英単語暗記におすすめ勉強法3選
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関関同立専門塾
マナビズム豊中校です
はじめに
今回は、多くの受験生が悩んでいる「英単語の覚え方」について、「絶対に覚えられるやり方」をお伝えします。英単語は大学受験において、避けて通れない超重要科目です。特に関関同立・産近甲龍といった難関私大を目指す皆さんには、英単語を効率よく暗記して、確実に点につなげてほしい!
この記事では
・英単語の間違った覚え方
・英単語の覚えれる人が実践している前提の習慣
・英単語の効率の良い覚え方3選
について詳しく解説していきます!
そもそも英単語は「どれくらい覚えればいいのか?」
まず、目指すべき目標を明確にしましょう。
マナビズムでは、受験学年の夏までに「ターゲット1900」や「システム英単語」などの単語帳を2000語レベルで一通り覚え、45分で全範囲を復習できる状態を目指しています。これができていると、秋以降の過去問演習にスムーズに移行でき、長文読解の精度とスピードが段違いになります。
もちろん、最初からそんなに早く英単語を復習できるはずがありません。英単語を2000語をしっかり暗記してこそ、効率的に復習できるようになるわけです。
英単語において絶対にやってはいけない覚え方:書いて覚える
多くの受験生がやってしまう誤った英単語の学習法。それが、「書いて覚える」です。
これは、効率が悪すぎる。もはや拷問に近い。今の時代、書いて英単語を覚えるのは完全に“時代遅れ”です。特に関関同立・産近甲龍など、英作文を課さない大学では、スペルを正確に書く必要すらないので、覚えるべきは意味だけ。
例えば、「diminish=減少する」と覚えるとき、いちいちdiminishと書いていたら時間がいくらあっても足りません。しかも、書いても意味の定着にはつながりにくいという研究結果もあります。覚えたいのは「意味」と「音」、つまり脳内での即応力なのです。
英単語暗記の3つの前提習慣
英単語を効率よく覚えるには、以下の3つの前提をまずおさえてください!
① 英語→日本語で覚える
英単語はまず「英語→日本語」で覚えることが基本です。英作文が必要な国公立や一部の私立を除けば、入試で問われるのは単語の意味が理解できるかどうか。それならば、まずは英単語を見て即座に日本語訳が思い浮かぶ状態を目指しましょう。
この「英単語が瞬時に意味が出る」力がつくと、長文読解のスピードや精度が格段に上がります。逆に「意味が曖昧な単語」があると、読解中に止まってしまい、全体の理解が崩れてしまいます。
日本語→英語の練習は、ある程度覚えてからでOK。最初は効率よく自信をつけるためにも、「英語→日本語」に全力を注ぐことが、受験英語で成果を出すための近道です。
② 1語1訳からスタートする
大切なのは、「まずは1語1訳」、つまりその単語の最も基本的で頻出の意味を1つだけ覚えることです。
これは決して手抜きではなく、英単語の学習効率を最大限に高めるための戦略です。最初の段階で無理に全部覚えようとすると、時間もかかる上に、記憶の定着も浅くなりがちです。そして何より、英単語の勉強のモチベーションが続きません。
英単語というのは、一度で完璧に覚えるものではなく、「何周も繰り返すこと」で自然と頭に定着していくものです。だからこそ、「完璧主義」は逆効果。最初は浅くてもいいので、とにかくテンポよく1周を終えることが最優先です。1周目では「見たことがあるな」「なんとなく意味が浮かぶな」程度でも構いません。そうして何度も触れるうちに、だんだん記憶が強化されていきます。
結果として、基本の1語1訳をしっかり身につけたあとに、余裕が出てきたタイミングで派生的な訳や文脈ごとの意味を追加で覚えていけばいいのです。英単語の学習において「焦らないこと」「段階を踏むこと」は、特に英単語においては非常に重要な考え方です。
③ “視点固定”で覚える
英単語を効率よく覚えるうえで非常に効果的な学習法の一つに、「視点固定」というやり方があります。これは一言でいうと、「同じ範囲を何度も繰り返し学習する」ということ。つまり、新しい英単語ばかりに手を伸ばすのではなく、過去に学んだ範囲を繰り返し復習しながら進めていくのです。
たとえば、1週間で英単語を300語覚えるという目標を立てたとしましょう。その場合、1週目は1番から300番までを学習します。そして、2週目になったら、301番から進めるのではなく、1番から600番までを一気に進めるという形になります。
人間の記憶は、時間とともに自然に薄れていくものです。特に、一度しか見ていない情報はすぐに忘れてしまう可能性が高い。でも、この「視点固定」の学習法を使えば、記憶が完全に薄れてしまう前に再確認することができ、結果として記憶の定着率が飛躍的に上がるのです。
効率よく覚える!暗記法3選
①英単語を赤シートで隠して高速確認
オーソドックスですが、赤シートと音読の組み合わせは鉄板です。高速でページをめくりながら、英語を見て日本語が即答できるか試していきます。
・回答に1秒以上かかる単語は×をつける
・間違えた単語は次の復習時に重点的に確認!
・音読をしながらやると記憶定着率アップ!
ポイントはスピード重視。一つの単語に長い時間を使わない!
②アプリや音声を活用したシャドーイング
英単語帳にはCDや音声アプリがついていることが多いですが、これをシャドーイング(復唱)に使うと効果絶大です。
・ネイティブの発音に続いて英語を口に出す
・同時に意味もつぶやく
・通学中、隙間時間の学習にぴったり!
耳と口を同時に使うことで、脳への刺激が2倍になります。こうすることで、暗記の定着度はかなり上がります!
③自作テスト(アウトプット暗記)
「人に出すように覚える」こと。つまり、自分で英単語テストを作る or 友達と出し合う方法。
・100語ごとに「自作テスト」
・紙に英語だけを書いて、日本語を思い出す
・間違えた英単語は次のテストには2倍出題
アウトプット型の暗記は記憶の定着に最も効果があります。勉強は「思い出す作業」を繰り返してこそ意味があるんです。
さいごに
英単語はやった分だけ伸びます!
偏差値30でも、ちゃんとやれば必ず伸びます。逆に、もともと地頭が良かったり、中学までは英語が得意だったという人でも、「やるべきこと」をきちんと積み重ねていなければ、英単語は簡単に忘れてしまうし、点数に結びつきません。
もし、今あなたが「自分は英語が苦手だから…」「英単語覚えるの向いてないかも」と不安になっているとしたら、それは方法を知らなかっただけです。この記事で紹介したような、シンプルだけど効果的な英単語の習慣を今日から取り入れてみてください。
毎日コツコツ英単語を勉強していれば、関関同立レベルの英単語は必ずつきます。
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