理系数学勉強法【早慶上智レベル】
更新日: (公開日: ) MATHEMATICS-SCIENCE
このページでは、早慶上智レベルの理系数学の勉強法を紹介します!
具体的には、オススメの参考書やルート、勉強法を解説していきます。
そもそもの数学全体の勉強法を確認していない人は、「数学の勉強法【共通編】」を先にご覧ください!
また、「理系数学の勉強法【産近甲龍・日東駒専レベル】」や「理系数学の勉強法【関関同立・GMARCHレベル】」の勉強法とかぶる部分も多いので、こちらも参考にしてください。
教科書レベルの問題の理解と暗記
1段階目で使用する参考書は「やさしい高校数学」という参考書を使っていきます。
やさしい高校数学ⅠA・やさしい高校数学ⅡB・やさしい高校数学Ⅲと三冊ありますので、そちらをまずこなして習得を図って下さい。
産近甲龍・日東駒専レベル、関関同立・GMARCHレベルの勉強法で解説している内容と変わりません。
パターン問題の解法の暗記、演習
パターン問題の解法の暗記と演習(アウトプット)を一緒にお話をしていきたいと思います。
まず「文系の数学重要事項完全習得編」、「基礎問題精講数学Ⅲ」に取り組み、それが終われば「数学重要問題集理系編」に取り組みましょう。
ここまでは、関関同立・MARCHレベルと同じです。詳しくは、「理系数学【関関同立・MARCHレベル】」をご覧ください。
そして、「文系の数学重要事項完全習得編」「基礎問題精講」が終われば
「数学重要問題集」という参考書に取り組んでもらいたいと思います。
ここからは、関関同立・MARCHレベルと違うところです。
関関同立・MARCHレベルでも「数学重要問題集」のAとBの問題に取り組んでもらいましたが、
早慶上智レベルではCの問題まで取り組んでいただきます。
「重要問題集」の使い方としては、まずAを、そしてBそしてCを完璧にするという流れで使用していただきたいのですが、Bを終えてCの問題に取り組む際に使用していただきたいアウトプットの参考書があります。
アウトプットでの演習
それが、「イチから鍛える数学演習10min」です。そしてさらに「合格る計算 数学Ⅲ」も同時に使用していってください。
なので、「重要問題集」のBが終わったタイミングで3つを平行していく形になります。
「イチから鍛える数学」の目的としましては、今まで身に着けてきた武器をしっかりと自分で使いこなせるようになるということです。
「合格る計算」の使用目的は「理系数学【関関同立・MARCHレベル】」でも述べたように計算力の向上です。
ペースとしては、「イチから鍛える数学10min」に関しては1ヵ月もあればすぐに終わります。また「10min」が終われば、「イチから鍛える数学20min」に進んでいってください。
「合格る計算」は長期的に入試当日までずっと使っていく流れになります。
また、「イチから鍛える数学10min」が終われば絶対に使ってほしい超一流の参考書があります。
その参考書が「微積分基礎の極意」です。
何か軽めのアウトプットの問題集を一冊挟んでからやると本書の良さがより一層分かると思います。この参考書の素晴らしい点は微積分のイメージ・感覚・背景に焦点を当てた部分です。
教科書や応用のパターン問題集では決して扱うことのない間隔というところを磨くために使う参考書になります。
中々、一周目からこの本をバリバリ解けるようになることは厳しいのですが、これを一冊終えたら微積分に関してはもう怖いものはないと思っていいでしょう。
話しは少し戻りますが、「10min」が終われば「20min」とこの「微積分基礎の極意」を平行していく形になります。
この2つの参考書はほぼ同じタイミングで終わるはずなので、それが終われば「イチから鍛える数学演習30min」に進んでいくようにしましょう。
「30min」は本当に余裕がある人だけで構いませんが、理系の中でも特に難しいと言われている早稲田の理工学部、慶應の理工学部、この2つの学部を受験する人は絶対に「30min」まで取り組むようにしてください。
「30min」は早くて2ヵ月ぐらいで完成すると思うので、
早稲田の理工・慶應の理工を受験する人は11月末までに20分バージョンと基礎の極意を終えておく必要があります。
最後に自分が志望する受験する大学の赤本を解いてメンテナンスをおこなって下さい。
以上、早慶上智レベルの参考書の紹介でした!
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