【保護者様必見】勘違いしやすい大学受験の現実とは?心構えを解説

2025.09.11 公開日:2025.08.09
【保護者様必見】勘違いしやすい大学受験の現実とは?心構えを解説

高校生のお子さんを持つ保護者の方から、以下のような不安な相談をよく聞きます。

  • 定期テストや模試の点が悪いけど大丈夫?
  • 家で「勉強しろ」と言い続けるべき?
  • うちの子、そんなに勉強できるの?

大学受験は思っているよりもはるかに大変ですが、正しい理解と心構えがあれば、必ず乗り越えられます

今回は、これまで受験生とご家族を支援してきた経験から、大学受験の現実と保護者の方に必要な心構えをお伝えします。

もし、少しでも疑問があれば無料受験相談でも、お子さんの状況を詳しく聞かせてください!

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大学受験の実態で保護者が知っておくべき心構え

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保護者の皆さんに知っていただきたい大学受験の現実は、想像以上に厳しいものです

大学受験の実態で保護者が知っておくべき心構えは、以下の9つです。

  1. 思ってるより勉強しないと合格できない
  2. 勉強量の増加は”習慣の改革”が前提条件
  3. 親の「勉強しろ」の連呼は逆効果
  4. スタート基準の「1科目ずつ」は目標として低い
  5. 成績(定期テスト・模試)は合否ではない
  6. 模試のA〜E判定に一喜一憂する必要はない
  7. 「逆転合格」は”多数派”
  8. 私立大学の受験は「乱れ打ち」が前提
  9. 子どもへの”現実の提示”はプロに任せて良い

①思ってるより勉強しないと合格できない

第一に、大学受験は思っている以上に勉強が必要というのが大前提です。

よくある保護者の反応として「そんなに勉強しないといけないの?」と驚かれます。

しかし、塾に「授業のある日だけ通えば良い」という感覚では通用しません。

難関私大合格には最低1,500時間程度の勉強時間が必要で、そのうち約1,000時間は自学自習が占めます

これを乗り切るためには、お子さんへの信頼が重要です。

「できるのか不安」ではなく「やればできる」と信じてください。

勉強の曲線を”徐々に”ではなく、”一気に”上げていくスタイルが理想的です。

初期のスタートの角度が合否を左右するため、ゆるやかな上昇では間に合いません。

保護者の方も覚悟を決めて、お子さんの挑戦を全力で支えてください。

②勉強量の増加は”習慣の改革”が前提条件

第二に、勉強量の増加は”習慣の改革”が前提条件です。

週2〜3回しか自習室に来なかった生徒が、急に夏休みから毎日来るのは非現実的です。

習慣を変えるにはエネルギーが必要で、環境・生活全体を変えなければなりません

例えば「土曜は朝から来ると約束していたが来ていない」→「親が起こしても起きない」などの現象が起こります。

お子さんが覚悟を決めて生活を変える意志があるかが重要です。

生活を変える覚悟こそが、受験勉強をはじめる最低条件と考えてください。

③親の「勉強しろ」の連呼は逆効果

第三に、高校生のお子さんに向かって親の「勉強しろ」連呼は逆効果です。

家ではなるべく温かく声をかけ、信じて見守るスタンスを取ってください。

成績が伸びる子に共通しているのは、家の安心感と応援です。

家庭内では”追い詰めない”配慮が、お子さんの力を最大限に引き出すカギです

心配な気持ちも理解できますが、信頼して見守る姿勢が合格への近道となります。

④スタート基準の「1科目ずつ」は目標として低い

第四に、「1科目からはじめたい」という不安もありますが、塾側は基準を変えません。

大学受験では、何科目であろうと”合格ラインに達すること”が目的です。

塾に通うのであれば、保護者の方も最初から「変える」と決めて本気で取り組むべきです

「勉強量はだれにも負けない」と思えるくらい、できる限りの時間を学習に充てる覚悟が必要です。

「あなたを信じてるから全部任せる」、これをお子さんは敏感に感じ取り、本気になります。

一方で、保護者の甘い判断(例:1科目からはじめよう)は、逆効果であり成長を鈍らせるだけです。

大学受験は、中途半端な取り組みでは結果が出ません。

お子さんの能力を信じて、最初から全力で取り組むよう応援してください。

⑤成績(定期テスト・模試)は合否ではない

第五に、高校生の定期テスト・模試の評価は、大学受験の合否にほとんど関係ありません。

極端にいえば、一般入試は私立・国立どちらであっても点数が取れれば合格できるため、成績は関係ないからです。

学校の成績が良くても、合格の保証にはなりません。

一方、悪くても戦略と努力次第で合格は可能です。

中学受験と違い、高校の内申点は大学入試に大きな影響を与えません(推薦を除く)

マナビズムでは、この傾向を踏まえて定期テスト対策よりも大学受験に向けた学習を優先しています。

⑥模試のA〜E判定に一喜一憂する必要はない

第六に、先ほどの話の続きとして「模試のA〜E判定」に一喜一憂する必要はありません。

高1〜高2では、ほとんどの生徒がD判定やE判定です。

それでも逆転合格は可能です。ただし、「戦略的に取り組めば」の話です

ここで模試判定に左右され、諦めてしまえば合格は掴み取れません。

マナビズムの講師(今井先生)も高2の時点ではすべてE判定でしたが、最終的に同志社大学に合格しました。

大学受験では、模試の判定よりも正しい勉強法と継続的な努力が大切です。

⑦「逆転合格」は”多数派”

第七に、巷で「逆転合格」と呼ばれるケース(E〜D判定からの合格)が、むしろ標準的なパターンです。

逆転合格に明確な定義はありませんが、一般的にE判定程度の志望校を目指すケースが当てはまります。

先のように判定が低くても正しい戦略を取れば、上位何%かに入って合格できます。

判定の高さは未来の合否を保証しませんし、そもそも成績が良ければ塾には通わないはずです

⑧私立大学の受験は「乱れ打ち」が前提

第八に、高校生が挑む私立大学の受験は「乱れ打ち」が前提(複数校・複数学部を受験)です。

共通テストだけの一発勝負ではありません。

滑り止め(保護者の方でも本来は併願校と呼ぶほうが良いです)を含めて5〜10校程度受ける生徒もいます。

もちろん、受験費用は30万〜40万円程度が相場(塾以外のコスト)になります

費用はかかりますが、1校でも受かれば大学生にはなれますが、0校なら浪人です。

第1志望校にストレートで合格する生徒は、筆者の体感では10人に1人程度。

「学校の勉強だけで行ける」と思うのは、厳しい言葉にはなりますが『甘い考え』です。

⑨子どもへの”現実の提示”はプロに任せて良い

第九に、お子さんがまだ本気になっていなくても、受験の現実を知るのも良い刺激になります。

  • 今のままでは合格は厳しいがどうしたいのか
  • 本気で合格を目指す気持ちは本当にあるのか

お子さんに聞きたい内容は、山ほどあるはずです。

しかし、親の役割は、子どもが自分で考え、行動できるようになるまでの間、必要な手助けをすることです。

こうした現実は、保護者の言葉よりも、第三者(塾講師)の言葉のほうが響きます。

マナビズムでは、無料受験相談の場で、「現実」を伝えられます

本人がその場でやる気にならなくても、「将来の種まき」としての意味もあります。

「子どもが変わるかもしれない」、「変わってほしい」と願うのであれば、ぜひ一度お気軽にご相談ください。

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まとめ:大学受験の合否は”量”と”戦略”と”覚悟”で決まる

大学受験は「思っているよりはるかに大変」ですが、「やればだれでもできる」ものです。

成功する高校生は、最初から”基準”を高く設定して本気で取り組んでいます。

模試や定期テストは目安に過ぎず、合否を決めるのは”戦略と実行”です。

保護者の方は「勉強しろ」というのではなく、お子さんを信じて任せる姿勢を維持してください

それでも変わらないのであれば、プロに相談・委ねてお子さんの覚悟を見極めるのも一案です。

現実を正しく認識し、必要な学習・環境・サポートを早めに整えれば、無駄なく安心して見守れます。

マナビズムでは、難関私大合格に特化した独自のサポートシステムで、多くの逆転合格を実現してきました。

まずは無料受験相談で、お子さんの可能性を一緒に探してみませんか?

講師一同、お気軽なご相談を心よりお待ちしております!

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大学受験の現実に関する保護者の方からよくある質問(FAQ)

受験生の親はどのような心構えをしたらいいですか?

受験生の親が意識したいもっとも重要な心構えは「信じて見守る」ことです

「勉強しろ」というのではなく、勉強に集中できる環境づくりに注力してください。

保護者の方しかできない役割は、お子さんが安心して挑戦できる心の支えとしての存在感です。

大学受験で保護者がやるべきことは何ですか?

大学受験で保護者がやるべきことは、情報収集と環境整備です

志望校の情報収集、受験費用の準備、勉強環境の整備など、お子さんが勉強に集中できるサポートを整えてください。

不安なときには話を聞き、励ましの言葉をかけるだけでも、お子さんのモチベーション維持につながります。

大学受験生の親がしてはいけないことは?

大学受験生の親がしてはいけないのは、「勉強しろ」の連呼と、模試の結果での一喜一憂です

思っている以上に逆効果になり、お子さんのストレスを増やしてしまいます。

現実を伝えて、本気度を見極めたいのであれば塾の受験相談等で一緒に聞いてみてください。

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