【高2・新高3】受験勉強をはじめない子どもへの接し方|保護者の声かけ・環境づくり

2026.06.09 公開日:2026.06.10
【高2・新高3】受験勉強をはじめない子どもへの接し方|保護者の声かけ・環境づくり

高校2年生・新高校3年生のお子様を見ており、次のように感じていませんか。

  • そろそろ受験勉強をはじめてほしい
  • でも子ども本人にはまだ危機感がない
  • 「高3になってからでいい」と思っていそう
  • 部活を引退してからはじめるつもりでいる
  • 親が焦っても、子どもには全然響かない
  • どう声をかければ動いてくれるのか分からない

保護者の方が焦る気持ちは自然です。ただし、問題はそこではありません。

保護者の方がどれだけ焦っていても、そのまま子どもに伝わるとは限らないということです。むしろ、声かけによってお子様が反発し、さらにスタートが遅れる可能性もあります。

ここからは、高2・新高3の保護者の方に向けて、大学受験で早く始めるべき理由と、子どもを動かすために保護者の方ができることを解説します。

保護者の方が焦っても、そのまま子どもには伝わりにくい

【動画でもご覧いただけます!】

まず知っておいてほしいのは、保護者の方の危機感は、子どもには伝わりにくいということです。

保護者の方は、以下のように感じているかもしれません。

  • 大学受験は早く始めたほうがいい
  • もう高2の終わりだから危ない
  • 高3になってからでは遅いかもしれない
  • 部活引退後にはじめるのでは間に合わないかもしれない

しかし、お子様本人はまだ次のように考えている場合がしばしばあります。

  • まだ高2だから大丈夫
  • 高3になったら本気を出す
  • 部活を引退してからはじめる
  • 周りもまだやっていない
  • 今は学校や部活で忙しい

このギャップが、親子の衝突につながります。お子様に早く動いてほしいなら、保護者の方の焦りをそのままぶつけるのではなく、子ども自身が「これは動かないといけない」と納得できるきっかけを作る必要があります。

高2・新高3が受験勉強をはじめない3つの理由

高2・新高3が受験勉強をはじめない理由は、以下の3つです。

  1. 「勉強しなさい」といい続けても子どもは動きにくいから
  2. 大学受験は高校受験と同じ感覚だから
  3. 周りがまだ始めていないから
【高2・新高3】受験勉強をはじめない子どもへの接し方|保護者の声かけ・環境づくり インフォグラフィック1

「勉強しなさい」といい続けても子どもは動きにくいから

高2・新高3のお子様に対して、保護者の方がつい言いたくなる言葉が「勉強しなさい」です。もちろん、言いたくなる気持ちは分かります。

家でスマホを触っている。ゲームをしている。動画を見ている。受験生になるのに、勉強している様子がない。この状態を見れば、不安になるのは当然です。

ただし、「勉強しなさい」といい続けても、子どもが急に変わるでしょうか。親からいわれたら、反発してくるのが予想できるはずです。

受験生本人が納得していない状態で、外から圧をかけても行動は長続きしません。大切なのは、無理やり動かすのではなく、本人が「今始めないとまずい」と納得することです。

大学受験は高校受験と同じ感覚だから

高2・新高3のお子様が受験勉強をはじめない理由の1つに、高校受験の成功体験があります。高校受験では、以下のような付け焼き刃でも対応できたはずです。

  • 周りが塾に行き始めたから自分も行く
  • 周りが1日3時間勉強しているから自分もやる
  • 直前期に頑張ったら合格できた
  • 最後に追い込めば何とかなった

しかし、大学受験は高校受験と違い、全国の受験生がライバルです。倍率も高くなりやすく、受かる人より落ちる人の方が多い入試も珍しくありません。

高校受験のように、周りと同じタイミングで動き始め、周りと同じ量だけ勉強していれば受かるとは限らないのです。

関連記事:親が原因?大学受験で息子・娘はなぜ勉強しない?解決策は相談にあり

周りがまだ始めていないから

高2・新高3のお子様がよく言うのが、「周りもまだやっていない」という言葉です。たしかに、同じクラスの友達や部活の仲間を見ると、まだ本格的に受験勉強をはじめていない子も多いかもしれません。

しかし、ここで大切なのは、周りの範囲です。お子様が見ている「周り」は、学校のクラスや部活の友達かもしれません。

とはいえ、先ほど伝えたように大学受験で戦う相手は、その範囲だけではありません。全国の受験生です。

  • もう英単語をはじめている子
  • 英文法に取り組んでいる子
  • 古文・古典を覚えはじめている子
  • 受験相談で計画を立てている子

など、すでに動き出しているライバルもいます。この状況下、「周りがまだやっていないから、自分もやらない」という考え方は危険なので、見逃さないようにしてください。

受験勉強は受からない多数派に入らないために『今』からはじめる

大学受験では、受かる人よりも落ちる人の方が多い入試があります。多数派と同じ行動をしているだけでは、合格に近づけない場合もあるわけです。

  • 周りがまだやっていない
  • だから自分もやらない
  • 高3になったら始める
  • 部活を引退したら本気を出す
  • 春休みはまだ大丈夫
  • ゴールデンウィーク明けからやる
  • 定期テストが終わってからやる
  • 学校行事が落ち着いてからやる

大人であっても先延ばしにすると、気づけば『やらないまま』になるはずです。はじめない理由は、いくらでも作れるのです。

始めるのが遅れた分だけ、あとから苦しくなります。今、周りがまだ始めていないなら、チャンスだと考えましょう。この小さな一歩が、あとから他の受験生と開く『差』になります。

結果を変えたいなら行動と環境を変えること

お子様がまだ勉強をはじめていない場合、保護者の方は「いつかやる気が出てくれたら」と思うかもしれません。しかし、何も変えずに、急に結果だけ変わることはありません。

結果を変えるには、行動か環境を変えましょう。えば、

  • 参考書を1冊決めて毎日開く
  • 塾の自習室に行く
  • 受験相談を受ける
  • 勉強計画を立ててもらう
  • スマホを見る時間を減らす
  • 放課後の過ごし方を変える
  • 春休みの使い方を変える

このように、今までと違う行動を入れることで、はじめて結果が変わる可能性が生まれます。

「やる気が出たら始める」ではなく、始めるからやる気が出る。この順番で考えることが大切です。

保護者の方は焦りをぶつけるより「きっかけ」を作る

お子様に早く受験勉強をはじめてほしいとき、保護者の方ができることは、焦りをぶつけることではありません。きっかけを作ることです。

【高2・新高3】受験勉強をはじめない子どもへの接し方|保護者の声かけ・環境づくり インフォグラフィック2
  • 受験に関する動画を一緒に見る
  • 受験相談に行く機会を作る
  • 塾や自習室の環境を見に行く
  • 志望校の話を落ち着いて聞く
  • 大学受験と高校受験の違いを共有する
  • 春休みに何をするか一緒に整理する

ここで大切なのは、無理やり連れて行くことではありません。「あなたが勉強しないから行くよ」ではなく、

「大学受験のこと、一度きちんと情報を聞いてみない?」

「今何をすればいいか分からないなら、相談してみるのもありだと思う」

「春休みをどう使うか、一緒に整理してみよう」

という伝え方です。親が決めるのではなく、子どもが自分で選ぶ余地を残す。この方が、本人は動きやすくなります。

まとめ:受験勉強で何をすればいいか迷ったときには

大学受験、そして高2・高3の受験生が受験勉強をはじめられない理由として、「何をすればいいか分からない」というものがあります。

科目もあり、参考書もあり、志望校によって必要な勉強も変わる。だからこそ、自己流ではじめようとして迷う子も多いです。

ただし、「何をすればいいか分からない」から何もしない、では前に進みません。分からないなら、分かる人に相談すればいいのです。

  • 今の学力で何からはじめるべきか
  • 志望校に向けてどの科目を優先すべきか
  • 春休みに何を終わらせるべきか
  • どの参考書を使うべきか
  • どれくらいのペースで進めるべきか

こうしたことを整理できれば、最初の一歩は踏み出しやすくなります。「何をすればいいか分からない」は、行動しない理由ではありません。

もし、お子様が何からはじめればいいか分からず、受験勉強の第一歩が踏み出せない場合は、受験のプロに相談してください。

———————————

□何から受験勉強をはじめればいいかわからない

□高2・新高3から何をすればいいか整理してほしい

□春休みの勉強計画を立ててほしい

□具体的に何からはじめたらいいかわからない

上記に1つでも当てはまる受験生は今すぐ無料受験相談にお問い合わせください。

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よくある質問(FAQ)

Q. 高2・新高3は、もう受験勉強をはじめるべきですか?

A. 始めるべきです。高3になってから、部活を引退してからと先延ばしにすると、基礎固めが遅れます。まずは英単語や英文法など、小さくはじめることが大切です。

Q. 周りの友達がまだ勉強していなくても始めるべきですか?

A. 始めるべきです。大学受験のライバルは学校の友達だけではありません。全国にはすでに志望校に向けて勉強をはじめている受験生がいます。

Q. 高校受験と同じように、最後に頑張れば間に合いますか?

A. 大学受験は高校受験と違い、倍率も高く、全国の受験生と競う入試です。最後の追い込みだけで何とかなるとは限らないため、早めにはじめることが重要です。

Q. 子どもに「勉強しなさい」といっても動きません。どうすればいいですか?

A. 言い続けるだけでは動きにくいです。受験の現実を知る動画を見せる、受験相談に行く、勉強環境を変えるなど、本人が納得できるきっかけを作りましょう。

Q. 子どもが「何をすればいいか分からない」といっています。

A. その場合は、志望校や今の学力から逆算して、やるべきことを整理する必要があります。家庭だけで難しい場合は、塾や受験のプロに相談してください。

Q. 高2の春休みから受験勉強をはじめるメリットは何ですか?

A. 高3になる前に英単語や英文法などの基礎を進められることです。4月以降は学校行事や部活、定期テストで忙しくなりやすいため、春休みに一歩踏み出しておくと受験生としての流れを作りやすくなります。

Q. 春休みはどれくらい勉強すべきですか?

A. いきなり長時間勉強できなくても構いません。まずは毎日英単語を開く、英文法を進める、古文単語を覚えるなど、受験生としての習慣を作ることが大切です。

Q. 部活が忙しい場合、受験勉強は引退後でもいいですか?

A. 部活引退後からはじめると、基礎固めに時間がかかり苦しくなります。部活が忙しくても、英単語や古文単語など短時間でできる勉強からはじめましょう。

Q. 保護者が焦っていることは、子どもに伝えたほうがいいですか?

A. 焦りをそのままぶつけるのは避けたほうが良いです。危機感を伝えるより、「今始めると後が楽になる」「一度相談してみよう」と前向きなきっかけに変えることが大切です。

Q. 環境を変えるとは具体的に何をすればいいですか?

A. 自習室を使う、塾に通う、受験相談を受ける、スマホ時間を見直す、春休みの勉強計画を立てるなどです。今までと違う行動を入れることで、結果が変わる可能性が生まれます。

Q. 保護者が一番意識すべきことは何ですか?

A. 子どもを無理やり動かすのではなく、本人が納得して動き出せるきっかけを作ることです。全国のライバルがもう始めている現実を共有し、行動と環境を変えるサポートをしてください。

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