「高校1年・高校2年の親として、今から何をしておくべきなのか」とお考えの方もいるのではないでしょうか。
こうした保護者の方にまずお伝えしたいのは、親が子どもの受験準備のストッパーにならないでほしいということです。
家で見せている姿だけを見ると、勉強する気がないように見えるかもしれません。しかし、塾の受験相談や第三者との会話の中では、以下のように、本人なりに考えているケースは少なくありません。
- 本当は勉強しないといけないと分かっている
- でも何から始めればいいか分からない
- 英単語を覚えようとしても頭に入らず、すぐに嫌になる
- 大学受験に興味はあるけれど、うまく言葉にできない
高校1年・2年生の受験準備では、親が前に出すぎるよりも、子どもの小さなやる気の芽を見逃さず、そっと後押しすることが大切です。
今回は、高校1年・2年生の親として受験準備で意識すべきポイントや、子どものやる気を消さずにサポートするための具体的な心構え・対応策をお伝えします。

高校1年・2年生の受験準備は、早く始めるほど有利になります。ただし、親が無理に動かそうとするのではなく、子どもが自分で動き出せるきっかけをつくることが大切です。まずは一度、お子さまの今の状態を相談してください!
高校1年・2年生の親は受験準備のストッパーにならないことが大切
冒頭でもお伝えしましたが、高校1年・2年生の保護者の方に一番伝えたいのは、子どものストッパーにならないでほしいということです。
- 家では勉強している姿を見たことがない
- 大学のことを真面目に考えているようにも見えない
- 勉強という文字すら感じない
そう見えることもあると思います。ただ、親に見せている姿と、塾や第三者の前で見せる姿が違うケースはよくあります。
子どもは親に対して、弱みを見せたくなかったり、恥ずかしかったりして、本音を言わないためです。
他方、塾の先生や第三者と話すと、以下のように意外と言葉にできることがあります。
- 本当はやらなあかんのは分かっている
- でもエンジンがかからない
- どうやって勉強したらいいか分からない
家で見える姿だけで判断しない
保護者の方からすると、今まで勉強してこなかった子どもをすぐに信じるのは難しいと思います。
- 「本当にやるの?」
- 「大丈夫なの?」
- 「また続かないんじゃないの?」
そう言いたくなる気持ちも分かります。ただ、せっかく子どもが少しやる気になったタイミングで、親がその火を消してしまうケースも少なくありません。
塾の受験相談で本人が「頑張ります」と言った。そこで保護者の方が、以下のように伝えてしまうとどうなるでしょうか。
- 「本当にやるの?」
- 「今までやってこなかったのに大丈夫?」
- 「まだちょっと微妙だと思うんです」
これでは、子どもは自信を持って前に進めませんよね。
高校生は、自分が今までやってこなかったことも分かっています。親にお金を出してもらうことも分かっています。
この状況下、親の前で「絶対やる」と強く言える子ばかりではありません。その小さなやる気を、親が引き戻してしまわないことが大切です。
高校1年・2年生でも受験準備への小さな火はついている
高校1年・2年生の段階では、受験勉強に対する意識がまだはっきりしていない子も意外にいます。ただ、完全に何も考えていないとは限りません。
- 「そろそろ勉強しないとな」
- 「大学受験ってどうしたらいいんだろう」
- 「このままで大丈夫なのかな」
こうした小さな気持ちが、本人の中にある場合があります。それはまだ大きな炎ではなく、本当に小さな火かもしれません。
しかし、その火が少しでもついているなら、そこに気づいてあげることが重要です。
小さなやる気は親には見えにくい
保護者の方は「家で勉強していないから、何も考えていない」と決めつけないでください。
子どもは、親に対して素直にやる気を見せないケースもしばしばあります。以下のような感情があるからです。
- 「勉強しようかな」と思っていても、親に言うのは恥ずかしい
- 本気で頑張ろうとしているけれど、失敗したら恥ずかしい
一方で、塾の先生や第三者には話せることがあります。親には言えなかった本音が、受験相談の場で出てくることもあります。
家で見える姿だけが、子どものすべてではありません。
親がやるべき受験準備は子どものやる気を後押しすること
高校1年・2年生の親が受験準備でやるべきことは、子どもを無理やり動かすことではありません。
子どもが少しでも動き出しそうなタイミングで、後押ししてあげることです。以下のような声掛けでも十分です。
- 「塾に行ってみる?」
- 「一回、話だけ聞いてみる?」
- 「こういう受験相談があるみたいだけど、気になる?」
大切なのは、親が決めつけないことです。「この塾に行きなさい」と押しつけても高校生はなかなか動きませんし、むしろ反発することもあります。
子どもが自分で選び取る形にする
高校1年・2年生の受験準備で大事なのは、子ども自身が「自分で選んだ」と思えることです。
- 「ちょっと話を聞いてみようかな」
- 「この塾なら自分に合うかもしれない」
- 「この先生の話なら聞いてみたい」
と本人が思えたら、そこから一気に動き出すことがあります。
親ができるのは、選択肢を見せることです。最後に選び取るのは、子ども本人だと考えましょう。
高校1年・2年生の受験準備はタイミングを逃さないことが重要
高校1年・2年生の子どもには、動かせるタイミングがあります。受験準備に向かいやすい波のようなものです。
例えば、共通テストの時期です。ニュースで共通テストが取り上げられたり、SNSで受験の話題を見たりすると、子どもも自然と大学受験を意識しやすくなるといった具合です。
- 「もう1年後か」
- 「あと2年後には自分も受験なのか」
このように、本人の中で少し現実味が出てくることがあります。同時に、親が受験準備の話をしやすいタイミングでもあるのです。
「今かな」という直感を大事にする
保護者の方は、子どもの小さな変化に気づく力を持っています。学校で嫌なことがあったとき、子どもが何も言っていなくても「何かあった?」と感じた経験があると思います。
- 「今、少し受験のことを考え始めているかも」
- 「そろそろ勉強しようかなと思っているかも」
- 「この話なら聞いてくれそうかも」
その直感を大事にしてください。子どもが少しでも受験に向き始めているときに、そっと以下の選択肢を出してあげるのです。
- 「こういう塾があるみたいだよ」
- 「話だけ聞いてみる?」
- 「無料で相談できるらしいよ」
親が参考書を買ってくるだけでは受験準備にならない

高校1年・2年生の親がやりがちなのが、良さそうな参考書を買ってきて「これをやりなさい」と渡すことです。
ただ、これはあまりおすすめできません。子どもが自分で必要性を感じていない参考書を渡されても、なかなか続かないからです
「また親が勝手に決めてきた」「やらされている感じがする」「自分で選んだわけじゃない」となってしまうこともあります。
親が全部決めると子どもは失速しやすい
大学受験の勉強は、自分で考えて進める力も必要です。親が参考書も塾も勉強内容も全部決めてしまうと、子どもが自分で考えなくなってしまうことがあります。
その結果、最初は動いても、受験の途中で一気に失速してしまうのです。大切なのは、親が全部用意することではありません。
子どもが自分で選び取れるように、選択肢を見せることです。
- 「こういう方法もあるみたい」
- 「この先生の話、面白そうやで」
- 「気になるなら一回聞きに行ってみる?」
このくらいの距離感がちょうどいいです。
高校1年・2年生で完全にやる気がない場合は難しいケースもある
- 本当にまったくやる気がない
- 大学受験にまったく興味がない
- 親が無理やり塾に連れてきただけ
どんな子でもすぐに受験勉強へ向かえるわけではなく、上記であれば正直かなり難しいです。
塾や受験相談でも、本人の中に少しでも火がなければ、動かすのは簡単ではありません。ただ逆に、本当に小さな火でもついていれば、変わる可能性はあります。
ちょっとした火があれば変われる
塾の先生や受験のプロは、お子さんや保護者の方の小さな火をどう大きくするかを考えます。
- なぜ勉強できていないのか
- どこでつまずいているのか
- 何があれば動き出せるのか
そういった部分を、コミュニケーションの中で探っていきます。保護者の方がやるべきことは、お子さんの火がつきかけた瞬間を見逃さないこと、そして消さないことです。
高校1年・2年生の受験準備に不安があるならマナビズムへ

高校1年・2年生の受験準備は、早く始めるほど有利です。ただし、親が無理やり進めても、子どもが自分で動き出さなければ長続きしません。
大切なのは、以下の点です。
- 子どもの小さなやる気に気づくこと
- その火を消さないこと
- 親がストッパーにならないこと
- 子どもが自分で選び取れるようにすること
マナビズムでは、高校1年・2年生の受験相談も受け付けています。
- 今の状態で受験準備を始めるべきなのか
- 本人にやる気があるのか分からない
- 家では勉強しないけれど、本当は何を考えているのか知りたい
そういった場合は、一度お子さまと一緒にご相談ください。
もちろん、本人の気持ちや覚悟がまだ整っていない場合は、無理に入塾をすすめません。今のお子さまに何が必要なのかを、一緒に整理していきます!
よくある質問(FAQ)
高校1年・2年生の親は大学受験準備で何をするべきですか?
高校1年・2年生の親が大学受験準備で意識すべきことは、子どもの小さなやる気を消さないことです。無理に勉強させるより、受験への関心が見えたタイミングで選択肢を出し、必要に応じて塾や受験相談など第三者につなげることが大切です。
高校1年・2年生で子どもが勉強しない場合、親はどうすればいいですか?
家で勉強していない姿だけを見て、「何も考えていない」と決めつけないことが大切です。本人なりに「やらないといけない」と思っていても、何から始めればいいか分からない場合があります。まずは責めるのではなく、話を聞く機会や受験相談の場を用意してあげましょう。
高校1年・2年生から塾に行かせるべきですか?
本人の中に少しでも受験への関心や危機感があるなら、高校1年・2年生から塾や受験相談を検討する価値はあります。ただし、親が無理やり決めるのではなく、「一度話だけ聞いてみる?」と選択肢として提示し、子どもが自分で選び取る形にすることが大切です。
親が大学受験の参考書を買って渡すのは効果がありますか?
本人が必要性を感じていない状態で、親が参考書を買って「これをやりなさい」と渡しても続きにくいです。高校1年・2年生の受験準備では、参考書を与えるよりも、本人が何に困っているのかを整理し、自分で勉強方法を選べるように支える方が効果的です。
高校1年・2年生の受験準備はいつ始めるのがよいですか?
早く始めるほど有利ですが、無理に始めさせるよりも、子どもの中に受験への関心が出たタイミングを逃さないことが大切です。共通テストのニュースを見たときや、本人が「そろそろ勉強しないと」と口にしたときは、受験準備を始める良いきっかけになります。