関関同立を目指しているお子様を見ており、次のような不安を感じていませんか。
- 今の実力で本当に関関同立に届くのか
- 学校の三者面談で厳しいことをいわれた
- 模試の判定が悪く、志望校を変えるべきか迷っている
- 公募推薦や併願校をどう考えればいいか分からない
- 子どもは関関同立を目指しているが、親としては浪人が不安
- 現実的な受験校選びを、いつ・どのように話せばいいか分からない
まず前提として、お子様には最後まで第一志望を目指して頑張ってもらうべきです。
関関同立に行きたい。この大学に合格したい。最後まで挑戦したい。その気持ちは、簡単に折るべきではありません。
ただし、保護者の方や塾講師など、周りの大人は別です。
- お子様本人には夢を追わせる。
- 一方で、大人は現実的な算段を立てておく。
この両方が必要です。ここからは、関関同立を目指すお子様の今の実力から、保護者の方がどのように現実的な受験校選びを考えるべきかを解説します。
関関同立を目指す子どもにはまず第一志望を追わせるべき
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お子様には第一志望を追わせるべきです。本当に考えるべきなのは、次のような点です。
- 第一志望の関関同立にどれくらい届いているのか
- 現在の過去問得点は何割程度なのか
- 合格最低点との差はどれくらいあるのか
- 公募推薦を受けるべきか
- 産近甲龍やその他の大学を併願すべきか
- 一般入試で何校・何学部受けるのか
- 浪人をどこまで許容するのか
受験生本人は、どうしても主観で考えます。
自分は頑張っている。ここまでやってきたから関関同立を受けたい。この大学より下は受けたくない。このように考えるのは自然です。
勉強している自負があるからこそ、現実を認めたくない場面もあります。これを踏まえたうえで、保護者の方は感情に流されず、客観的な数字を見ておく必要があります。
実力不足を理由に決めつけないこと

関関同立を目指しているお子様に対して、最初から「今の実力では無理」と決めつける必要はありません。受験生本人には、目標を持って努力してもらうことが大切です。
特に夏から秋にかけては、まだ伸びる余地があります。このような時期に、保護者の方が先回りして志望校を下げさせようとすると、お子様のモチベーションを下げかねません。
- 関関同立は厳しいんじゃない?
- もっと現実的に考えたら?
- その点数で本当に受かるの?
こうした言葉は受験生本人からすると、努力を否定されたように感じやすいです。だからこそ、まずはお子様が目標に向かって頑張る姿勢を尊重してください。
そのうえで、保護者の方は裏側で現実的な受験戦略を考えておくことが大切です。
保護者の方が知っておきたい受験校選びの4つのポイント
保護者の方が知っておきたい受験校選びのポイントは、以下のとおりです。
- 学校の三者面談だけで受験校を決めない
- 模試の判定だけで関関同立の合否を判断しない
- 実力は過去問の得点と合格最低点との差で見る
- 年内に産近甲龍で合格最低点に届いているかも確認する
学校の三者面談だけで受験校を決めない
学校の三者面談だけで受験校を決めるのはおすすめできません。学校の先生と大学受験専門塾では、見ている基準が異なる場合があるからです。
学校は、進学先を確保することも重視します。一方で、大学受験専門塾は、志望校に必要な学力・過去問得点・科目別の到達度を細かく見ます。
もちろん、学校の先生の意見を無視して良いわけではありません。しかし、学校で厳しいことをいわれたからといって、すぐに第一志望を諦める必要もないのです。
学校の意見を1つの材料にしながら、過去問の得点や志望校との差を冷静に見てください。
模試の判定だけで関関同立の合否を判断しない
関関同立を目指す受験生にとって、A判定、B判定、E判定などの模試の判定は気になるものです。しかし、一般的な模試と関関同立の入試問題では、形式や傾向が違うケースもあります。
例えば、一般的な模試では点数が取れていても、関関同立の過去問では思うように点数が取れないことがあります。逆に、模試の判定が悪くても、関関同立の形式に合わせて対策すれば伸びる場合もあるわけです。
見るべきなのは、模試判定だけではありません。
- 関関同立の過去問で何割取れているか
- 各大学・学部の合格最低点にどれくらい届いているか
- 英語・国語・選択科目のどこで失点しているか
- 関関同立の形式に慣れているか
- 過去問演習後に復習できているか
- 同じ形式の問題で得点が安定しているか
上記を踏まえるなら、模試判定の位置付けは参考材料です。関関同立の受験校選びを考えるなら、より重視すべきなのは、関関同立形式の問題でどれだけ取れているかとなります。
実力は過去問の得点と合格最低点との差で見る
関関同立を目指す場合、現在の実力を見るうえで重要なのは、過去問の得点です。例えば、次のような見方をします。
- 第一志望の過去問で何割取れているか
- 合格最低点まで何点足りないか
- 科目ごとの得点バランスはどうか
- 英語で大きく失点していないか
- 選択科目で得点源を作れているか
- 複数年解いたときに得点が安定しているか
過去問の点数を見るときにも注意があり、9月や10月の段階で点数が低いからといって、すぐに諦める必要はありません。まだ過去問演習に慣れていない時期であれば、点数が安定しないこともあります。
一方で、11月末や12月になっても合格最低点にまったく届いていない場合は、現実的な併願戦略を強く考える必要があります。過去問の点数は、時期とセットで見ることが大切です。
年内に産近甲龍で合格最低点に届いているかも確認する
関関同立を目指す場合でも、年内には産近甲龍レベルの過去問で合格最低点に届いているかを確認してください。複数回解いたときに、3回中2回程度は合格最低点に届いていない場合、さらに下のレベルの大学も併願校として考えるべきです。
これは、関関同立を諦めるという意味ではありません。関関同立には挑戦しながらも、浪人を避けるために合格を確保する受験戦略を組むということです。
現実的には、次のような考え方が必要です。
- 関関同立は挑戦校として受ける
- 産近甲龍を実力相応校として考える
- 産近甲龍でも安定しない場合は、さらに安全校を用意する
- 公募推薦で合格を取れる可能性を探る
- 一般入試では複数学部・複数方式を検討する
「この大学より下は受けたくない」という気持ちは分かります。しかし、最終的に全落ちして浪人する可能性をどう考えるのかは、ご家庭で冷静に話し合いましょう。

受験校選びは「挑戦校・実力相応校・安全校」で考える
関関同立を目指す場合、受験校選びは1つの大学だけで考えず、基本は次の3つにわけてください。
- 挑戦校
- 実力相応校
- 安全校
挑戦校
挑戦校は、今の実力では届いていないが、最後まで目指したい大学です。
関関同立が第一志望であれば、ここに入ることが多いです。ただし、挑戦校だけで受験を組むとリスクが高くなりますので、次の実力相応校を選択肢に入れます。
実力相応校
実力相応校は、今の得点状況から見て、合格の可能性を現実的に考えられる大学です。過去問を解いたときに、合格最低点に届く年がある、または届きそうな距離にある大学が該当します。
安全校
安全校は、浪人を避けるために確保しておく大学です。「行っても良い」と思える大学であることが大切です。
名前だけで選ぶのではなく、学部・通学・就職・学びたい内容も確認してください。受験校選びでは、第一志望への挑戦と、進学先の確保を両立させる必要があります。

受験校選びでの公募推薦は「逃げ」ではなく受験戦略の1つ
関関同立を目指していると、公募推薦や併願校を考えることに抵抗を持つお子様もいます。そのようなときは、逃げの選択肢ではなく、受験戦略の1つだと考えてください。
なかでも、浪人を避けたいご家庭では、公募推薦で合格を取っておくことが精神的な支えになる場合も少なくありません。年内に1つ合格があるだけで、一般入試で関関同立に挑戦しやすくなります。
ただし、公募推薦を受けるかは、本人の気持ちも大切です。保護者の方が一方的に決めるのではなく、次の点を親子で確認してください。
- 浪人は避けたいのか
- どの大学なら進学しても良いのか
- 一般入試でどこまで挑戦したいのか
- 公募推薦の対策にどれくらい時間を使えるのか
- 第一志望対策とのバランスをどう取るのか
公募推薦を受ける目的は、関関同立を諦めることではありません。関関同立に挑戦するための受験全体の安定を作ることです。
受験校選びで保護者の方がやってはいけない伝え方
現実的な受験校選びを考えるうえで、保護者の方がもっとも注意すべきなのは伝え方です。次のような言い方は避けてください。
- 何割取れなかったら関関同立は受けさせないよ
- この点数なら志望校を下げなさい
- そんな実力で関関同立なんて無理
- 公募推薦でこの大学を受けなさい
- 浪人したくないなら親の言う通りにしなさい
- あなたは現実が見えていない
これらの言葉は、受験生のやる気を削ります。9月・10月・11月の段階では、本人はまだ必死に頑張っている時期です。
その時期に、保護者の方が現実を突きつけすぎると、本人のモチベーションを大きく下げてしまうことがあります。保護者の方が持つべき情報と、お子様にそのまま伝えるべき情報は違いますので、脅しの材料にしてはいけません。
9月〜11月は「脅し」ではなく「目標設定」として伝える
9月〜11月の段階では、現実的な数字をお子様に伝えるとしても、脅しではなく目標設定として伝えることが大切です。
- まずは過去問で何割を目標にして頑張ろう
- 合格最低点まであと何点か確認してみよう
- 今の点数から、次にどこを伸ばすか考えよう
- 先生にも今の得点状況を見てもらおう
- 12月に受験校を決めるために、今は目標を決めて頑張ろう
同じ数字でも、伝え方によって子どもの受け取り方は変わります。9月〜11月は、まだ無我夢中で努力させてあげる時期です。
現実を突きつけるよりも、目標を作り、その目標に向けて勉強する流れを作ってあげてください。
まとめ:12月以降は現実的な受験校選びに切り替えを
12月以降は現実的な受験校選びに切り替える必要があります。この時期になると、過去問の得点や合格最低点との差が見えてくるからです。
9月や10月の段階では夢を追わせる。12月以降は、数字を見て現実的に受験校を組む。この切り替えが大切です。
とはいえ、お子様が関関同立に行きたいといっているなら、その気持ちはまず尊重してください。
いきなり否定すると、親子関係がこじれやすくなります。大切なのは、希望を否定するのではなく、希望を叶えるために何が必要かを一緒に考えることです。
どの時期であっても、実際の受験校選びは、家庭だけで判断するのが難しい部分です。関関同立の過去問得点や合格最低点との差は、専門的に見たほうが良い場合があります。
不安な場合は、親子だけで判断せず、受験のプロに関関同立の過去問得点や併願校の組み方を客観的に確認してください。
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□関関同立に届いているか客観的に確認してほしい
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上記に1つでも当てはまる受験生は今すぐ無料受験相談にお問い合わせください。
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よくある質問(FAQ)
Q. 関関同立を目指す子どもの受験校選びは、いつから現実的に考えるべきですか?
A. 保護者の方は早い段階から現実的に考えておくべきです。ただし、子どもに強く伝えるのは12月以降で良い場合が多いです。9月〜11月は、脅しではなく目標設定として数字を使いましょう。
Q. 関関同立の模試判定が悪い場合、志望校を下げるべきですか?
A. 模試判定だけで志望校を下げる必要はありません。関関同立の形式に近い問題や過去問で何割取れているか、合格最低点との差がどれくらいあるかを確認してください。
Q. 関関同立の過去問で何割取れていれば安心ですか?
A. 大学・学部・年度によって合格最低点は異なります。そのため、単純に何割なら安心とはいえません。合格最低点との差を確認し、複数年の得点推移を見ることが大切です。
Q. 今の段階で関関同立の過去問が5割を切っている場合は厳しいですか?
A. 厳しい状況ではあります。ただし、すぐに諦める必要はありません。保護者の方は公募推薦や併願校を現実的に考えながら、お子様には目標設定として点数を伝えるのが良いでしょう。
Q. 産近甲龍の過去問で合格最低点に届いていない場合はどうすべきですか?
A. 年内に産近甲龍の過去問を複数回解いて、3回中2回程度は合格最低点に届いていない場合、さらに下のレベルの大学も併願校として考えるべきです。関関同立に挑戦しながら、合格を確保する戦略が必要です。
Q. 産近甲龍や他大学を併願するのは、関関同立を諦めることですか?
A. 諦めることではありません。併願校を用意することは、関関同立に挑戦するための受験戦略です。合格を確保することで、一般入試でも落ち着いて挑戦しやすくなります。
Q. 公募推薦は受けたほうがいいですか?
A. 浪人を避けたい場合は、公募推薦も選択肢に入れるべきです。ただし、本人が進学しても良いと思える大学か、第一志望対策とのバランスを取れるかを確認してください。
Q. 親が受験校を決めてもいいですか?
A. 一方的に決めるのは避けるべきです。保護者の方は情報を整理し、現実的な選択肢を示す役割です。最終的には本人の希望と家庭の方針をすり合わせましょう。
Q. 「この点数なら関関同立は無理」と伝えてもいいですか?
A. 伝え方には注意してください。9月〜11月は「無理」と突きつけるより、「何割を目標に頑張ろう」と伝える方が良いです。12月以降は、過去問得点をもとに現実的な受験校選びを話し合いましょう。
Q. 11月末時点で関関同立の合格最低点に届いていない場合はどうすればいいですか?
A. 関関同立の過去問だけでなく、併願校の過去問演習にも時間を割るべきです。第一志望に挑戦しつつ、受験全体で合格を確保する戦略が必要です。
Q. 受験校選びで保護者の方が一番気をつけるべきことは何ですか?
A. 子どもの夢を先に折らないことです。そのうえで、保護者の方は過去問得点や合格最低点との差を冷静に見て、現実的な併願戦略を準備しておきましょう。