高校偏差値と大学偏差値の違いとは
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あなたの志望校の偏差値は?
「どれくらい勉強すれば、○○大学に入れますか?」
志望校が決まっていない多くの受験生が持つ疑問の1つにこういったものがあるでしょう!
あなたは志望校が決まっていますでしょうか?
大学を調べる際に切っても切れない言葉が「偏差値」です。
しかし、この「偏差値」を本当に理解できていますか?
高校と大学の偏差値を同一視してはいけない!?
「高校の偏差値と同じじゃないの?」
この考えはとても危険です。
もしこの考えを持ったままだと100%不合格です。
そこで、今回は大学偏差値と高校偏差値の違いについてわかりやすく解説したいと思います。
改めて偏差値とはなんなのか
そもそも偏差値とはどういったものなのでしょうか?
ここが大事なのですが、偏差値とは同じ問題を多くの人が解き、その時の平均点(偏差値50)からどの程度離れており、全体の上位何%かを測ったデータの事を指しています。
そして今通っている高校の偏差値が55の場合、偏差値40~45の大学に進学するのが妥当でしょう。
「え?普通に過ごしたら進学先は偏差値55程度の近畿大学レベルじゃないの?」
違います。
その理由は一言で言えば「高校受験と大学受験では受験者層が違うから」です。
現代の日本では高校に進学しない生徒はかなり少ないでしょう。
オール1の生徒でもひとまず高校には通おうとするでしょうし、当然偏差値75の生徒も高校に進学します。
そのため簡単に言えば、高校受験ではオール1の生徒が偏差値35ということになります。
一方、大学受験では偏差値50以下の生徒が大学受験を一般入試ですることは多くありません。
大ざっぱに言えば、高校偏差値50以下の層の生徒は専門学校に進学したり、就職するという「大学受験以外の道を選択」をするからです。
そのため大学受験を一般入試で志す偏差値50の高校生が、大学入試においては偏差値40~45となってしまうのです。
さらに言うと、大学受験には高校入試にはいなかった中高一貫進学校の生徒が登場し、受験者の幅も都道府県を問わず全国規模に拡大する結果、高校受験とは比べ物にならない熾烈な競争が発生します。
そのため、自分が進学する大学の偏差値は「高校の偏差値ー10」が相場となります。
このように、大学受験において絶対に必要な知識が身についていない受験生は大勢います。大学受験では3~6倍の競争は当たり前です。情報を持たない受験生は勝負にすらなりません。
そして、今回の記事では関関同立などの偏差値60~の大学に逆転合格することの難しさも実感できたと思います。
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