほど 言葉の選び方が上手な印象があります
全問正解できる? 正しい意味・使い方をチェック
■以下の語句に関して、正しい意味はA・Bどちらでしょうか?
問1:「さわり」
例文→話の「さわり」だけ聞かせる
A.話などの要点のこと
B.話などの最初の部分のこと
問2:「ぞっとしない」
例文→今回の映画は、余り「ぞっとしない」ものだった
A.面白くない
B.恐ろしくない
問3:「知恵熱」
例文→「知恵熱」が出た
A.乳幼児期に突然起こることのある発熱
B.深く考えたり頭を使ったりした後の発熱
問4:「失笑する」
例文→彼の行為を見て失笑した
A.こらえ切れず吹き出して笑う
B.笑いも出ないくらいあきれる
それぞれの回答はこちら!
問1:「さわり」
○話などの要点のこと
×話などの最初の部分のこと
問2:「ぞっとしない」
○面白くない
×恐ろしくない
問3:「知恵熱」
○乳幼児期に突然起こることのある発熱
×深く考えたり頭を使ったりした後の発熱
問4:「失笑する」
○こらえ切れず吹き出して笑う
×笑いも出ないくらいあきれる
何問正解できましたか!?
普段から自分が使っている言葉について
その意味が正しいのか
使い方が正しいのか
感度を高めるうえで意識することは
とても大切です
入試本番でも大いに役立ちます!
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